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2017.3.29

日本や海外の融資型クラウドファンディングの成功例/事例まとめ

日本や海外の融資型クラウドファンディングの成功例/事例まとめ

今回は国内海外問わず、融資型クラウドファンディングの成功事例についてまとめ、考察していきます。
融資型のクラウドファンディングは、株式型、投資型と同様に、「金融型クラウドファンディング」から枝分かれしたうちの一つです。貸付型とも呼ばれており、貸金業法上の貸金業者登録を必要とします。
また、資金提供を求める出資者に対して、投資家がクラウドファンディング運営事業を介して少額の貸し付けを行う仕組みのことを言います。
国内のクラウドファンディングでは、金商法(金融商品取引法)の規制を受けないなどの理由から、購入型が主流で認知度も高いです。
しかし、世界全体のクラウドファンディングの内訳を見てみると、以下のような結果となります。

  • 融資型‥‥54.1%
  • 投資型‥‥4.6%
  • 寄付型‥‥34.3%
  • 購入型‥‥7.0%

ご覧のように、購入型はマイノリティーな立場で、融資型クラウドファンディングが過半数を占めています。
そんな融資型クラウドファンディングを活用したプロジェクトのなかで最も代表的な例を見てみましょう。

 国内事例:Crowd Bank「カンボジアプロジェクト」

https://crowdbank.jp/

①概要:Crowd Bankとは、日本クラウド証券が運営している、新興国の貧困層への支援を目的としたクラウドファンディングサービスであり、一般個人でも多くの方が資金を預け、資産を運用することにより、好利回り案件への投資を可能にした、新しい資産運用サービスです。平均利回りは6.78%で、投資初心者から上級者まで、すべての人に適した運用が施されております。

②事例:「機会の均等を通じた貧困削減」を目指しているNPO法人・Living in Peaceは、Crowd Bankを介して、カンボジアの貧しい人々への資金提供を行う「カンボジア マイクロファイナンスプロジェクト」を施行しました。マイクロファイナンス機関を通じて、そうした貧しい人々を低金利かつ無担保で生活改善のための資金を融資し、そのお金で牛や豚を調達し事業を営むことが可能となります。1日100円以下での生活を送る人が多いカンボジアでは、慈悲的なサポートをするのではなく、小口の融資提供、すなわち低金利にすることで、貧困からの脱出や自らの生活意識への生育などにも期待を寄せました。

実際に資金調達を行ったところ、目標金額を上回る5,274万円の出資金が募り、プロジェクトはめでたく成功を収めました。最低投資額が10,000円と高額な設定をしなかったことが、支援者にとってサポートしやすかったのではないでしょうか。

海外事例:SoFi

https://www.sofi.com/

SoFi(Social Finance)は2011年にアメリカ・スタンフォード大学の同級生らによって設立された企業であり、融資型クラウドファンディングのプラットフォームです。学生向けローンを専門とすることによって、貸し倒れリスクを減らす狙いもあります。スタンフォード大学やハーバード大学など、卒業後の高い収入が見込まれる大学の卒業生が現役の学生にローンを貸与する仕組みを実践しています。
アメリカのサイト・Crowdfund Insiderによると、SoFiは2015年4月の時点で20億ドルの出資額が募ったと表明しており、このまま軌道に乗れば30億ドルを超すだろうとの期待も含ませていました。大学生が安心できる状況を提供しているため、商業的にも環境的にも成功を収めた事業と言えるでしょう。

海外事例:Lufax

https://www.lu.com/

Lufaxは2011年に中国・上海で設立された融資仲介サービスで、小規模で借入手段のない企業をターゲットにしています。また、評価額が185億ドル(約2兆円)と、未上場のフィンテック企業の中では世界最大の評価額を誇る企業でもあります。中国でインターネット企業による金融サービスが活発になったのは2013年からであるため、それ以前より開始された本サービスは、中国のインターネット金融の先駆けとも言えます。

まとめ

今回は融資型クラウドファンディングの成功事例/まとめについて、代表的な例を紹介しました。国内で融資型クラウドファンディングを運用している会社の数は少ないですが、世界のクラウドファンディング市場規模としては融資型が過半数を占めています。
クラウドファンディングといえば新しい事業を立ち上げたり、クリエイティブなアイデアを実現化させたりというのが主流ですが、上記のような学生を対象としたローンなどにも活用されることがあります。日本でもこうした動きが将来的に増えていくのではないでしょうか。

<参考にしたもの>

https://www.crowdfundinsider.com/
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/
http://www.fsa.go.jp/singi/

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https://www.en-jine.com/blog/articles/1010

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