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2017.8.25

水中での呼吸が可能に!?クラウドファンディングで失敗した実現不可能だった夢の製品たち

水中での呼吸が可能に!?クラウドファンディングで失敗した実現不可能だった夢の製品たち

クラウドファンディングでは夢のようなプロジェクトが数多くあり、今まで実現できなかったものが、支援者による協力と出資金により達成できたというケースばかりです。しかし、そんな中あまりにも”実現不可能”と思われるプロジェクトを考案し、実行しようと試みた事例がいくつかあります。

そこで今回は「クラウドファンディングで失敗した実現不可能な製品」を5つ紹介したいと思います。以下をご覧ください。

45分間の水中呼吸を可能にする人工のエラ「Triton」

アメリカのクラウドファンディングサイト・Indiegogoを通じて、資金調達が行われた水中酸素呼吸器『Triton』は、人工肺にも使われるホローファイバーを使用し、45分間の水中呼吸を可能にする機能を搭載する予定でした。

計画は順調に進んでいるように思えましたが、現在のテクノロジーを考慮すると開発は厳しいと判断が下され、1億円以上の出資金が集まったにも関わらずプロジェクトは中止となり、全額支援者の元に返金されました。

なお、開発自体は継続されているため、近い将来実現可能となる日が来るのではと期待が寄せられています。

UbuntuOSスマートフォン「UbuntuEdge」

ロンドンに本拠地を置くIT会社・カノニカルが、2013年にパソコンの性能も搭載した高機能スマートフォン『Ubuntu Edge』を開発を試み、注目を集めました。

資金調達開始からわずか5時間で100万ドルを集めるなど、プロジェクトは順調に思えましたが、最終的には目標金額の4割程度しか集まらず、プロジェクトは白紙状態に陥ったのです。

レーザーで毛を剃る未来のカミソリ「Laser Razor」

肌を傷つけて”肌負け”しがちなカミソリの悩みを払拭した新型カミソリ『Laser Razor』は、ブレードの代わりにレーザーを照射して毛を剃るといった画期的な技術をもとに、世界最大のクラウドファンディング・Kickstarterを通じて開発に挑みました。

400万ドルもの支援金を集めましたが、動作可能なプロトタイプが用意されていないという理由により、プロジェクトは中止。その後、『Laser Razor』を運営していた会社がIndiegogoを通じて新たに『The Skarp Laser Razor』を開発しましたが、こちらでもスケジュールのズレなどが生じ、支援者からの不満が募る結果となっているようです。

ロボトンボ「Robot Dragonfly」

名前の通り、トンボのように羽ばたく新型ロボットとして注目を集めた『Robot Dragonfly』は、およそ1億円以上の資金調達に成功しました。

ところが、いざ製作に打ち込んでみると、ロボットの羽の上下運動がうまく操縦できず、製品として成立しないまま支援金は底をついてしまったのです。

試作段階でお金を使い切ってしまったため、支援者の元には製品どころか出資金すら届かないまま、プロジェクトは終了。資金調達には成功しましたが、製作のプロセスには大いに失敗した事例となりました。

ニューヨーク・シティ・オペラ

アメリカにある歌劇団『ニューヨーク・シティ・オペラ』は、ニューヨークに住む一般市民の誰もがオペラを無料で鑑賞できるといった夢のようなプロジェクトを考案しました。

1943年に設立され、70周年を迎えた2013年に本プロジェクトを試みましたが、当時経営が難航していたため、クラウドファンディングを通じて100万ドルの資金調達を開始したのです。

しかし、実際には30万ドルほどしか集まらず、2013年10月には破綻申請をする羽目となり、記念すべき70周年の秋に歌劇団ごと幕を閉じる事態となりました。

まとめ

いかがでしたか。今回は「クラウドファンディングで失敗した実現不可能な製品」について紹介しました。

クラウドファンディングは本来失敗するケースの方が多く、たとえばKickstarterを介して実行されたプロジェクトの成功率は、2015年の時点で35%と言われていました。成功するから目立つのであり、その裏では失敗に陥ったプロジェクトもたくさん存在しています。そんな成功するのが難しい世界ではなおさら、非現実的で実現不可能な製品は成功しにくく、協力しようと考える支援者も増えません。今後クラウドファンディングを活用する方は、”夢のまま”で終わるものではなく、”実現可能な夢”のプロジェクトを実行するよう心がけましょう。

 

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