サイバーセキュリティー業界のスタートアップ20選国内･海外ともに注目のスタートアップを紹介
2024/11/25
デジタル化が加速する現代社会において、サイバーセキュリティの重要性は日々高まっています。しかし、急速に進化するサイバー脅威に対して、多くの企業や組織が適切な対策を講じることに苦心しているのが現状です。そこで本記事では、革新的なソリューションを提供する注目のサイバーセキュリティスタートアップ20社を厳選してご紹介します。
国内外の先進企業を網羅し、AIを活用した高度な脅威検知システム、クラウドセキュリティプラットフォーム、データ保護ソリューションなど、最新のzテクノロジーを駆使したサービスをわかりやすく解説していきます。この記事を読むことで、最新のサイバーセキュリティトレンドを把握し、自社のセキュリティ戦略の参考にすることができるでしょう。
また、投資家や起業家の方々にとっては、成長が期待される有望企業を発掘するヒントとなります。さらに、セキュリティ担当者の方々には、新たな協業先や導入検討すべきソリューションの発見につながるはずです。サイバーセキュリティの最前線で活躍するスタートアップたちの革新的なアプローチを知ることで、あなたの組織のセキュリティ対策を一歩先へ進めるきっかけになるはずです。
国内外のサイバーセキュリティー業界のスタートアップ20選
本章では、サイバーセキュリティ業界のスタートアップを20社ご紹介いたします。
以下、ご紹介させていただくスタートアップ群の一覧表となります。
| 企業名 | Zenysis | Darrow | airfocus | Siro | ELROILAB | Watershed | Abridge | Draftwise | WindBorne Systems | Tenderd | Speak | KarmaCheck | Saronic | Paces | DevRev | Spline | Rasa | intenseye | Leya | Yida Technology |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| URL | http://www.zenysis.com | darrow.ai/ | https://airfocus.com | www.siro.ai | http://www.elroilab.com | https://watershed.com | https://www.abridge.com | https://www.draftwise.com/ | https://windbornesystems.com | https://www.tenderd.com/ | https://www.speak.com/ | https://www.karmacheck.com | https://www.saronic.com | https://paces.com | https://devrev.ai | http://spline.design | https://rasa.com | https://intenseye.com | https://leya.law | http://www.1data.info |
| 本社所在地 | アメリカ | イスラエル | ドイツ | アメリカ | 韓国 | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アラブ首長国連邦 | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | アメリカ | スウェーデン | 中国 |
| ラウンド | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle | Middle |
| 調達金額（総額） | $21,900,000 | $59,000,000 | $14,887,436 | $18,000,000 | $4,849,581 | $239,000,000 | $207,500,000 | $27,950,000 | $20,999,997 | $35,800,000 | $74,000,000 | $64,200,000 | $245,000,000 | $13,800,000 | $150,825,173 | $25,000,000 | $70,217,952 | $93,100,000 | $36,000,000 | $60,183,950 |
| 主要投資家 | Steele Foundation for Hope, Tencent, 500 Startups, Y Combinator, Founders Fund | Y Combinator, NFX, Georgian, Entrée Capital, F2 Capital | Nauta Capital, Riverside Acceleration Capital, Newion, XAnge, Picea Capital | Alchemist Accelerator, CRV, Fika Ventures, Index Ventures, Des Traynor | CNTTECH, TIPS Program, SparkLabs Accelerator, Shinhan Capital, Woori Venture Partners | Sequoia Capital, Greenoaks, Kleiner Perkins, Emerson Collective, Neo | Mayo Clinic, Lightspeed Venture Partners, Union Square Ventures, LifePoint Health, Bessemer Venture Partners | Y Combinator, Earlybird Venture Capital, Index Ventures, Formus Capital, Polymath Capital | Khosla Ventures, Pear VC, Convective Capital, Ubiquity Ventures, Footwork | Y Combinator, Soma Capital, Peter Thiel, Global Founders Capital, Wa’ed Ventures | Khosla Ventures, Y Combinator, Figma, Notion, Founders Fund | Alumni Ventures, Index Ventures, PruVen Capital, One Way Ventures, AAF Management Ltd. | Andreessen Horowitz, Lightspeed Venture Partners, Point72 Ventures, 8VC, NightDragon | UpHonest Capital, Soma Capital, Y Combinator, Collaborative Fund, Climate Capital | Khosla Ventures, Alumni Ventures, Cloud Capital, Mayfield Fund, Firebolt Ventures | Sahin Boydas, Y Combinator, First Round Capital, Gradient, Firestreak Ventures | Techstars, Andreessen Horowitz, Accel, StepStone Group, Basis Set Ventures | Insight Partners, Lightspeed Venture Partners, (ERA) Entrepreneurs Roundtable Accelerator, Air Street Capital, Point Nine | Y Combinator, Benchmark, Redpoint, SV Angel, Hummingbird Ventures | Sequoia Capital China, CDH Investments, Eastern Bell Capital, IDG Capital, Xinshang Capital |
