失敗した企業イノベーション【10の事例】
新規事業開発やイノベーションの実現は企業にとって難題であり、常に失敗するリスクが伴います。スタートアップは12社の内11社が失敗し、大企業のイノベーションでも20社のうち19社が失敗すると言われています。本記事では、Googleやフェイスブックなどイノベーションの実現を牽引する世界的企業の失敗例を紹介します。本記事では世界的に有名な企業を事例になぜイノベーションが失敗したのかを紹介します。
失敗事例①:グーグルグラス(Google Glass)
出典:Wikipedia
Googleはインターネット関連のサービスに特化したアメリカの多国籍企業で、世界で最も革新的な企業の1つとして知られています。
Google GlassはAR業界への参入を試みた大規模なプロジェクトです。発表された当初、熱狂的なファンの間で話題になり、破壊的なイノベーションを起こすポテンシャルのある製品として見られていました。
2015年にリリースされた後、熱狂的なファンの間では利用されましたが、高価な値段とプライバシーの問題が発覚し、一般市場への浸透が滞りました。
グーグルグラスが失敗で終わった理由として、グーグルグラスが解決する課題が既存の代替品で充分に解決出来ていることです。グーグルグラスの中心機能として、インターネットを使い調べたい事が目の前で見れることですが、スマホなので既に出来ることでありました。
失敗事例②:デロリアン DMC12 (DeLorean DMC-12)
出典:MSN
バック・トゥ・ザ・フューチャーが好きな人であればこの車に特別な想い入れがあるのではないでしょうか?デロリアンDMC12(以下デロリアン)は、デロリアン社が開発した唯一のモデルでありバック・トゥ・ザ・フューチャーでの出演で一世を風靡しました。
しかし、デロリアンは安全性の問題の顕在化と1980年代の自動車業界の低迷により、生産が中止されました。しかし、幸いにも、熱狂的なファンの間で多大な支持を受けていることから、限定的に生産を再開することが計画されています。
失敗事例③:デ・ハビランド 106 コメット(DH 106 Comet)
出典:wikipedia
デ・ハビランド社のコメットは世界初の民間航空機として、1949年にプロトタイプが開発され、1952年に運用が開始されました。デ・ハビランド社は人類の歴史を塗り替え世紀のイノベーションを起こす会社として期待されていました。
しかし、リリースされた一年でさまざまな問題が発覚し、安全性が危惧されました。その後、コメットの安全性を高めるために再開発を行い、コメット2、コメット3、コメット4と段階的に性能を格上げしましたが安全ではないイメージを人々から拭えず、生産が中止されました。
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