マーケティングオートメーション(MA)ツールの選び方とは?
2015年頃から国内でも徐々に普及し始めたマーケティングオートメーション(MA)。
自社でもマーケティングオートメーションツールの導入を検討しているという方も少なくないでしょう。しかし、どのツールを導入すれば良いのか分からないという方も多いかと思います。 そこで今回は「失敗しないマーケティングオートメーションツールの選び方とは?」と題して、マーケティングオートメーションツールを選ぶ際のポイントについて解説していきます。
Contents
マーケティングオートメーションツールを選ぶポイントとは?
目的がきちんとあるか
まず、マーケティングオートメーションツールを選ぶ以前に、導入する目標や目的を明確にしておきましょう。なぜマーケティングオートメーションを活用するのか、ツールの導入によって何をいつまでに達成するのかという設定は特に重要となってきます。特に目的もなく、ただ”なんとなく”導入するというのは避けるべきです。
どのツールが適しているか
マーケティングオートメーションツールは、各ツールさまざまな機能やサービスが充実しています。自社のマーケティングにはどのようなツールが適しているのか判断することも大切です。
インターネット上には、マーケティングオートメーションツールを比較したサイトがたくさんあります。機能や料金、導入期間などを基準に、各ツールを比較しながら選んでいきましょう。
担当者が使いこなせるか
高島屋のクロスメディア事業部 カタログ・ネット・テレビ販売部 ネットチャネルグループのグループマネージャー・長峰崇氏は、自社にマーケティングオートメーションを推進した際、「担当者が使いこなせる」ことを選定条件の一つにしていたそうです。
導入後、どんなスキルが必要で誰が運用するのか、そのためにはどの程度の機能レベルであるべきか、どの程度外部の力を必要とするのかを前もって想定しておきましょう。
BtoBか、BtoCか
ツールによってはどちらも対応しているものがありますが、導入するマーケティングオートメーションはBtoB向けか、BtoC向けかで特徴が変わります。マーケティングのプロセスで重要となるポイントやチャンネルが異なるため、機能自体も大きく異なる場合があるのでご注意を。
運用体制が整っているか
マーケティングオートメーションを実行するためには、十分な人員と環境が整っていることが条件です。新たなシナリオ企画やコンテンツ作成など、さまざまな運用をスムーズに進めて行くためには、膨大な量のタスクをこなさなければなりません。導入はできたが、運用段階で人員不足や環境不整備などにより、機能しなかったという話にならないようにしましょう。
コストパフォーマンスが良いか
マーケティングオートメーションはタダではないため、やはり導入に際して価格は外せないポイントです。ツールの導入によって削減できるコスト、見込める利益などをシミュレーションした上で検討しましょう。
導入したはいいものの、結局使いこなせずに投資した工数や費用が無駄になることは一番もったいないです。そのため、低いリスクで始め、実践しながら改善を続け、レベルアップしていくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。マーケティングオートメーションツールを選ぶ際には、
- 目的がきちんとあるか
- どのツールが適しているか
- 担当者が使いこなせるか
- BtoBか、BtoCか
- 運用体制が整っているか
- コストパフォーマンスが良いか
これらのポイントを抑えることが重要となっています。
みなさんも今後マーケティングオートメーションツールを導入される際には、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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