| 概要 | 政府や国際機関向けデータ分析プラットフォーム | AIを活用した法律事務所向けの案件発掘・開発支援プラットフォーム | 製品管理者が効率的に戦略的製品管理を行うためのAI搭載プラットフォーム | 対面販売の録音・分析を行うAI搭載コーチングツール | 超分光イメージングとAI技術を活用した食品品質検査ソリューション | 企業の持続可能性（サステナビリティ）を管理するためのプラットフォーム | 臨床会話をAIで要約し、構造化された臨床ノートを作成するサービス | AIを活用した契約書作成・交渉支援ツール | 気球を用いた大気データ収集とAIによる高精度天気予報サービス | 建設機器や車両運用のためのAIプラットフォーム | AIを活用した英語学習アプリで、ユーザーに話す練習の機会を提供し、即時フィードバックを通じて流暢な英語力を身につけられる | バックグラウンドチェックを最新化し、迅速化するサービス | 海軍および海事部隊向けの最先端自律型水上艇(ASV)の提供サービス | 再生可能エネルギープロジェクトと高容量接続のための環境レポートソリューション | AIを活用してカスタマーサポートと製品開発を統合するプラットフォーム | ブラウザ上でリアルタイムコラボレーションが可能な3Dデザインツール | 企業向けの会話型AI開発プラットフォーム | AIを活用した職場安全管理プラットフォーム | 法律事務所や法律専門家向けのAI搭載ワークスペース | 生成AIを活用した超自動化(HyperAutomation)プラットフォームサービス |
1. Nym Technologies
出典 : https://nymtech.net/
Nym Technologiesは、インターネットの根本的なプライバシー問題に取り組む革新的なサイバーセキュリティースタートアップです。
彼らの主力製品であるNymは、暗号化されたコンテンツでさえも通信パターンから情報が漏洩する問題を解決します。Nymは分散型ミックスネットを通じてインターネットトラフィックを保護し、zk-nymsを使用して匿名アクセスを可能にします。
これにより、ユーザーは監視や不正なデータ収集から自身のコミュニケーション、ブロックチェーン、アプリケーションを守ることができます。
さらに、NymVPNを通じて、分散型VPN、ミックスネット、ゼロ知識支払いを組み合わせた比類ないプライバシー保護を提供しています。Nymは、デジタルコミュニケーションの基盤としてプライバシーを確立することを目指すグローバルコミュニティによって支えられています。
基本情報
| 企業名 | Nym Technologies |
| 企業URL | https://nymtech.net/ |
| 本社所在地 | スイス |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $21,500,000 |
| 主要投資家 | Tayssir Capital, Digital Currency Group, Binance, Andreessen Horowitz, Polychain |
サービス情報
| サービス概要 | インターネットトラフィックを保護するプライバシーインフラストラクチャ |
| 顧客 | プライバシーを重視するインターネットユーザーと開発者 |
| 顧客の抱える課題 | インターネット上でのプライバシー保護を強化したいが、従来の暗号化だけでは通信パターンやメタデータの漏洩を防げない |
| 提供価値 | 分散型ミックスネットとゼロ知識証明（zk-nyms）を使用することで、トラフィックパターンを隠蔽し、完全なプライバシーを提供する |
| 主要機能 | <1.分散型ミックスネット機能> インターネットトラフィックを分散型ネットワークを通じてルーティングし、通信パターンを隠蔽。監視や不正なデータ収集からユーザーを保護する。 <2.zk-nyms（ゼロ知識証明）機能> ゼロ知識証明技術を用いて匿名でミックスネットにアクセス可能。ユーザーは身元を明かすことなくサービスを利用できる。 <3.NymVPN機能> 分散型VPN、ミックスネット、ゼロ知識支払いを組み合わせたVPNサービス。86か国以上でサービスを展開し、高速なWireGuardプロトコルを使用。 <4.Nymウォレット機能> ユーザーがNYMトークンを管理し、ミックスノードにステーキングまたは委任できるウォレットを提供。ネットワークの運営に貢献し、報酬を得ることが可能。 <5.開発者ツール機能> アプリケーションにプライバシー保護機能を統合するためのSDKとAPIを提供。開発者はNymのプライバシー技術を自身のアプリに組み込める。 |
2. 1ID
出典 : http://1idgroup.com
1IDは、サイバーセキュリティの最前線で活躍するスタートアップです。同社は、革新的なアイデンティティ管理ソリューションを提供し、企業のデジタルセキュリティを強化しています。
1IDの主力製品は、高度な暗号化技術と生体認証を組み合わせた多要素認証システムです。このシステムにより、ユーザーは安全かつシームレスにオンラインサービスにアクセスできます。さらに、AIを活用した異常検知機能により、不正アクセスを迅速に特定し、リアルタイムで対応します。
企業向けには、クラウドベースの統合アイデンティティ管理プラットフォームを提供しており、複雑な組織構造にも柔軟に対応します。
このプラットフォームは、シングルサインオン、アクセス制御、コンプライアンス管理など、包括的な機能を備えています。1IDは、常に最新の脅威に対応するため、継続的な研究開発を行っており、サイバーセキュリティ業界での革新をリードしています。
基本情報
| 企業名 | 1ID |
| 企業URL | http://1idgroup.com |
| 本社所在地 | バーレーン |
| ラウンド | Early |
| 調達金額（総額） | $83,000 |
| 主要投資家 | Brinc, Google for Startups, Tamkeen, Faisal Yasin |
サービス情報
| サービス概要 | ブロックチェーンベースのデジタルパスポートを提供し、空港での出入国手続きを大幅に効率化するサービス |
| 顧客 | 海外旅行者、空港運営者 |
| 顧客の抱える課題 | 旅行者は空港での出入国手続きを迅速に行いたいが、長い待ち時間が発生している。空港運営者は出入国管理を効率化し、旅行者の満足度を向上させたいが、従来のシステムでは処理速度が遅く、多くの人的リソースが必要。 |
| 提供価値 | デジタルパスポートとリモートクリアランス機能により、空港での待ち時間を大幅に短縮し、出入国手続きを効率化。旅行者と空港運営者双方のニーズを満たす。 |
| 主要機能 | <1.デジタルパスポート機能> モバイルアプリでデジタルパスポートを作成し、搭乗や出入国手続きのパスを取得。長い列に並ぶことなくセキュリティチェックや入国審査を通過可能。 <2.リモートクリアランス機能> 旅行者が事前に情報を入国管理局と共有し、空港到着前に入国手続きを完了。入国管理官は物理的なパスポート確認なしで情報を確認可能。 <3.OneLink API機能> 空港、航空会社、手荷物取扱会社、セキュリティ機関にAPI統合を提供。データ共有が容易になり、運営効率が向上。 <4.ロボット入国審査補助機能> 空港にロボット入国審査補助を導入し、人的介入を最小限に。透明性と速度を向上させ、不正や汚職を防止。 <5.多目的利用機能> 高度な手荷物回収や紛失物申請にも利用可能。旅行者の利便性をさらに向上。 |
3. GitGuardian
出典 : https://www.gitguardian.com
GitGuardianは、Gitリポジトリのセキュリティスキャンとシークレット検出に特化したサービスです。主な機能として、ソフトウェアサプライチェーン内の機密情報や侵入者を検出し、迅速な対応を可能にします。高度な検出スキャナーを使用し、数十億のコミットで実証された独自の技術を採用しています。
