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社内新規事業プログラム「HIRAKU」の変革:応募数3倍増へ、応募者の「キャリアを開く」制度

会社名
大東建託株式会社
業種
不動産業
従業員数
18,814人(連結)
課題
事務局の「見えない業務」を自動化し、効率的にプログラムを運営する仕組みが必要
都道府県
東京都

今回は、大東建託グループの社内新規事業プログラム運営を務める遠藤様に、プログラムの概要、Throttleの導入背景、そして導入後の顕著な効果について話を伺いました。

社内新規事業プログラムをリニューアルし、新たな挑戦へ

複数の関連会社・グループ会社とともに、物流やホテルなどの事業開発にも挑戦

遠藤様:

大東建託グループは、いわゆる賃貸管理会社であり、建築も含めて事業を行っています。事業セグメントとしては、建てるところ、貸すところ(賃貸)、管理のところがあり、「大東建託」「大東建託リーシング」「大東建託パートナーズ」の3社を中心に、グループ会社が多数存在しています。直近では、デベロッパーとして物流やホテルなどの事業開発にも取り組んでおり、セグメントを増やしています。

大東建託グループのパーパス、社員のキャリアへの思いに基づき、制度を大きくリニューアル

遠藤様:

社内新規事業プログラムは、2020年に「ミライノベーター」としてスタートしました。毎年100件を超える応募件数を集め続け、今年で6年目、7回目を迎えました。今年から制度を「HIRAKU」としてリニューアルし、グループパスとして2023年に設定された「託すをつなぎ、未来をひらく。」を体現する制度です。また、この制度の目的として、社員に「自分のキャリアをひらく」という側面も重視しています。大企業の中でも自分からアクティブに事業を作っていく、仕事を作っていく人間になってほしいという思いがあり、その経験の場、スキルを身につける場として位置づけ運営しています。

運営チームの「見えない業務」の削減のため、Throttleを導入

限られた人数でプログラムを運営するため、「見えない業務」による負荷が増大

遠藤様:

他社では4〜5人で運営されているケースがある中、大東建託では運営チームの人数が1〜2人という限られた人数で長年プログラムを運営していました。運営の一般的な課題として、社内との接着点になる能力や、新規事業を理解し説明できる機能の不足が挙げられますが、特に導入につながった要因は、運営チーム独特の「見えない業務」の多さでした。
例えば、応募された書類をPDFやPowerPointに名前を変えたり、社員番号順や応募順に並べ替えたり、応募者の名前や事業名を記載したりといった細かな手作業が、毎回100件を超えるたくさんの応募を頂ける環境だからこそ多く発生しておりました。

より効率的にプログラムを運営するため、Throttleを導入

遠藤様:

このような「見えない作業」を自動化・システム化したいと考え、運営業務の削減を実現できるシステムを求めていました。
他にも運営業務を知っている人でないと運営できない状態から脱却したいという意図や、M&Aなどでグループ会社も増加する中で、各社導入ツールがバラバラなどの環境もありました。そんな中でもテキストでの簡易なコミュニケーションを適切に回していきたいというニーズもあり、新規事業を理解している開発元であれば、アジャイルで早い機能開発や要望への前向きな対応が期待できると判断し、Relicさんの提供しているThrottleを導入しました。

大東建託株式会社_画像①

応募数が例年の3倍まで成長!!Throttle内でのコミュニケーションを通じて、提案の質を高めるだけでなく、応募者の特性・スキルも可視化

結果的に応募のハードルが下がり、応募件数を例年の3倍まで引き上げることに成功

遠藤様:

本プログラムでは、毎年100件以上の応募件数ではありましたが、今年は例年の約3倍に当たる300件を超える応募を集めることができました。
社内アンケートでも、Throttleの導入により、応募のハードルが下がった点は評価が高く、昨年までは応募時にスライド作成ツールを活用しながら、テキストや図を入力する必要があったのに対し、Throttleではテキストだけで応募できるようになったため、応募のしやすさが格段に向上しました。
応募件数が例年の約3倍に増えたため、通常であれば運営の「見えない業務」もさらに多くなり、かなり大変な状況になりますが、Throttleを活用して応募アイデアを効率的に管理できたことで、例年であれば大きな負担となる業務も大幅に軽減することができました。

Throttleのチャット機能を用いることで、応募者サポートの効率化と提案の質向上を実現

遠藤様:

また、応募者をサポートするプロセスにおいても、Throttleのチャット機能を活用することで、より効率的なサポートを行うことができました。弊社ではグループ会社間でコミュニケーションツールが異なるため、これまではメールでやり取りを行っており、メンタリング1つとってもかなり大変な作業でしたが、Throttleによりグループ横断のチャット形式で全員が同じフォーマットで会話ができるようになったため、メンター側としては応募者のサポートが格段に楽になりました。
運営メンバー間でも、Throttle内のチャット履歴を通じて、他のメンバーがどのようにフィードバックしているかが見えるようになり、方向修正を指示したり、業務の分業化や再現性を高めるための取り組みができるようになりました。
さらに、早期に応募してもらったアイデアに対して運営側の直接評価・修正が可能になったため、フィードバックした内容と応募者の解釈の間に発生していた「ずれ」が起こりにくくなった結果、応募者の提案の質が向上しました。

会話量が増えたことで、応募者の特性・スキルが可視化

遠藤様:

他にもThrottleを活用して応募者とのやり取りの機会が増えたことで、応募者本人の性格特性や能力特性、フィードバックを受け入れる姿勢、言語化スキルなどを把握できるようになりました。その結果、従来の体制では把握しきれなかった応募者一人ひとりの特性やスキルといった情報も、運営チームに蓄積されるようになりました。
これにより、言語化能力や強みを持つ人材を抽出しやすくなったと感じています。単純作業を効率化し、メンターが応募者との対話により多くの時間を割けるようになったことで、応募者の特性やスキルといった、より重要な情報を得られるようになったと感じています。

アントレプレナーシップを持つ社員の育成へ

ロールモデルとなる制度を目指して

遠藤様:

大東建託グループでは、社内新規提案プログラムは単に新規事業を作るためだけでなく、「イントレプレナーシップを持った社員を見つけ、育成するためのプログラム」という側面が大きいと考えています。今後は、日本の大企業における新規事業やイントレプレナーシップの分野で、ロールモデルになれるような制度になることを目指していきたいと思っています。

また、本プログラムの運営にあたり、RelicさんにはThrottleに関するさまざまな機能開発や改善要望をお伝えしましたが、その一つ一つに迅速にご検討いただいております。現在も引き続きいくつかの要望をお伝えしておりますが、今後のアップデートがとても楽しみです。これからも、私たちのプログラムを一緒に盛り上げていきたいと考えています。

大東建託株式会社_画像②

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