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2023.10.30

シードとは?アーリー、グロースも解説|スタートアップ

シードとは?アーリー、グロースも解説|スタートアップ

スタートアップの成長ステージは、「シード」「アーリー」「ミドル」「レイター」と表すことが一般的です。

これらはスタートアップの資金調達や成長を語るうえで重要な考え方であるため、スタートアップに関わる人にとっては理解が欠かせないものと言えます。

本記事では、各ステージの定義や概要についてご紹介します。

各ステージの定義

「シード」「アーリー」「ミドル」「レイター」といった単語は、スタートアップの成長段階を区分したもので、投資ラウンドと呼ばれます。

これらの定義にはいくつか流派がありますが、一般的には下記4つのステージで表現します。 

スタートアップのステージ定義

  • シート:事業アイデアはあるが起業前
  • アーリー:起業したがマネタイズはこれから
  • ミドル:事業が単月黒字化し、成長が見えた
  • レイター:事業成長が軌道に乗り、拡大路線へ

ベンチャーキャピタル(VC)や投資家は、このステージごとに目的に沿った投資を行います。
次に、各ステージの特徴についてご紹介します。

シード

シードとは、起業前の段階を指します。
一部起業後を指すこともありますが、いずれにしても事業アイデアのみある段階と理解ください。
コンセプトやビジネスモデルは決まっているものの、まだ具体的な製品やサービスの実現ができていないステージです。

この段階では、起業家は基本的に資金がなく、エンジニアを雇ったり、デザイナーに発注するための費用が捻出できません。

またそもそも法人登記にも費用が発生するため、起業して事業アイデアを形にするための種銭(シードマネー)が必要となります。

主にシード段階の企業に特化して投資活動を行うシードアクセラレーターと呼ばれるVCやエンジェル投資家から調達するか、なんとか自己資金で工面することがほとんどです。

まだ具体的なプロダクトはないので、投資家の心を掴むためには、事業アイデア/ビジネスプランの仮説の質を高めることが重要になります。

またこのステージでは、あくまで仮説でしかない事業アイデアのみならず、それを実現しようとするチーム=初期メンバーのプロフィールや体制がいかに強力で、実現可能性が感じられるかといった人物面の評価が非常に重要です。

アーリー

アーリーとは、起業直後の段階を指します。
立ち上げた事業が軌道に乗るまでは赤字が続きますが、事業の立ち上げ/グロースを狙うためには当然資金が必要になります。

アーリーを乗り越えられるかどうかが勝負であり、会社と事業の生き残りをかけてあらゆる施策を実行していきます。
そもそもの運転資金はもちろんのこと、プロダクト改善やマーケティングに先行投資が必要となります。

ここで投資家の心を掴むためには、初期プロダクトについて初期顧客から得られた反響が大きいこと、熱狂的なファンが生まれていることを証明し、当初描いていた事業計画の実現可能性がいかに高いかをアピールする必要があります。

ミドル

ミドルとは、事業が本格的に成長をし始めた段階を指します。
この段階では、まだ完全に軌道に乗ったとはいえないものの、ようやく単月黒字化を果たした、または、まだ赤字だがあとひと踏ん張りで単月黒字化が見えてくるという企業が対象となります。

それまでのステージとは異なる能力をもった人材採用(主にグロース能力)やプロダクトの抜本的な改善/追加開発に新たに資金が必要となります。

この段階では、企業も一定レベルの実績を保有しているため、複数のVCから大型の調達をする、または大手企業との資本業務提携等による資金調達が候補として挙がってきます。

レイター

レイターとは、企業組織が確立され、経営が徐々に安定してくる段階を指します。
IPOを具体的に検討し始めるのはこのステージが大半です。

事業/サービスが安定して継続成長する状態を迎えており、損益分岐点を超え、単月黒字化ではなく単年黒字化を果たしています。
継続的に既存事業に投資してさらなる拡大路線をとるのか、またはメイン事業とシナジーのある新規事業にチャレンジするのか、重要な経営判断が求められます。

既に社会的信用が得られているため、VCからの資金調達の難易度は低く、金融機関からの融資も比較的容易になります。
マーケティングに大きく投資し、マスメディアを使った大規模プロモーションを実施することも可能です。

ベンチャーやスタートアップから一歩抜けた状態といえるでしょう。
ここまで来ると、金融系VCや政府系VCが登場してきます。

まとめ

シードとは?|スタートアップ

ここまでご紹介したように、会社の成長ステージごとに、資金調達の難易度や資金調達の成功確率を高めるために証明するべきことや投資家へのアピールポイントは異なります。

自社の置かれた成長ステージを見極め、それぞれのステージに合った資金調達方法を見極め、最適な事業成長パートナーを選びぬくことが重要です。

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