インシデントの調査、優先順位付け、修復を効率的に行い、平均修復時間（MTTR）を短縮します。また、ソース管理や生産性ツール全体でインシデントを一元化し、監視対象資産全体での迅速な修復を促進します。
開発者向けのクライアントサイドGitフックやCI/CD統合により、早期のセキュリティガードレールを実装し、シークレットの露出を防ぎます。GitGuardianは、セキュリティチームの生産性を向上させ、週に約10時間の時間節約を実現したという報告もあります。
基本情報
| 企業名 | GitGuardian |
| 企業URL | https://www.gitguardian.com |
| 本社所在地 | フランス |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $56,000,000 |
| 主要投資家 | Eurazeo, Balderton, Sapphire, Kima Ventures, Fly Ventures |
サービス情報
| サービス概要 | Gitリポジトリのセキュリティスキャンとシークレット検出を行うプラットフォーム |
| 顧客 | 開発者、セキュリティエンジニア、SecOpsアナリスト |
| 顧客の抱える課題 | コード内のシークレットを効果的に検出し、迅速に対処することが難しい |
| 提供価値 | 高度なシークレット検出機能と効率的な修復プロセスを提供することで、セキュリティリスクを大幅に低減できる |
| 主要機能 | <1.シークレット検出機能> 独自のアルゴリズムでコード内のハードコードされたシークレットを検出。開発者は潜在的なセキュリティリスクを早期に特定できる。 <2.インシデント管理機能> ソース管理および生産性ツール全体でインシデントを一元化。迅速な問題特定と対処が可能。 <3.GitGuardian CLI (ggshield)機能> 開発者がコミット前にシークレットを検出・修正できるコマンドラインツール。開発プロセスの早期段階でセキュリティを確保。 <4.パブリックモニタリング機能> パブリックGitHubの全コミットをスキャンし、企業関連のシークレットを検出。公開リポジトリでの漏洩を防止。 <5.ソフトウェアコンポジション分析(SCA)機能> 依存関係を含むコードの信頼性を確保。サプライチェーンのセキュリティリスクを軽減。 |
4. Eureka Security
出典 : https://www.eureka.security/
Eureka Securityは、データセキュリティ分野で革新的なソリューションを提供するサイバーセキュリティスタートアップです。同社の主力製品は、DSPM（Data Security Posture Management）プラットフォームで、データセキュリティの検出から修復までを一元的に管理します。
このプラットフォームは、企業のデータセキュリティ態勢を包括的に分析し、潜在的な脅威や脆弱性を特定します。さらに、検出された問題に対して迅速な対応と修復を可能にし、組織全体のデータ保護を強化します。
Eureka Securityの特徴は、複雑なデータセキュリティ課題に対して、シンプルかつ効果的なアプローチを提供することです。技術購入者、ユーザー、セキュリティ専門家にとって、信頼できるソリューションとして注目を集めています。
基本情報
| 企業名 | Eureka Security |
| 企業URL | https://www.eureka.security/ |
| 本社所在地 | イスラエル |
| ラウンド | Early |
| 調達金額（総額） | $8,000,000 |
| 主要投資家 | YL Ventures, Assaf Rappaport, Ben Bernstein, Maarten Van Horenbeeck, Andy Ellis |
サービス情報
| サービス概要 | データセキュリティポスチャ管理(DSPM)プラットフォーム |
| 顧客 | クラウド環境でデータセキュリティを強化したい企業のセキュリティチーム |
| 顧客の抱える課題 | 組織のデータリスクを正確に把握し、効果的に管理したいが、クラウド環境でのデータセキュリティリスクの可視化と管理が困難 |
| 提供価値 | データリスクの可視化と優先順位付けにより、セキュリティチームがデータ保護に集中できる環境を提供する |
| 主要機能 | <1.データ発見・分類機能> クラウド環境全体のデータを自動的に発見・分類。組織が保有するデータの全体像を把握。 <2.リスク評価機能> 発見されたデータに対してリスク評価を行い、優先順位付け。重要なデータセキュリティリスクに集中できる。 <3.修復自動化機能> 特定されたリスクに対する修復プロセスを自動化。セキュリティチームの作業負荷を軽減し、迅速かつ効率的にデータセキュリティを強化。 |
5. SEON
出典 : https://seon.io
SEONは、オンライン詐欺対策とマネーロンダリング防止に特化したグローバルなソリューションを提供する先進的なサイバーセキュリティースタートアップです。AIと機械学習を活用し、リアルタイムでデジタルフットプリントやデバイス情報を分析することで、顧客体験を損なうことなく不正を防止しますSEONの特徴は以下の通りです。
- 迅速な導入: わずか5日で統合とオンボーディングが可能
- 高い効果: 不正取引を87%削減
- コスト効率: API呼び出しごとの課金で8倍のROIを実現
- 包括的な保護: 顧客のオンボーディングから取引監視まで、あらゆる段階で詐欺を防止
金融サービス、iGaming、フィンテック、小売、決済など、様々な業界向けにカスタマイズされたソリューションを提供し、5,000以上のグローバル企業から信頼を得ています。
基本情報
| 企業名 | SEON |
| 企業URL | https://seon.io |
| 本社所在地 | ハンガリー |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $107,823,964 |
| 主要投資家 | Creandum, Institutional Venture Partners, PortfoLion Capital Partners, Fiedler Capital, Charles Delingpole |
サービス情報
| サービス概要 | オンライン不正防止および資金洗浄対策コンプライアンスソリューション |
| 顧客 | オンラインビジネスを運営する企業（金融サービス、フィンテック、ペイメント、iGaming、小売業など） |
| 顧客の抱える課題 | オンライン不正が増加する中、顧客体験を損なうことなく、現代の不正攻撃に対応できる拡張性のあるソリューションが必要 |
| 提供価値 | AIと機械学習を活用したリアルタイムの不正検知・防止により、ビジネスを保護しながら顧客体験を向上させる |
| 主要機能 | <1.デジタルフットプリント分析機能> メール、電話、IPデータを使用して顧客のオンラインプレゼンスを理解し、不正なトラフィックやアカウントを即座にブロック。 <2.デバイスインテリジェンス機能> デバイスおよび行動バイオメトリックデータパターンを分析・追跡し、不正な活動を検出、リアルタイムでリスクを評価。 <3.AI・機械学習機能> 透明性のあるルールを展開し、進化する不正パターンをリアルタイムで防止。独自のルール作成で不正検出を強化。 <4.AMLコンプライアンス機能> 統合されたAMLおよび不正防止プラットフォームでコンプライアンスを簡素化。不正検出、リスク管理、コンプライアンス監視を統合。 <5.リアルタイム取引監視機能> AIを使用して数百万の取引パターンをリアルタイムで分析。早期にリスクと不正を発見・抑止。 |
6. Traceable
Traceableは、APIセキュリティに特化したサイバーセキュリティスタートアップです。
