2021年入社
Business
ビジネスクリエイション事業部

新卒から起業家へ
Relicでの事業開発の実情と挑戦の軌跡

WHY
DID YOU
JOIN
Relic Inc.?

なぜRelicに入社したのですか?

Relicに入社を決めた理由は、「事業を作る力を身につけたい」という思いがあったからです。もともと起業家を目指していたわけではありませんでした。就職活動当初から「宇宙に関わる事業を手掛けたい」という目標がありましたが、当時の宇宙業界は今ほど成長しておらず、宇宙業界の様々なステークホルダーの方にお話を聞いていく中で、自ら事業を生み出す力がなければ、やりたいことを実現するのは難しいと感じました。そこで、新規事業の立ち上げに携われる環境を探していたところ、Relicの「事業創出に特化した仕組み」と「実践を通じて学べる環境」に魅力を感じ、入社を決意しました。

また、Relicではクライアントワークだけでなく、自社事業の立ち上げにも携われるため、「実際に手を動かしながら事業を生み出す経験が積める」のではないかと考えました。

当時は事業会社やコンサルティングファーム、VCなども視野に入れていましたが、それらの環境では「様々な領域・業界の新規事業に泥臭く関わりながら、主体的にチャレンジする」機会が限られていると感じました。一方で、Relicでは多様な業界のプロジェクトに関わることができる上、自分の意志で挑戦の幅を広げられる。未知の分野に飛び込みながら、クライアントの企業さまと一緒に事業をゼロから形にしていく経験ができるRelicの環境は、まさに自分が求めていたものだと感じています。

REALITY
OF
BUSINESS
DEVELOPMENT

Relicで関わることのできる「事業開発のリアル」を教えてください

入社して感じた「Relicで関わることのできる事業開発のリアル」は、まさに事業を生み出す「0→1」の、アイディエーションをしてプロトタイプを用いて検証することに関わることが多いということでした。また、市場に出た後のサービスの運用やどのように初期顧客を定着させていくかなどの改善領域も担当。その他Relic社内の新規事業であるボードゲームや人材系のプロジェクト、採用や組織開発などにも関わりました。

現在は、新卒同期入社である永利を代表取締役CEOとして共同で立ち上げた 「株式会社ALTILAN(アルティラン)」 において、非宇宙産業の企業さまが宇宙領域へ進出する際に、新規事業をどのように立ち上げるべきかという課題に対して伴走支援を行っています。そのほか、ビジョンの実現に向けた仮説検証やロードマップの策定に奔走しているところです。

これまで関わったプロジェクトは、自社事業を含め20件以上にのぼりますが、同じようなプロジェクトはありませんでした。そのため、プロジェクトごとに新しい学びを吸収し、他のメンバーのアクションや視点、思考や姿勢から多くの知見を得てきました。特に、「なぜその判断になるのか?」という背景を深掘りし、「自分の頭で理解し、違和感や共通点から気づきを得る」ことを意識することで、より深い事業開発スキルを磨くことができたと感じています。

事業開発には常に難しさが伴い、悩むことも多々あります。しかし、そのような状況の中でも「楽しみながら事業をつくること」で、活路を見出すことができる可能性が高まると考えています。特に、To C(消費者向け)のプロジェクトでは、「もし自分が消費者だったら?」という視点を持ち、「消費者と仮定した自分が本当に欲しいと思えるものかどうか」を追求することで、プロジェクト自体を楽しむ工夫、言ってしまえば一種の遊びをしています。悩みながらもその挑戦を楽しみながら続けることで、顧客(実際のユーザー)を重視し、何らかの課題を解決できる、もしくはニーズを満たすことができるような、自分としても、クライアントを含めたチームとしても腹落ちした事業案を作っていくことができるのではないかと思い走り続けてきました。

WHY
DID YOU START
THE BUSINESS

起業の経緯とホールディングスの傘下で起業した理由

幼少期から、「この世界で解明されていないことを死ぬまでにできるだけたくさん知りたい」という知的好奇心を持っていました。 特に、宇宙や恐竜といった未知の分野に興味がありましたが、過去よりも未来を知ることにより魅力を感じたため、天文学や物理学の研究者に憧れました。図鑑を読み漁る中で、例えば同じ太陽系でも天体によって得られる情報量が大きく異なることに気づき、「まだ解明されていないことをもっと知りたい」「みんなで謎解きを一緒に楽しみたい」という思いがさらに強まりました。

