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2018.7.9

写真集を自主出版するための必要な方法や費用まとめ

写真集を自主出版するための必要な方法や費用まとめ

電子化が進んでいる昨今、グラビアやペット、風景などを写した写真集の市場はいまだ拡大中です。では、そんな写真集を自主出版するには、一体どのような方法が必要で、また、費用はどのくらいかかるのでしょうか。今回は「写真集を自主出版するための必要な方法や費用」について紹介していきます。

写真集を自主出版する流れ

まず、写真集を自主出版する際の流れについて説明していきます。

作りたい写真集をイメージ

他の写真集を参考にしながら、ターゲットや購入シーンなどを想定し、制作する写真集のイメージを固めていきましょう。この時点で写真集のタイトルを仮決めしておくと、内容をより具体的にすることができます。

サイズ・ページ・部数の決定

イメージが固まったら、それに合ったサイズ・ページ・部数などを決定していきます。ライトなイメージに仕上げるのであればソフトカバー、重圧感を出すならハードカバーといったように、目標とする写真集のイメージに沿った制作を行いましょう。ちなみに部数に関しては、初めて制作するのであれば200部が目安です。

写真撮影・構成

写真集の具体的なプランが出来上がり次第、載せる写真の撮影に取り掛かります。その際、想定している写真数の1.5倍~2.0倍の数は撮影しておいた方が良いです。そこから構成を考えつつ絞り込んでいき、どのページにどの写真を載せるかなどの制作過程を踏んでいきましょう。プリントアウトしたものを実際に並べて作っていくと効率が良くなります。

修正・編集

構成も決まり、写真集を制作する段階を踏めば、あとは修正と編集です。少しでも良い作品に仕上げられるようにしましょう。

印刷・製本

修正と編集が全て完了すれば、あとは印刷へ取り掛かります。実際の刷り色を確認したい場合、本機校正やプルーファー校正などもできます。色味が良ければ、本刷り、製本を行い、完成です。

自主出版に必要な費用

写真集を自主出版する際にかかる費用は、写真集のサイズ、カバーの種類、ページ集、増刷数、また撮影するスポットなどによって大きく変動します。以下の図は株式会社ブックコムが運営する「自費出版の会」が提示したデータです。

B5サイズ(W182×H257mm)

A4サイズ(W210×H297mm)

追加で編集やデザイン、レイアウトなどのこだわりを強くしたり、原稿整理やリライト、ライティングなどが必要だったりすると、別途費用がかかってきます。撮影スポットが国内なのか海外なのかによって渡航費が加算したり、被写体に有名タレントを使うとギャラが発生したりと、写真集の中身によってかけられる費用は左右されます。

<引用サイト> http://www.bookcom.net/

写真集を自主出版するメリット・デメリット

メリット

自主出版で写真集を出すメリットは、自分独自の世界観を全面に出せるということです。SNSを通じて自分の写真を広く公開できる昨今、世界中の人々に自分の魅力的な写真を見てもらえますが、それは無償で作品を世の中に発信していると言えます。自主出版という形であれば、リアルな著作物なので、自分の作品を広く世界にPRしつつ、同時に無断転載のリスクを防ぐことにもつながります。自由に自分を魅せられるだけでなく、それを作品として発信できるのは、自主出版ならではの特権です。

デメリット

写真集のみならず他の出版物もそうですが、自主出版におけるデメリットはとにかく費用がかかるという点です。上記の通り、自主出版で写真集を制作するとなると、安くても15万円以上はかかってしまいます。もちろん費用を抑えて制作することも大いに可能ですが、そのせいでクオリティの低い作品になってしまうと、せっかく費用をかけて作った意味がなくなってしまうため、その辺のバランスを自分で図りながら制作するのは、そう簡単なことではありません。

クラウドファンディングで話題になった写真集事例

自主出版で写真集を出す場合、出版にまつわる補助金ないしは自己資金に頼るかのいずれかだと思います。ところが、最近ではクラウドファンディングを活用して写真集を出す人も多く、また、出版特化型クラウドファンディングもリリースされているほど、出版とクラウドファンディングの相乗効果は凄まじいものとなっています。では、そんなクラウドファンディングを活用した写真集について2つほど事例を見てみましょう。

後藤郁 ✕ フォトグラファー魚住誠一
女優の可能性を広げるための写真集を作りたい!

https://greenfunding.jp/lab/projects/

アイドリング!!!の元メンバーである後藤郁さんが、魚住誠一監修「月刊」シリーズのクラウドファンディング企画による写真集「残香」をセルフプロデュースし、GREENFUNDINGにて目標額の200万円を大きく上回る5,478,535円の資金集めに成功しました。後藤さんは4年間アイドリング!!!メンバーとして活動し、その後1年半の間活動休止、2016年2月に女優として再開。女優としての可能性を見せられるものにしたい!という思いから始まったこのプロジェクトは、アイドルから女優に転身した後藤さんにとってセカンドキャリアの一つの道となっています。

アイドリング!!!時代から人気が絶えなかった後藤さんの写真集を希望するファンは多く、プロジェクト開始から3時間弱で81%、なんと半日で目標額に達成。240名の支援者には、後藤さんからのお礼メッセージ、写真集、限定DVD、レセプションパーティ招待、ポスターなどに加え、魚住さん演出による後藤さんとの2ショット写真、後藤さんも参加する編集会議への招待など、豪華なリターンが用意されていました。

「三角コーンのある風景」を集めた写真集(第2号)を作って世界で売りたい!

https://camp-fire.jp/projects/view/63783

街中でたびたび見かける「三角コーン」を主役にした写真集の出版プロジェクトが、現在CAMPFIREを通じて実施されました。このプロジェクトを立ち上げたアートプロデューサーの谷口純弘さんは、2010年から「三角コーンのある風景」をテーマに2,000枚以上の写真を撮影しており、今回それらを収めた写真集「cone and the city」の出版を東京と台湾で敢行。クラウドファンディングを通じて、写真集のための印刷費の獲得と、コーン写真の認知度向上を目指すといいます。

谷口さんが撮影するコーン写真はどれも個性豊かな作品ばかりで、万博記念公園やエッフェル塔下、その他撮影スポットにふさわしい場所で”コーン映え”する写真がずらりと揃っています。中でも数え切れないほどの三角コーンを一カ所に並べて撮影したアートインスタレーションは斬新なアイデアと独特の世界観に包まれた光景です。本プロジェクトは目標額20万円でスタートしましたが、182名の支援者から756,400円の資金調達に成功しています。リターンには谷口さんのサイン入り「cone and the city」のほか、支援者が希望する場所で展覧会が開催できる権利などがあります。

まとめ

さて、今回は「写真集を自主出版するための必要な方法や費用」について紹介しました。自主出版で写真集を出すと、自分の世界観や好きなものを全面的に押し出せる一方、その費用は全て自分が負担しなければならないという弊害も生じます。

しかしクラウドファンディングを活用すれば、資金面に問題を抱えず自分の好みを世に発信できるため、市場がますます拡大している写真集業界において、今後クラウドファンディングが活用される機会は増えていくと予想されます。

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