同社のプラットフォームは、企業のAPI全体を包括的に保護し、以下の5つの機能を提供しています。
- API発見とカタログ化：全てのAPIを可視化
- 脅威検出：異常行動の特定とリスク低減
- データ保護：機密情報の漏洩防止
- 不正対策：リアルタイムでの不正検知と予測
- セキュリティテスト：コンテキストを考慮したAPI脆弱性診断
Traceableは、生成AIによる新たなセキュリティリスクにも対応し、OWASPトップ10やゼロデイ攻撃からAPIを守ります。独自のAPI専用セキュリティデータレイクと高度な分析技術により、APIエコシステム全体の活動を継続的に監視・分析し、最先端の対策を提供しています。
基本情報
| 企業名 | Traceable |
| 企業URL | https://www.traceable.ai/ |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $79,588,019 |
| 主要投資家 | Tiger Global Management, Unusual Ventures, IVP, BIG Labs |
サービス情報
| サービス概要 | AIを活用したエンタープライズ向けAPIセキュリティプラットフォーム |
| 顧客 | APIを利用する大規模企業のセキュリティチーム |
| 顧客の抱える課題 | APIの増加に伴いセキュリティリスクが増大しているが、以下の理由により適切な管理や保護が困難: ・APIの全体像を把握できていない ・攻撃や脆弱性の検出が遅れる ・API固有の脅威に対応できていない ・GenAIの導入によりさらにリスクが増大している |
| 提供価値 | AIを活用した高度なAPI検出と分析機能により、企業のAPI全体を可視化。リアルタイムの脅威検出と保護機能により、セキュリティリスクを最小限に抑制。APIのライフサイクル全体をカバーする包括的なセキュリティソリューションを提供し、APIの安全な活用を実現。 |
| 主要機能 | <1.API検出機能> AIを活用してAPIを自動的に検出し、カタログ化する。 <2.脅威検出機能> 機械学習を用いて行動異常を識別し、リアルタイムで脅威を検出。 <3.攻撃防御機能> 検出された脅威に対して自動的に防御アクションを実行。 <4.不正・ボット対策機能> リアルタイムで不正行為を検出し、将来の不正試行も予測。 <5.APIセキュリティテスト機能> コンテキストを考慮したAPIセキュリティテストと脆弱性発見を実行。 |
7. Dig Security
出典 : https://www.dig.security/
Dig Securityは、クラウドデータセキュリティに特化したスタートアップ企業です。同社のサービスは、クラウド環境における機密データの発見、分類、保護を自動化します。主に4つの機能があります。
- 包括的なデータ検出: IaaS、PaaS、DBaaSなど、あらゆるクラウド資産内の機密データを特定します。
- 高度な分類機能: 100以上の事前定義された分類子を使用し、個人情報や金融データ、健康記録などを自動的に識別します。
- 迅速なスキャン: エージェントレスで24時間以内にデータリスクの全体像を把握できます。
- データレジデンシーコンプライアンス: データはお客様のクラウドアカウント内で処理され、セキュリティとコンプライアンスを確保します。
Dig Securityは、企業のクラウドデータセキュリティを強化し、データ関連のリスクを最小限に抑える効果的なソリューションを提供します。
基本情報
| 企業名 | Dig Security |
| 企業URL | https://www.dig.security/ |
| 本社所在地 | イスラエル |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $45,000,000 |
| 主要投資家 | CrowdStrike, Team8, Felicis Ventures, SignalFire, Okta Ventures |
サービス情報
| サービス概要 | クラウド環境でのデータ検出、分類、保護を提供するクラウドデータセキュリティサービス |
| 顧客 | クラウド環境でデータセキュリティを強化したいエンタープライズ企業 |
| 顧客の抱える課題 | クラウド環境でのデータセキュリティリスクを最小限に抑え、コンプライアンス要件を満たすことができない。複数のクラウドプロバイダーやデータストアにまたがるデータの可視性が限られ、センシティブデータの所在やアクセス権限の把握が困難。 |
| 提供価値 | クラウド環境全体でのデータの検出、分類、保護を自動化。センシティブデータの可視化と管理を簡素化し、リスクベースの優先順位付けによるセキュリティチームの効率化を実現。コンプライアンス要件への適合を支援。 |
| 主要機能 | <1.データ検出・分類機能> クラウド環境全体で自動的にデータを検出し、100以上の事前定義された分類子を使用してセンシティブデータを特定。 <2.リスク分析機能> 設定ミスや過剰な権限付与などのセキュリティリスクを継続的に監視・特定し、優先順位付けを行う。 <3.データアクセスガバナンス機能> センシティブデータへのアクセス権限を視覚化し、不適切なアクセスや権限の過剰付与を特定。 <4.コンプライアンス支援機能> データの所在や移動を監視し、規制要件への違反を検出。 <5.リアルタイムモニタリング・対応機能> クラウド環境の変更をリアルタイムで監視し、重要なインシデントに対して迅速に警告を発する。 |
8. NAORIS
出典 : https://naoris.com
NAORISは、革新的なサイバーセキュリティソリューションを提供する先進的なスタートアップです。同社は、ブロックチェーン技術とAIを活用した独自のNaoris Protocolを基盤に、従来のWeb2セキュリティツールの限界を超える包括的なセキュリティフレームワークを提供しています。
Naoris Consultingでは、この先進的なプロトコルを活用し、クライアントのニーズに合わせたカスタムセキュリティソリューションを設計・実装しています。IoT、ブロックチェーン、資産のトークン化、DeFiなど、最新のデジタル技術を統合し、ビジネスの成長を促進する革新的なソリューションを提供しています。
また、Naorisの専門家チームは、情報システムとサイバーセキュリティの包括的な監査を行い、脆弱性を特定し、実用的な改善策を提案します。これにより、クライアントは常に進化するデジタル環境で、最高レベルのセキュリティを維持することができます。
基本情報
| 企業名 | NAORIS |
| 企業URL | https://naoris.com |
| 本社所在地 | ポルトガル |
| ラウンド | — |
| 調達金額（総額） | $11,500,000 |
| 主要投資家 | EXPERT DOJO, Draper Associates, MassChallenge, Start-Up Chile, CORFO |
サービス情報
| サービス概要 | 分散型サイバーセキュリティメッシュを提供する次世代のセキュリティプロトコル |
| 顧客 | Web2およびWeb3企業、金融機関、医療機関、防衛産業など、高度なセキュリティを必要とする組織 |
| 顧客の抱える課題 | 量子コンピューターの進化により既存の暗号化技術が脆弱化し、デバイス間の信頼性確保が困難になっている |
| 提供価値 | ポスト量子時代に対応した分散型セキュリティレイヤーを提供し、デバイス間の信頼性を確保しながら、システムとデータのセキュリティを強化する |
| 主要機能 | <1.分散型セキュリティレイヤー機能> ポスト量子サブゼロブロックチェーンを使用し、Web2およびWeb3ネットワークのインフラストラクチャをリアルタイムで強化。 <2.分散型SWARM AI機能> 参照条件に対して継続的な動的検証を行い、メッシュをリアルタイムで更新。 <3.dPoSecコンセンサス機能> カスタムビルドされた分散型セキュリティ証明（dPoSec）コンセンサスを使用し、デバイスを検証。 <4.分散型トラストメッシュ機能> ブロックチェーンとAIを使用した自己保護トラストメッシュにより、セキュリティを強化。 <5.リアルタイムデバイス検証機能> 各デバイスを信頼できる検証ノードに変換し、他のデバイスを検証。 |
