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2017.2.15

海外の主要な【寄付型】クラウドファンディングの比較/まとめ

海外の主要な【寄付型】クラウドファンディングの比較/まとめ

今回は国内の寄付型のプラットフォームに続いて、海外の寄付型のプラットフォームについて述べていきたいと思います。国内では比較的注目度の高い寄付型のクラウドファンディングですが、海外では購入型や投資型と比べるとまだ普及しているとはいえません。

その中でも、近年注目を集めているプラットフォームをご紹介していきます。

GoFundMe (アメリカ)

GoFundMeはアメリカで2010年にサービスを開始した寄付型クラウドファンディングです。家族や友人、病気などの個人的な問題を乗り越えるために寄付を募る人たちのプロジェクトが中心です。プロジェクトを見ると、慈善活動や洪水など災害被害に対する支援から、個人の引っ越し費用を募るものや、ペットの医療費を募るものまで幅広く存在します。日本における寄付型のクラウドファンディングが社会貢献的な事業や公共性の高いプロジェクトが中心なのに対し、GoFundMeは個人的なドネーションを求めるのにも活用されています。

GoFundMeのビジネスモデルは、まず寄付を集める人に自分でページを作ってもらい、目標金額やその目的・用途、写真などをアップロードしてもらいます。寄付した人は投稿ページにコメントを残すことができ、Facebookやツイッターなどのアプリにも連動が可能なため、拡散することで支援の輪を広げることができます。GoFundMe側は支援者の寄付で集めた金額の5%を受け取り、運営費用に充てています。また、他のクラウドファンディングのプラットフォームと異なり、締め切り期限などはありません。

直近では募集が開始されてから2日間で過去最多となる310万ドルもの資金を集めたりと、社会的にも広く認知されており、現在までのユーザー数は2,500万人、累計寄付額は30億ドルに達しており、個人への投資が可能なプラットフォームとしては有数の投資金額を集めています。

Crowdrise (アメリカ)

2010年にミシガン州デトロイトを拠点としてサービスを開始した、米ハリウッド俳優のエドワード・ノートンらによって設立されたチャリティー中心のクラウドファンディングサービスです。レディー・ガガといった著名なセレブが利用していることも話題になりました。プロジェクトの内容としてはネパール地震など、災害後の復旧支援から医療費、学費などさまざまなカテゴリに渡りますが、中でも非営利団体のプロジェクトのみを取り扱っています。現在までに累計150万ほどのプロジェクトが施行され、設立から4年経った2014年の時点で2300万ドルの支援額に達しています。Crowdriseの手数料としては、個人的な問題に対しては3-5%、チャリティーについては5%を徴収します。

また、特徴としてイベント形式のプロジェクトが多いため、GoFundMeと比べてプロジェクト日時がしっかりと設定されるため、寄付が行いやすいことが挙げられます。他にも、自分の気に入ったプロジェクトにチームメンバーの一員としてサポートすることができるなど、支援を拡大していく仕組みが用意されています。また、アメリカで有名な歌手のテイラー・スウィフトがと癌と戦う少女に5万ドルを寄付した事例もあり、セレブによる社会貢献が行なわれているプロジェクトもたくさん存在します。

Justgiving (イギリス)

Justgivingは2001年にイギリスで設立された世界最大級の投資型クラウドファンディングのプラットフォームです。2010年以降は、Justgivingの日本バージョンとしてJapangivingがサービスを開始し、日本でも有数の寄付型クラウドファンディングサイトとして拡大しています。

今まで164ヶ国以上の人々を支援しており、延べ42億ドルの支援を達成しています。プロジェクト内容は被災地の支援や途上国の支援など、社会的意義があるプロジェクトが中心で、NPO、NGOなどの非営利団体が資金調達に活用しています。寄付型のクラウドファンディングの特徴でもある、寄付金の使い道を寄付者にフィードバックすることが行われており、支援者が寄付によって達成された事項を具体的に把握することができます。他にも特徴的な点して、Japangivingと共通したスキームが存在し、「チャレンジャー」として個人のチャレンジ内容や目標金額を設定し、そのチャレンジに共感する他者から寄付を募り、集まった資金を自分が支援したいプロジェクトに寄付できることがあります。

さて、ここまで購入型、投資型、融資型、寄付型の国内/海外におけるクラウドファンディングのプラットフォームを比較しながらまとめてきました。これらの情報や記事が、今後クラウドファンディングを活用して資金集めや、支援/投資がしたい方のご参考になれば幸いです。

まだまだ市場が成長期であるクラウドファンディングは、今後新たなプラットフォームが数多く生まれてくることが予想されますが、それぞれの特徴を把握して、個人の支援目的や方法に合った形でクラウドファンディングを活用することで、国内の市場はさらに活性化していくと考えられます。

 

<参考にしたもの>

Fred Wilson Leads $23M Funding In CrowdRise, A ‘Charity Water’ For Everyone

GoFundMeの寄付総額が30億ドルを突破、過去5ヶ月間だけで10億ドルの伸びを見せる

http://forbesjapan.com/articles/detail/12524

Fred Wilson Leads $23M Funding In CrowdRise, A ‘Charity Water’ For Everyone

 

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https://www.en-jine.com/blog/articles/141

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