しかしながら学生時代に、理系分野において何らかの研究を推し進める、もしくは新たな発見をするようなトップクラスの研究者になることにおいて高い壁に突き当たってしまい、、研究者としての道を進むのは難しいと考えるようになりました。そこで、元々好きだったSFアクション映画の脚本・演出家を目指すことも検討しましたが、その頃ちょうど宇宙ビジネスという新しい選択肢があることを知りました。新規事業を創出するスキルを身につけ、宇宙探査や解明に貢献できる事業を立ち上げたい、どうしたらもっと探査や基礎研究等の領域に資金を動かすことができるようになるだろうか、そういった領域でビジネスを成立させることはできないか、などと考えるようになりました。入社から数年後、同期から宇宙事業を行う会社の立ち上げに際した誘いを受け、自分が実現したい世界に近づける選択肢だと腹落ちしたため、共に起業すること、新しい会社という船に乗ることを決意しました。予期せぬ可能性を贈ってもらったことへの驚きと感謝の気持ちでいっぱいだったこと、思いもよらぬ方向に人生が進むことへの期待と高揚感に思わず笑みが溢れたことを、昨日のことのように覚えています。

ホールディングスの傘下で起業した理由は、柔軟に挑戦できる環境が整っていることに魅力を感じたためです。必要なサポートを受けながら事業を推進できるだけでなく、異なる領域で起業している仲間がホールディングス配下に多く、互いに刺激を受けながら成長できる点も心強いと感じています。

この世界の仕組みや構造を知りたいという強い気持ちは、幼少期に『メン・イン・ブラック』や『インターステラー』を何度も見て、「未知の世界がまだまだ広がっている可能性にドキドキした」頃から変わっていません。

また、「宇宙の謎を解明する過程自体が、もっと多くの人を熱狂させるコンテンツになり得るのではないか」とも考えており、エンターテインメント領域でIP(知的財産)コンテンツを活用して新しい活動ができないか、会社とは別の場でも、検討・研究を通して活動を始めています。

宇宙というまだまだ未知の領域を解明し、より多くの人が目を離せないような事業や活動を創り上げていきたいです。

HOW
DOES IT
HELP

起業志望者にとって、この会社での経験がどう役立つか?

私個人としては、起業はあくまで手段の一つだと考えています。各人の目的につながる目標を達成するために必要なスキルやリソースをどのように獲得、活用するかは重要な観点のひとつですが、起業を目標とした際に、起業時の事業の成長角度を上げるため、まずは様々な領域・軸での新規事業開発を学び、実践するという環境を得たいという方も多くいらっしゃるのではないかと思います。Relicでは並行して多くのプロジェクトに関わることができ、さまざまなビジネスモデルや領域・業界の事業開発の前線に飛び込む機会が豊富にあるので、そういったケースにおいて、Relicでの経験は大きな価値を持つでしょう。

Relicの大きな特徴は、新卒からでも多くのプロジェクト・役割に挑戦できる「打席数の多さ」です。自ら声をあげれば新しい挑戦の機会を得ることができ、失敗を恐れずに最前線で実践できる環境が広がっています。「事業をつくるとはどういうことか」という問いの答えは、書籍やセミナーからだけでは得られません。実際に手を動かしながら、多様な業界・業種の実務を経験することで、より深い理解と実践力が身につきます。「事業開発を理解できた」という状態を作ることはかなり難しいですが、より多面的、かつ広い視点で事業を見ることができるようになることは、とても重要なことだと考えています。

キャリアの約8割は予期せぬ方向に進むと言われますが、Relicではそうした「予期せぬチャンス」が多く、起業を含めた多様なキャリアパスが広がっています。事業家・起業家を目指すメンバーも集まる環境の中で、刺激を受けながら自分自身の可能性を広げることができるのも大きな魅力の一つです。

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