9. Ordr
出典 : https://ordr.net
Ordrは、テレビ通販業界に革新をもたらすDXサービスです。このプラットフォームは、通販番組枠の情報データベースから購買（バイイング）までを一気通貫でサポートします。
特徴的なのは、クラウド上で通販企業と広告代理店が直接取引を行える「ordrマーケットプレイス」機能です。これにより、Excel上のコピペミスや連絡漏れ、確認の手間を大幅に削減し、業務効率を向上させます。
さらに、過去のファクトデータを基に算出される予測コール数を活用し、科学的かつ再現性の高いバイイングを実現します。これにより、経験の少ない担当者でも合理的な意思決定が可能となり、テレビ通販業務の究極のDXを目指しています。
基本情報
| 企業名 | Ordr |
| 企業URL | https://ordr.net |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $94,000,000 |
| 主要投資家 | Mayo Clinic, Battery Ventures, Wing Venture Capital, Ten Eleven Ventures, Kaiser Permanente Ventures |
サービス情報
| サービス概要 | AIを活用したサイバーセキュリティプラットフォーム |
| 顧客 | エンタープライズ企業のIT・セキュリティ部門 |
| 顧客の抱える課題 | 組織の全てのデジタル資産を可視化し、セキュリティリスクを最小化したいが、増加するデバイスと複雑化するネットワークにより、資産の把握とセキュリティ管理が困難な状況 |
| 提供価値 | AI駆動の資産インテリジェンスプラットフォームにより、全てのデバイスを可視化し、リスクを評価、自動化されたセキュリティポリシーを実装することで、組織の攻撃対象領域を削減し、セキュリティリスクを最小化できる |
| 主要機能 | <1.資産可視化機能> リアルタイムで自動化された資産インベントリを提供。 <2.セキュリティギャップ検出機能> 古いOSやセキュリティエージェントが欠落しているデバイスを特定。 <3.脅威検出・対応機能> エクスプロイトやリスクの高い通信を検出し、自動化されたポリシーを適用。 <4.セグメンテーション・NAC加速機能> NACとゼロトラストイニシアチブを加速。 <5.コンプライアンス支援機能> 規制フレームワークに関する監査を簡素化。 |
10. Theori
出典 : https://theori.io
Theoriは、最先端のサイバーセキュリティソリューションを提供する革新的なスタートアップです。彼らの専門知識は、攻撃者の視点から最も困難なセキュリティ課題に取り組み、戦略的な解決策を提供することにあります。Theoriのサービスには、4つの特徴があります。
- 包括的なコンサルティング：Theori Consulting Plusでは、全てのコンサルティングサービスを統合して提供します。
- 開発段階からのセキュリティ対策：Code Commit Reviewにより、開発中にセキュリティ脅威を特定し、安全なサービス環境を構築します。
- 迅速な専門家サポート：Ask Theori Anything (ATA)では、世界トップレベルのサイバーセキュリティ専門家から12時間以内にカスタマイズされた回答を得られます。
- 付加価値サービス：Dreamhackというサイバーセキュリティ教育プラットフォームやPatchDayというバグバウンティプラットフォームへの無料アクセスを提供します。
Theoriは、高品質なセキュリティレポートを通じて企業のセキュリティを大幅に強化し、進化する脅威に先手を打つ最適なセキュリティ戦略を提供します。
基本情報
| 企業名 | Theori |
| 企業URL | https://theori.io |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | — |
| 調達金額（総額） | $11,499,984 |
| 主要投資家 | Naver |
サービス情報
| サービス概要 | 総合的なサイバーセキュリティソリューションを提供するサービス |
| 顧客 | セキュリティ対策を必要とする企業や組織 |
| 顧客の抱える課題 | 進化するサイバー脅威に対して、効果的かつ包括的なセキュリティ対策を実装することが難しい |
| 提供価値 | 包括的なセキュリティソリューションを提供することで、企業や組織が安全にイノベーションを推進できる環境を整える |
| 主要機能 | <1.インフラ/Webセキュリティ機能> 総合的なセキュリティサービスとソリューションを提供。 <2.ブロックチェーンセキュリティ機能> 分散システム向けの戦略的セキュリティを提供。 <3.脆弱性研究機能> 高度な攻撃に対するサイバー脅威分析ツールを提供。 <4.バグバウンティ機能> ハッカーと企業をつなぐバグバウンティプラットフォームを提供。 <5.セキュリティ教育機能> インタラクティブなサイバーセキュリティ教育プラットフォームを提供。 |
11. Oort
出典 : https://www.oort.io/
Oortは、革新的なサイバーセキュリティソリューションを提供する先進的なスタートアップです。同社の主力製品は、AIを活用した高度な脅威検知システムで、企業のデジタル資産を24時間365日保護します。
Oortの特徴は、従来の境界防御に依存せず、ゼロトラストアーキテクチャを採用していることです。これにより、クラウド環境やリモートワークなど、現代の複雑なIT環境にも対応可能です。
さらに、Oortのプラットフォームは機械学習を駆使し、新たな脅威パターンを自動的に学習・適応します。これにより、日々進化するサイバー攻撃に対して、常に最新の防御を提供します。
導入が容易で、既存のセキュリティインフラとシームレスに統合できるのも大きな利点です。中小企業から大企業まで、幅広い規模の組織にスケーラブルなセキュリティソリューションを提供しています。
基本情報
| 企業名 | Oort |
| 企業URL | https://www.oort.io/ |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $15,000,000 |
| 主要投資家 | Energy Impact Partners, 645 Ventures, Dreamit Ventures, MassChallenge, .406 Ventures |
サービス情報
| サービス概要 | 企業向けIDセキュリティプラットフォーム |
| 顧客 | 企業のIT管理者 |
| 顧客の抱える課題 | 企業のIDセキュリティを効率的に管理し、セキュリティリスクを最小化したいが、複雑化するIDセキュリティの脅威に効果的に対応できていない |
| 提供価値 | AIを活用したIDセキュリティプラットフォームを提供することで、企業のIDセキュリティ管理を効率化し、セキュリティリスクを最小化する |
| 主要機能 | <1.IDセキュリティ分析機能> AIを活用してIDセキュリティの脅威を分析し、潜在的なリスクを特定。異常なアクティビティパターンを検出することで、早期に対応が可能。 <2.リアルタイムモニタリング機能> IDアクティビティをリアルタイムで監視し、迅速な脅威検知と対応を実現。クラウドベースのプラットフォームで大規模なデータ処理を可能に。 <3.自動化されたレスポンス機能> 検出された脅威に対して自動的に対応アクションを実行。事前設定されたポリシーに基づき、適切な対応を即時に行うことで、セキュリティインシデントの影響を最小限に抑える。 |
12. Vanta
出典 : https://vanta.com
