複数事業案の創出から社内報告資料作成までを4週間で短期集中実施。新たなコミュニケーション文化を目指したアイデア創出プロジェクト
2022/12/7
IDEATION Cloudの利用を決めた理由
はじめにご所属の部署と業務内容について教えてください。
スマートライフカンパニーライフスタイルイノベーション部に所属しています。業務内容としてはドコモのコミュニケーション領域における新規事業開発に取り組んでおり、現在は今後リリース予定の新たな音声サービスの事業責任者を担っています。
今回IDEATION Cloudをご活用いただいた理由をお聞かせください。
ドコモとして新しいコミュニケーション文化を創出するため、新規事業アイデアの弾込めをしたいと考えており、そのなかでも次の2つ理由からチームに合った手法なのではと感じたことが決め手でした。
1つ目は、チームにおける新規事業開発経験者のリソース不足を解消できると感じたことです。
0→1のアイディエーションを経験したことのある人材が確保できず、私自身がメンバーを育成しながらアイディエーションを進めるのも非効率的であると感じていました。
そこで新規事業開発のプロフェショナルであるRelicさんにご協力をいただき、既存のプレイヤーを起点に事業を検討することで、効率的にアイデア創出ができると思いました。
2つ目の理由は、これまでチームで進めてきたリサーチと異なる観点からの情報を得ることができそうだと感じた点です。
すでにコミュニケーション領域において一定のリサーチを行ってはいましたが、調査に偏りがないかを検証するため、また自分等の調査観点・方法では取得できなかったであろう情報を取得するためにも別の観点からの情報が欲しいと感じていました。
徹底して海外スタートアップをベンチマークするIDEATION Cloudを利用することで、この課題感が解消できるのではと考えた形です。
IDEATION Cloudを利用したことによる効果
IDEATION Cloudをご活用いただいた感想を教えてください。
100万件のプロダクト群から200~300件程の中間アイデアリストの作成、さらには高優先アイデア数個への絞り込みとピボット方向性の議論、最終的には2案に対する社内説明資料の作成までを4週間という短い期間の中で終えることができ、新規事業検討リソースの不足という課題に対して特に効果的なソリューションだったと感じています。
既存の資金調達スタートアップを発想の起点とする手法と、週2,3回の頻度で打ち合わせを行っていただいたRelicさまチームのコミットがあったからこそ実現できたことだと感じています。
また、検討過程で数百件の検討スコープに沿ったアイデアに触れることで、新たな発見を得ることもできました。
プロダクトをデータベースからアイデアを絞り込む過程についても、主観的な感覚に頼るのではなく、優先要件をすり合わせながら進めていたったことで、納得感を持つことができました。
IDEATION Cloudの魅力は何であると感じていますか?
世界中のスタートアップ情報から自分達の知りたい領域にフォーカスして、事業開発のプロが特に顧客と課題をおすすめしてくれることと、短期間でスピーディーに納得感のあるアイデアを創出できる点が魅力だと感じています。
特にどの様な方にIDEATION Cloudをお勧めされますか?
Relicさんとどのような事業案を抽出するかを高頻度でディスカッションする中で、
自ずと自分たちや自社幹部が求める新規事業の要件が整理・言語化されるという点も副次的なメリットだと感じています。
これから新規事業開発の検討を始める部署や企業様にとっては特に大きなメリットとなるのではないでしょうか。
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