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2017.2.9

クラウドファンディングの飲食/グルメ関連プロジェクトの事例/成功例まとめ

クラウドファンディングの飲食/グルメ関連プロジェクトの事例/成功例まとめ

今回は、クラウドファンディングの飲食/グルメ関連プロジェクトの事例・成功例について考察していきます。
都内で飲食店を開業するには平均1,000万円以上必要と言われておりますが、実際に不特定多数の人達から資金を調達し開業に導いた成功者たちは、どのようなプロセスを経て今に至るのでしょうか。
いくつか見ていきましょう。

SABAR

2014年、鯖寿司専門店”鯖や”をバックに、『まだ出会ったことのない「とろさば」との出会いの場』のコンセプトのもとオープンした、とろさば料理専門店”SABAR”。
大阪、京都、東京に店舗を構えており、2016年夏にはシンガポールにも進出を遂げています。
そんな”鯖や”ですが、自己資金ではなくクラウドファンディングを活用して”SABAR”を開店させたのです。
というのも、実は”鯖や”は当時倒産すれすれ状態であり、経営的に危機的な状況下に置かれていたのです。
PR活動に精を入れ、自費出版で鯖に関する本を出したり、鯖のバイクやバスを作ったりと、貯蓄に余裕はなかった状況だったそうです。
そんな最中、クラウドファンディングを活用し、大阪と京都を合わせ3店舗同時オープンといった賭けに出たのですが、実際にオープンしたところ、1,000人以上の人からの出資を受け、およそ3,500万円の資金調達に成功しました。
代表取締役の右田孝宣氏は、成功した理由を「自身の鯖に懸ける情熱」にあると分析しています。
たとえば、サイト上のプレゼンテーションで自分がどのように鯖と向き合ってきたか、今後鯖を活かして何を行っていくのかなど、鯖に対する情熱を熱弁し、出資者の心を揺るがす説得を実践しました。
その甲斐あって事業としては成功し、次第にメディアなどでも取り上げられ、人気度と知名度を上げることにも成功したのです。

http://www.inshokuten.com/foodist/article/1265/
http://sabar38.com/

おいしいプラス

「化学調味料、保存料、着色料、香辛料不使用」かつ「カロリー500kcal以下、糖質40g以下」を売りにしている弁当屋”おいしいプラス”は、クラウドファンディング社自らが出店の話を持ち掛けたことをきっかけにオープンしたことで有名です。
会席料理店”えさき”の店主・江崎新太郎氏は、多忙を理由にクラウドファンディングからの持ち掛け話を断ってきましたが、「500kcal以下、糖質40g以下のヘルシーかつボリュームのあるお弁当」のコンセプトの提案に共感し、開店することを決意しました。
クラウドファンディング社が立ち上げた”jitsugen”というプラットフォームを通じて、一口50万からの出資を募りましたが、わずか数時間で3,500万円までに達したのです。
この成功の背景には、やはり「健康志向」という今の時代にピッタリのコンセプトを掲げたことにあります。リスクがあるとはいえ、顧客にとって需要がある内容であれば出資者もお金を出す価値があると見込み、その事業の成功に貢献しようと考えてくれます。
顧客と出資者のニーズおよび時代の流行に応えたコンセプトでスタートさせたことが、”おいしいプラス”の成功と言えるのではないでしょうか。

http://www.oishiiplus.com/
https://jitsugen.co.jp/

ローストホース

日本一の馬肉専門店の名を掲げて馬肉料理を提供している”ローストホース”は、2014年に”Makuake”を通じて「日本一の馬肉専門店で、石窯で焼いた最高のローストホースを食べさせたい!」というプロジェクトが開始されました。
このプロジェクトを支援した506名のサポーターのみが会員権を手にし、現在では完全会員制の店となっています。そのため、一般人は会員権を持つ知り合いに連れて行ってもらうシステムになっています。
実際に”Makuake”を活用した資金調達を行ったところ、目標額の300万はわずか9時間で集まり、最終的には600万以上の出資額が募りました。
オーナーの平山峰吉氏は、かつて渋谷にある”ロッキー馬力屋”で店長を務めており、その際お客さんとして来ていたサイバーエージェントの社員の方から”Makuake”の存在を教えてもらったことがきっかけで始めたそうです。
IT系には弱かったという平山さんですが、クラウドファンディングを通じて資金提供を受けられたのは、人との縁だったと分析しています。
そういったお客さんとの出会いに始まり、開業資金を提供してくれる優良な顧客をつかまえることで資金調達が成功したため、人とのつながりがカギとなったそうです。

https://www.makuake.com/project/roasthorse/
http://www.dreamgate.gr.jp/news/4787

まとめ

今回はクラウドファンディングを活用した飲食店について紹介してきました。
クラウドファンディングを活用し成功を収めた飲食店というのは、まだまだ稀有な存在ですが、資金提供に協力してくれた出資者は、自らがお金を出した店がオープンするとなると訪れるにちがいありません。
こじんまりと自己資金で行う店以上に、ファンを掴みやすく店の評判が広まりやすくなります。
たしかなブランド力を確立すれば、繁盛するスピードも早まるのではないでしょうか。

 

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