Vantaは、スタートアップから大企業まで幅広い顧客に信頼されている、オールインワンの信頼管理プラットフォームです。SOC 2、ISO 27001、GDPR、HIPAAなど、複数のコンプライアンスフレームワークに対応し、証拠収集を自動化します。主に4つの特徴があります。
- 継続的な管理：点検型評価を超えて、継続的な制御監視とリスク管理を実現します。
- ベンダーリスク管理：最新ソフトウェアの安全な導入を支援し、顧客データを保護します。
- AIパワードセキュリティ：AIを活用したセキュリティ質問票とトラストセンターにより、セキュリティレビューを最大5倍速く完了できます。
- スタートアップ向け機能：迅速にコンプライアンスを達成し、大口顧客の獲得や新たなマイルストーンの達成を支援します。
Vantaを利用することで、セキュリティとコンプライアンスの負担を軽減し、ビジネスの成長を加速させることができます。
基本情報
| 企業名 | Vanta |
| 企業URL | https://vanta.com |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $203,000,000 |
| 主要投資家 | CrowdStrike, Sequoia Capital, Y Combinator, Craft Ventures, GTMFund |
サービス情報
| サービス概要 | セキュリティコンプライアンスの自動化プラットフォーム |
| 顧客 | セキュリティコンプライアンスを効率的に管理したい企業 |
| 顧客の抱える課題 | セキュリティコンプライアンスを効率的に管理し、顧客からの信頼を獲得したいが、管理に多くの時間とリソースを費やしており、本来のビジネス活動に集中できない |
| 提供価値 | セキュリティコンプライアンスの自動化により、効率的な管理と継続的なモニタリングを実現。顧客からの信頼獲得と本来のビジネス活動への集中を可能にする |
| 主要機能 | <1.自動コンプライアンス機能> SOC 2、ISO 27001、GDPR、HIPAAなど多数のフレームワークに対応したコンプライアンス証拠収集を自動化。 <2.継続的GRC機能> 継続的なコントロールモニタリングとリスク管理を提供。リアルタイムでセキュリティ状況を把握。 <3.ベンダーリスク管理機能> サードパーティベンダーのリスク評価と監視を効率化。 <4.質問票自動化機能> AI駆動の質問票自動化で、セキュリティレビューの完了速度を最大5倍に向上。 <5.トラストセンター機能> リアルタイムでセキュリティ状況を顧客に示すトラストセンターを提供。 |
13. Trustpair
出典 : https://www.trustpair.fr/
Trustpairは、フランスを拠点とするサイバーセキュリティースタートアップで、企業の財務部門向けに革新的なソリューションを提供しています。同社の主力製品は、AIと機械学習を活用した不正検出・防止プラットフォームです。
このプラットフォームは、企業の支払いプロセスを自動的に監視し、潜在的な不正や誤りを特定します。Trustpairのソリューションは、サプライヤーデータの検証、支払い前のリアルタイムチェック、異常検出などの機能を備えており、企業の財務リスクを大幅に軽減します。さらに、ユーザーフレンドリーなインターフェースと詳細な分析レポートにより、財務チームの業務効率を向上させます。
Trustpairは、その革新的なアプローチと高い顧客満足度により、急速に成長を遂げており、多くの大手企業から信頼を得ています。サイバーセキュリティーと財務管理の融合により、Trustpairは企業の財務部門に新たな価値を提供し続けています。
基本情報
| 企業名 | Trustpair |
| 企業URL | https://www.trustpair.fr/ |
| 本社所在地 | フランス |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $25,387,300 |
| 主要投資家 | Kima Ventures, Breega, Axeleo Capital, Pierre Antoine Dusoulier, SAP.iO |
サービス情報
| サービス概要 | ベンダー詐欺防止のための自動化されたグローバルアカウント検証プラットフォーム |
| 顧客 | 財務部門を持つ企業 |
| 顧客の抱える課題 | ベンダーとの取引における詐欺リスクを完全に排除し、安全な支払いを実現したいが、手動での検証プロセスは時間がかかり、エラーや詐欺のリスクがある |
| 提供価値 | 自動化されたグローバルアカウント検証プラットフォームを提供することで、ベンダーのオンボーディングから支払いまでの全プロセスを安全かつ効率的に管理し、詐欺リスクを排除できる |
| 主要機能 | <1.ベンダーオンボーディング機能> 自動化された即時の国際的な検証を実行し、安全なベンダーオンボーディングを実現。 <2.ベンダーデータベース監視機能> ベンダーデータベースを継続的に監視し、信頼性の高い制御を提供。 <3.支払いセキュリティ機能> 検証済みの支払いファイルと堅牢な詐欺防止措置により、エラーや詐欺を防止。 <4.P2Pツール統合機能> SAP、Sage、Kyribaなどの主要なソフトウェアとネイティブに連携。 <5.グローバル対応機能> 190以上の国をカバーするグローバルな検証システムを提供。 |
14. CyVers
CyVersの革新的なサービスの一つ、Biomemory Labsをご紹介します。Biomemory Labsは、生体認証技術を活用した次世代の認証ソリューションを提供しています。
このサービスは、従来のパスワードやPINコードに代わる、より安全で便利な認証方法を実現します。指紋や顔認証、虹彩スキャンなどの生体情報を使用し、ユーザーの個人情報を高度に保護しながら、シームレスな認証体験を提供します。
Biomemory Labsの特徴は、その高い精度と使いやすさにあります。最先端の機械学習アルゴリズムを採用し、なりすましや不正アクセスのリスクを大幅に低減させています。また、クラウドベースのソリューションにより、企業は容易に導入でき、スケーラビリティも確保できます。
セキュリティと利便性を両立させたBiomemory Labsは、金融機関やヘルスケア、政府機関など、高度なセキュリティが求められる分野で特に注目を集めています。
基本情報
| 企業名 | CyVers |
| 企業URL | https://www.cyvers.ai/ |
| 本社所在地 | イスラエル |
| ラウンド | Early |
| 調達金額（総額） | $8,000,000 |
| 主要投資家 | Differential Ventures, Elron Ventures, Crescendo Venture Partners, cyber club london, Cyber Future Foundation |
サービス情報
| サービス概要 | Web3セキュリティとリアルタイム脅威検知プラットフォーム |
| 顧客 | Web3プロジェクト運営者（プロトコル、ブロックチェーン、ファンド、データプラットフォーム、中央集権型取引所など） |
| 顧客の抱える課題 | Web3プロジェクトのセキュリティを強化し、ハッキングや攻撃から資産を保護したいが、従来の監査やバウンティプログラムだけでは十分な対策ができず、大規模な資金損失のリスクがある |
| 提供価値 | リアルタイムモニタリング、脅威検知、自動対応機能を提供することで、攻撃を早期に検出し、被害を最小限に抑えることができる |
| 主要機能 | <1.リアルタイムモニタリング機能> 高精度で攻撃の大多数を検知し、最初のハッキング取引の数分前に警告を発する。 <2.セキュリティポリシー強制機能> プロトコル全体を停止せず、特定の悪意のある相互作用を防ぐ。 <3.アドレススクリーニング機能> 取引を承認する前にアドレスをスクリーニングし、リスクを正確に識別。 <4.自動対応機能> 検知された脅威に対して自動的に対応し、攻撃を阻止。 <5.マルチチェーン対応機能> 45以上のブロックチェーンをサポートし、複数のチェーンにわたるセキュリティ監視と保護を提供。 |
