UI/UX デザイン・プロトタイプ
2019/9/4
Relicは創業以来、延べ300社以上の支援を達成、様々な領域でシステムを開発し世の中にリリースしてきました。ここでは、弊社だから可能なサービスデザインの開発工程を紹介します。
Relicのサービスデザインの特徴
新規事業におけるサービス開発は変化や競争が激しく予測が難しい領域です。そのため、戦略立案/設計/すべての工程において検証とフィードバックを何度も繰り返しアウトプットを成長させるような、既存事業開発とは異なるアプローチが必要になります。
デザイン思考とアジャイル開発を併用し、短い期間で良質なプロダクトを実現
Relicでは近年広まりつつあるデザイン思考プロセスを早期から取り入れており、アイデアの創造から形にするまでの一連の工程をワンストップで実行できます。また、実際の開発ではスクラムを用いたアジャイル開発を採用しております。できる限り早く実機で触ることのできる環境を構築し、フィードバックと改善を繰り返すことで、短い期間でも良質なプロダクトを開発できます。
同一メンバーが設計から開発まで担当するので、低コストでブレが少ない
従来の開発の場合、分析/デザイン/実装/テストといった工程がそれぞれ独立していたために、部門ごとに認識のズレが生じ、余計な作業の戻りが発生したり、当初の構想から乖離したアウトプットになってしまうケースがありました。それに対し、Relicのプロジェクトチームはすべての工程を同じメンバーが担当するので、低コストかつブレのない開発が可能です。
従来の開発プロセス
分析/実装/テストといった開発工程がそれぞれ独立
・プロセスごとにメンバーが入れ替わるため、工程ごとに認識のズレが発生
・事業部ごとに作業が分担されているため、一度工程が進むと前には戻りづらい
→時間をかけて構想を練っても思い描いたサービスとは異なるものが出来上がってしまう
Relicの開発プロセス
コンセプト設計/開発までを同じメンバーが担当
・それぞれの専門的知見や多様な価値観を合わせて、新しいアイデアを創出
・スクラム開発を基本としており、開発方式をプロジェクトに合わせて改善
→不確実性の高い新規事業領域でもブレの少ないアウトプットを実現可能
ブラッシュアップを繰り返し、高い品質を追求
ユーザーに長く使用していただけるサービスを作るには、ユーザーテストを繰り返し、一度リリースした後もプロダクトを成長させ続ける必要があります。Relicでのサービス開発では、早期の段階から実機で動作するプロトタイプを制作し、リアルな操作シーンを想定した検証を行います。このプロセスによって、スタイリング設計だけでは把握できなかった改善案を出すことができます。
私たちが実践していること
サービス開発において、私たちが実践していることを紹介します。
課題の発見
ユーザーの行動を観察し、潜在的な課題を発見します。彼らがサービスを通して得た感情、目標、障害などを丁寧に読み解いていきます。
実践しているサービス・ツール
- ペルソナ
- 共感マップ
- カスタマージャーニー
- ユーザーインタビュー
- etc..
問題定義
デザイン上の課題が明らかになったところで、次はその目標を達成するアイデアを検討します。サービスのターゲット像と利用シチュエーションを明文化し、核となるコンセプトと検証すべき仮説を設計します。
実践しているサービス・ツール
- サービスコンセプト設計
- インセプションデッキ
- 要件定義
- etc..
プロトタイプ (アイデアの可視化)
ユーザーの行動に適応するデザインの制作には、目に見えない曖昧な課題を理解する必要があります。Relicでは抽象的なイメージを共有するにあたり、複数の「アイデアの可視化ツール」を用いてメンバーごとの認識のズレをなくし、効率的で無駄のない開発を行います。
実践しているサービス・ツール
- ワイヤーフレーム
- プロトタイプ
- コンセプトムービー
- etc..
UIデザイン
デザイナーとエンジニアが共同で制作するので、開発の実現性も考慮された出戻りの少ないデザインを実現できます。また、技術的観点からのセキュリティリスクなど、実際に画面を作成する段階で明らかになった課題も適切にフィードバックし、改善を繰り返します。
実践しているサービス・ツール
- UIデザイン(Sketch, Adobe XD, photoshop 等)
- インタラクション設計
- etc..
評価・検証
実装されたUIデザイン/プロトタイプへユーザーテストを実施します。Relicではデザインスプリントを取り入れたアジャイル的な開発を行っているのでローンチ後も短期間でのブラッシュアップが可能です。
デザイン思考研修・ワークショップ
企業向けに研修・ワークショップを行っております。研修を通じてデザイン思考プロセスを体現していただくことが可能です。