2023.12.1

マーケティングオートメーションツール比較!簡単にMAツールの事例と特徴を紹介

マーケティングオートメーションツール比較!簡単にMAツールの事例と特徴を紹介

2015年頃から国内でも注目を集められるようになった「マーケティングオートメーション 」。

企業のマーケティング活動において、人手で繰り返し実施していた定型的な業務や、人手では膨大なコストや時間がかかってしまっていた複雑な処理をすべて自動化し、効率よく業務をこなす仕組みのことです。

実際に導入しようと考えている企業も多いかと思いますが、どのツールを導入するべきなのか迷われている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、代表的なマーケティングオートメーションツールについて、サービスごとの特徴などを混じえながら、比較していきたいと思います。

マーケティングオートメーションツール例1【b→dash(ビーダッシュ)】

株式会社フロムスクラッチが開発したマーケティングプラットフォームの『b→dash』は、toB、toCを問わず、幅広い企業に対応可能となっています。すでに多くの企業で導入されており、データの取得はもちろん、取り込みや統合、加工、データの活用に至るまでのあらゆる機能をAll in oneで提供している点が特徴です。

Webでの集客から顧客管理まで、マーケティングのすべてを一元管理することができます。運営するフロムスクラッチは、b→dashはデータ統合基盤があり、そこにマーケティングオートメーションを含むマーケティング機能が備わっているプロダクトであると捉えており、b→dashを「マーケティングデータプラットフォーム」と呼んでます。

b→dashのメリットは主に以下の4つです。

  • データ統合をしたいというニーズに対応することができる
  • MAツールに必要な機能を網羅している
  • 広告運用をサポートする機能が充実している
  • 大手BtoC企業の導入実績が多い

▼b→dash.詳細

概要 顧客のWebサイトでの行動データに加えて、サービスが保持するデータベース情報の動きをリアルタイムに検知/解析することで、顧客ひとりひとりに最適なコンテンツを最適なタイミングで自動配信するツール
価格 案件ごとに要相談
導入期間 3~5ヶ月程度
主な機能 メール/MA、データ統合、Web顧客、BI,LINE連携、広告連携、SMS配信、レコメンド、CMS、LPO/ABテスト、Push通知
導入事例 KIRIN、シダックス、BIGLOBE、KINGSOFT

公式サイト

マーケティングオートメーションツール例2【SATORI(サトリ)】

株式会社SATORIが提供する、マーケティングオートメーションツールの『SATORI』は、顧客開拓を自動化するマーケティングオートメーションツールの代表的な製品です。これまで350社以上が導入している国産認知度No.1ツールと言われており、見込み客を増やす機能(リードジェネレーション)が充実していることでも知られています。

多くのマーケティングオートメーションは、メールアドレスなどのリードを特定する情報が収集できた時点からアクションを行いますが、それではメールアドレス取得前の潜在的なリードに対して有用的な施策を行うことができません。SATORIでは、外部のデータと連携することで、情報収集の以前から潜在的見込み客に対するアプローチを行うことが可能です。

SATORIの主なメリットは以下の3つです。

  • 匿名ユーザのスコアリングができる
  • Webメディアとの相性が良い
  • 導入期間が短い

▼SATORI.詳細

概要 匿名ユーザー・実名ユーザーどちらにもアプローチを行えるリードジェネレーション(見込み顧客の獲得)に強いマーケティングオートメーションシステム
価格 初期費用10万円/月額費用10万円(※無料トライアルあり)
導入期間 アカウント発行後すぐ(jsコードの設置のみ)
主な機能 リード管理機能、リードジェネレーション、リードナーチャリング、リードクオリフィケーション、オートメーション、レポート、外部サービス連携、データー提供、独自ドメイン
導入事例 KDDI、アデランス、エムエム総研、キャップドゥなど

公式サイト

マーケティングオートメーションツール例3【Marketo(マルケト)】

『Marketo』は、toB、toC問わず、世界39か国・6000社以上の企業に導入されているMarketoのエンゲージメント・マーケティング・プラットフォームです。企業が顧客一人一人にあった内容、タイミング、方法によるコミュニケーションをとるためのプラットフォームを提供します。エンゲージメントを通じて、マーケターの課題である「ブランドの確立」「収益の向上」「効果の証明」を実現しています。

製品としての使い勝手の高さや、新機能が追加されるスピード感に加えて、サポート体制、マーケターを支援するパートナーの存在などがあり、いち早く成功まで導きます。実際に「施策がすぐに実行できる」ので、多くの企業で採用されています。

Marketoの主なメリットは以下の4つです。

  • 豊富な機能を10万〜20万程度の月額費用で使用することができる
  • 導入実績が多い
  • MAツールに必要な機能を網羅している
  • Marketoコミュニティやイベントが活発

▼Marketo.詳細

概要 世界39か国・6000社以上の企業に導入迂されている、Marketoのエンゲージメント・マーケティングプラットフォーム
価格 初期費用無料/月額費用143,400円~(※無料トライアルあり)
導入期間
主な機能 セグメンテーション、パーソナライゼーション、メールマーケティング、ワークフロー、A/Bテスト、リードなーチャリング、CRMとの統合、エンゲージメントエンジン、リードスコアリング、リアルタイム通知
導入事例 パナソニック、楽天、LINE、ロート製薬、りそな銀行など

公式サイト

マーケティングオートメーションツール例4【SHANON(シャノン)】

『SHANON MARKETING PLATFORM』は、豊富な標準機能、柔軟なカスタマイズ性、APIを通じたプログラマティック連携などを搭載した高機能な製品です。

SHANONを提供する株式会社シャノンは、もともとセミナー運営に特化したASPサービス「スマートセミナー」を提供していました。そのため、イベントの事前準備から事後フォローまでの運営管理ノウハウには長けており、それらがSHANONに蓄積されています。したがって、オンラインとオフラインを絡めたマーケティングに強いという点が特徴です。

SHANONの主なメリットは以下の2つです。

  • 外部ツール・サービスとの連携実績が豊富である
  • 月額費用を抑えた導入が可能

▼SHANON.詳細

概要 マーケティング業務の自動化・効率化と統合的なデータ管理により、戦略的なコミュニケーションを実現するクラウドアプリケーション
価格 初期費用10万円/月額費用84,000円(Basic)、174,000円(Professional))
導入期間 6ヶ月~
主な機能 メールマーケティング、広告連携、ランディングページとWEBフォーム、マルチチャンネルキャンペーン管理、顧客管理、スコアリング、CRM統合、ソーシャルツール
導入事例 電通、朝日新聞、みずほ総合研究所、HITACHI、内田洋行など

公式サイト

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はマーケティングオートメーションツールを4つ紹介し、それぞれの機能や特徴などを比較しました。マーケティングオートメーションについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事もご参照ください。

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