15. Trava Security
出典 : https://www.travasecurity.com/
Trava Securityは、成長企業向けのコンプライアンスとサイバーセキュリティサービスを提供する革新的なスタートアップです。主なサービスには、vCISO（仮想最高情報セキュリティ責任者）、コンプライアンス支援、脆弱性評価、ペネトレーションテストなどがあります。
Travaの特徴は、専門知識と実績を組み合わせた包括的なアプローチです。100%の認証率を誇り、複雑なセキュリティ課題を効率的に解決します。また、顧客企業の認証取得を最大75%迅速化し、ビジネスに集中できる環境を提供します。
Travaは単なるツール提供にとどまらず、長期的な関係構築と継続的なサポートを重視しています。サイバーセキュリティとコンプライアンスの課題に直面する成長企業にとって、Travaは信頼できるパートナーとなるでしょう。
基本情報
| 企業名 | Trava Security |
| 企業URL | https://www.travasecurity.com/ |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | — |
| 調達金額（総額） | $15,037,601 |
| 主要投資家 | TDF Ventures, M25, High Alpha |
サービス情報
| サービス概要 | スタートアップや成長企業向けのコンプライアンスおよびサイバーセキュリティサービス |
| 顧客 | スタートアップや成長企業 |
| 顧客の抱える課題 | 効率的にコンプライアンス要件を満たし、強固なサイバーセキュリティ体制を構築したいが、専門知識や人材が不足しているため、自社だけでは対応が難しい |
| 提供価値 | 専門家による包括的なサービスを提供することで、クライアントが迅速かつ効果的にコンプライアンスを達成し、サイバーセキュリティを強化できる |
| 主要機能 | <1.vCISOサービス機能> 専任のバーチャル最高情報セキュリティ責任者を提供し、サイバーセキュリティ戦略の策定と実行を支援。 <2.コンプライアンス・アズ・ア・サービス機能> 100%の認証率を誇るコンプライアンスサービスで、社内業務負担を軽減。 <3.脆弱性評価機能> 効果的な脆弱性管理を提供し、セキュリティリスクを特定・対処。 <4.ペネトレーションテスト機能> 実際の攻撃シナリオに基づいてシステムのギャップと脆弱性を評価。 <5.サイバーセキュリティデューデリジェンス機能> 情報に基づいた意思決定を支援し、ポートフォリオを保護。 |
16. Prove
Proveは、デジタルアイデンティティ検証と認証の分野で最先端のソリューションを提供するサイバーセキュリティスタートアップです。1,000社以上の大手企業に信頼され、不正行為の削減と消費者体験の向上を実現しています。Proveは、主に4つのサービスを提供しています。
- Prove Pre-Fill®：申込フォームを最大79%速く事前入力し、摩擦を減らします。
- Prove Identity®：電話番号だけで消費者の身元を確認します。
- Prove Auth®：パスワードやOTPを超えた、シンプルで安全な認証ソリューションです。
- Prove Identity Manager℠：電話番号やその他の属性をリアルタイムで管理します。
Proveは、シームレスな統合と迅速な導入を可能にし、企業の成長を加速させながら、最高レベルのセキュリティを維持します。
基本情報
| 企業名 | Prove |
| 企業URL | https://www.prove.com/ |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | — |
| 調達金額（総額） | $242,850,553 |
| 主要投資家 | TransUnion, Relay Ventures, MassMutual Ventures, Wellington Management, Capital One Ventures |
サービス情報
| サービス概要 | 最も正確なデジタルアイデンティティ検証プラットフォーム |
| 顧客 | デジタルサービスを提供する企業 |
| 顧客の抱える課題 | 安全かつシームレスな顧客体験を提供しながら不正を防止したいが、従来の方法では顧客体験と不正防止のバランスを取ることが難しい |
| 提供価値 | 最も正確なアイデンティティ検証・認証ソリューションを提供することで、顧客体験を向上させながら不正を効果的に防止できる |
| 主要機能 | <1.Prove Pre-Fill®機能> 検証済みのアイデンティティ情報を使用して申込フォームを事前入力し、オンボーディングを最大79%高速化。 <2.Prove Identity®機能> 電話番号だけで消費者のアイデンティティを検証。書類スキャンや自撮りなしで摩擦を減らし、不正を制御。 <3.Prove Auth®機能> パスワードやワンタイムパスワードを超えた認証ソリューションで、シンプルで安全な認証を提供。 <4.Prove Identity Manager℠機能> 電話アイデンティティトークンのリアルタイムレジストリを提供し、顧客の電話番号やアイデンティティ属性を管理。 <5.開発者向け機能> 開発者ポータルを通じて、数分でProveのデジタルアイデンティティ製品を統合可能。 |
17. Eye Security
出典 : https://eye.security
Eye Securityは、革新的なサイバーセキュリティソリューションを提供するスタートアップです。24時間365日稼働のセキュリティオペレーションセンター（SOC）を備え、最先端の技術を駆使してあらゆるサイバー脅威に対応します。
特徴的なのは、高度なマネージド検知・対応（MDR）サービスとサイバー保険を組み合わせた包括的なアプローチです。これにより、セキュリティインシデントの98%を4時間以内に解決し、残存リスクも保険でカバーします。
さらに、エンドポイントやクラウド環境全体を監視し、200以上の優先リスク推奨事項を提供することで、企業のサイバーレジリエンスを強化します。Eye Securityは、あらゆる業界の欧州企業から信頼を得ており、サイバーリスクを多角的に保護する革新的なソリューションを提供しています。
基本情報
| 企業名 | Eye Security |
| 企業URL | https://eye.security |
| 本社所在地 | オランダ |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $61,934,622 |
| 主要投資家 | Bessemer Venture Partners, J.P. Morgan Growth Equity Partners, TIIN Capital |
サービス情報
| サービス概要 | 24時間体制のセキュリティ監視とサイバー保険を組み合わせた包括的なサイバーセキュリティソリューション |
| 顧客 | 中小企業から大企業まで、特にロジスティクス、製造業、専門サービス、ヘルスケア分野の企業 |
| 顧客の抱える課題 | 24時間体制のセキュリティ監視、高度な脅威検知、迅速なインシデント対応、および財務的保護を統合的に提供する必要がある |
| 提供価値 | 高度なセキュリティ監視、インシデント対応、セキュリティ意識向上トレーニング、およびサイバー保険を組み合わせることで、包括的なサイバーリスク管理を実現する |
| 主要機能 | <1.24/7セキュリティ監視機能> 最先端のEDRとCDR技術を使用した24時間体制のSOC（セキュリティオペレーションセンター）で監視。 <2.インシデント対応機能> 社内の対応・介入サービスチームがインシデント発生時に迅速に対応。 <3.セキュリティ意識向上プログラム> 従業員向けのセキュリティ意識向上トレーニングを提供。 <4.サイバー保険連携機能> セキュリティサービスとサイバー保険を統合し、包括的なカバレッジを実現。 <5.リスク評価・改善機能> サイバーリスクレビューや攻撃表面の詳細分析を実施し、優先順位付けされたセキュリティ推奨事項を提供。 |
18. Island
出典 : https://island.io
Islandは、エンタープライズブラウザを提供する革新的なサイバーセキュリティスタートアップです。従来のセキュリティソリューションとは異なり、Islandは企業のニーズをブラウザ自体に組み込むアプローチを取っています。
このブラウザは、セキュリティ、IT、ネットワーク制御、データ保護、アプリケーションアクセスなど、企業が必要とするすべての機能を、ユーザーが期待するブラウジング体験に自然に統合しています。VDI削減、BYOD対応、M&A時の従業員オンボーディング、第三者アクセス管理、SaaSアプリケーションのセキュリティ強化など、幅広い用途に対応しています。
Islandは、世界最大級の銀行、旅行会社、小売業者など、多くの大手企業で採用されており、Fast CompanyやFortuneなど著名な媒体からも高い評価を受けています。
基本情報
| 企業名 | Island |
| 企業URL | https://island.io |
| 本社所在地 | アメリカ |
| ラウンド | Later |
| 調達金額（総額） | $560,000,000 |
| 主要投資家 | Sequoia Capital, Insight Partners, Coatue, Cisco Investments, Stripes |
サービス情報
| サービス概要 | エンタープライズ向けセキュアブラウザサービス |
| 顧客 | 大企業のIT部門および従業員 |
| 顧客の抱える課題 | 従来のセキュリティ対策では、ユーザー体験を損なうことなく企業データを保護し、コンプライアンスを維持することが難しい |
| 提供価値 | セキュリティ機能が組み込まれたエンタープライズブラウザを提供することで、ユーザー体験を損なうことなく企業データを保護し、コンプライアンスを維持できる |
| 主要機能 | <1.セキュリティ統合機能> エンタープライズブラウザにセキュリティ、IT、ネットワーク制御、データ保護、アプリケーションアクセス機能を組み込み。 <2.BYOD対応機能> 個人所有デバイスでのセキュアな業務利用を可能にし、柔軟性とセキュリティを両立。 <3.SaaSアプリケーション制御機能> SaaSおよびWebアプリケーションへのアクセスを細かく制御し、データ管理を維持。 |
19. Exein
Exeinは、IoTデバイスのセキュリティに特化した革新的なソリューションを提供するスタートアップです。彼らの技術は、接続されたデバイスを自動的に検出し、保護することで、デジタルフリートの安全性を確保します。
Exeinの特徴は、ソフトウェアを内部から守る包括的なセキュリティソリューションです。デバイス内の不審な動作を継続的に監視し、分離することで、IoTデバイスの完全性と信頼性を確保します。
さらに、Exeinは市場投入前後のデバイスにおけるセキュリティ脆弱性の分析と特定を自動化し、製造業者のリスク軽減をサポートします。
自動車、産業IoT、通信、防衛など、ミッションクリティカルな環境で世界最大級の企業から信頼を得ており、日々100万以上のIoTデバイスを保護しています。
基本情報
| 企業名 | Exein |
| 企業URL | https://www.exein.io/ |
| 本社所在地 | イタリア |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $25,583,551 |
| 主要投資家 | Redstone, United Ventures, Partech, eCAPITAL ENTREPRENEURIAL PARTNERS, 33N Ventures |
サービス情報
| サービス概要 | IoTデバイスのセキュリティを強化する組み込みサイバーセキュリティソリューション |
| 顧客 | IoTデバイスを製造・運用する企業（自動車、製造、ヘルスケア、コンピューター・電子機器産業） |
| 顧客の抱える課題 | IoTデバイスのセキュリティを効果的に管理し、サイバー攻撃から保護したいが、脆弱性の特定やリアルタイムでの保護が困難なため、デバイスの安全性を確保できない |
| 提供価値 | 自動検出・保護機能と脆弱性分析により、IoTデバイスのセキュリティを強化し、サイバー攻撃からの保護を実現する |
| 主要機能 | <1.ランタイムセキュリティ機能> ExeinのRuntime Securityにより、接続されたデバイスを自動的に検出し保護。 <2.脆弱性分析機能> Exein Analyzerでデバイス内のセキュリティ脆弱性の分析と特定を自動化。 <3.XDR技術> 拡張検出・対応（XDR）技術を採用し、高度な脅威にも効果的に防御。 <4.オブザーバビリティツール> デバイスの動作を継続的に監視し、異常な挙動を分離。 <5.産業別ソリューション> 自動車、製造、ヘルスケアなど各産業に特化したセキュリティソリューションを提供。 |
20. Hypernative
出典 : https://www.hypernative.io/
Hypernativeは、Web3の世界におけるセキュリティを革新するスタートアップです。彼らのプラットフォームは、広範囲の攻撃を検出し、重要な脅威のみをアラートで通知します。これにより、ハッキングが被害を及ぼす前に阻止することが可能になります。Hypernativeの特徴は以下の通りです。
- リアルタイム脅威検知：攻撃の大多数を高精度で検出し、最初のハッキング取引の数分前に警告します。
- スマートな防御：悪意のある相互作用を特定し、プロトコル全体を停止せずに特定の悪意のある操作を防ぎます。
- アドレススクリーニング：取引承認前にリスクを正確に識別し、複数のチェーンにわたるアドレスの評価を提供します。
Hypernativeは、従来のセキュリティ監査を補完し、継続的な保護を提供することで、Web3プロジェクトの安全性を大幅に向上させます。
基本情報
| 企業名 | Hypernative |
| 企業URL | https://www.hypernative.io/ |
| 本社所在地 | イスラエル |
| ラウンド | Middle |
| 調達金額（総額） | $36,499,872 |
| 主要投資家 | Blockdaemon, Quantstamp, Borderless Capital, boldstart ventures, CMT Digital |
サービス情報
| サービス概要 | Web3セキュリティとリアルタイム脅威検知プラットフォーム |
| 顧客 | Web3プロジェクト運営者（プロトコル、ブロックチェーン、ファンド、データプラットフォーム、中央集権型取引所など） |
| 顧客の抱える課題 | Web3プロジェクトのセキュリティを強化し、ハッキングや攻撃から資産を保護したいが、従来の監査やバウンティプログラムだけでは十分な対策ができず、大規模な資金損失のリスクがある |
| 提供価値 | リアルタイムモニタリング、脅威検知、自動対応機能を提供することで、攻撃を早期に検出し、被害を最小限に抑えることができる |
| 主要機能 | <1.リアルタイムモニタリング機能> 高精度で攻撃の大多数を検知し、最初のハッキング取引の数分前に警告を発する。 <2.セキュリティポリシー強制機能> プロトコル全体を停止せず、特定の悪意のある相互作用を防ぐ。 <3.アドレススクリーニング機能> 取引を承認する前にアドレスをスクリーニングし、リスクを正確に識別。 <4.自動対応機能> 検知された脅威に対して自動的に対応し、攻撃を阻止。 <5.マルチチェーン対応機能> 45以上のブロックチェーンをサポートし、複数のチェーンにわたるセキュリティ監視と保護を提供。 |
旅行業界のスタートアップ20選 国内･海外ともに注目のスタートアップを紹介