2023.12.20

体験型ストアb8ta(ベータ)とは?

体験型ストアb8ta(ベータ)とは?

b8taは2015年に米国サンフランシスコで創業し、「サービスとしての小売(RaaS:リテール・アズ・ア・サービス)」と呼ばれる画期的なソリューションの先駆者となりました。

2020年1月現在、米国内23店舗・ドバイに1店舗を構えています。多様なブランドに対し、
店舗内の区画を定額で提供。実店舗への出品をまるでオンライン広告を出稿するのと同じくらい手軽なものにしました。また、消費者に対しては、世界中のイノベーティブな商品を発見/体験/購入できる場を提供しています。

本記事では、ベータ・ジャパン カントリーマネージャーの北川氏に、コロナ禍におけるb8taの対策と、“クラウドファンディング”との連携、また今後の展望について語っていただきます。

RaaSのパイオニア“b8ta”とは

b8ta説明会の写真

b8taとは、一言で言えば、メーカー企業様が製品の運用試験をしながら販売を行うことのできる小売店のことです。b8taを使うことにより、消費者のみなさまは、世界中のイノベーティブな製品を体験することができる一方、メーカー企業様は、店内カメラや、b8taテスターがお客様からいただいたご意見など良質な定性/定量データを得ながら販売活動を行うことができます。

2020年8月、日本初上陸。ミッションとしては、「Retail Designed for Discovery」を掲げております。リテールを通じて人々に“新たな発見”をもたらす”、そんな想いの下に、スタッフ共々、日々創意工夫を重ねながら活動を続けています。

コロナ禍でも、大切なのはお客様の満足度向上

オフラインで成立している事業なので、コロナ感染対策は徹底して行っています。入場時の検温・消毒はもちろんですが、特に週末は多くのお客様にご来店いただいている状況が続いていますので、一度に入場いただける人数を制限しております。

一方で、入場制限によりご来店いただけるお客様の総数が減ってしまうとしても、ご来店いただいたお客様には、ぜひじっくり製品を体験していただきたいという想いがあります。

先ほど申しました通り、店内には世界中のイノベーティブな製品が並んでいる他、お客様の満足度を最大化するために、商品の配置から導線まで、全てが工夫を凝らしたものとなっています。また、出品ブランドの世界観を体現した半個室の区画(エクスペリエンスルーム)では、ブランドの世界に入り込みながら、商品/サービスを体験できるようになっています。

ホームセンター・カインズとコラボ写真

(ホームセンター・カインズとコラボした際のエクスペリエンスルーム)

また、b8taを訪れていただいた際は、ぜひb8taテスターにいろいろと質問してみてください。訓練を受けたスタッフが基本的にはなんでもお答えしますし、ポジティブでもネガティブでも、いただいたご意見が製品のフィードバックになり、より良いものが生み出されるきっかけにもなります。

b8ta社内イメージ写真

b8taでの体験は、お客様にとってかけがえの無い経験となります。
コロナ対策には万全を期しておりますので、ぜひお気軽にご来店ください。

b8taがクラウドファンディングネットワーク“ENjiNE”と連携

Relicとb8taのロゴ

b8taは、2020年8月に日本に上陸したということで、まさにコロナ禍真っ只中での進出となりました。
このような、いわゆるVUCAと呼ばれる時代に、企業が新製品や新サービスを企画・開発する際には、ユーザーの受容性を検証しながら進めることで、リスクを抑えながらスピーディに推進していくことが重要になります。

しかし、オンラインとオフラインでは消費者像が異なるケースが存在するため、テストマーケティングに課題を抱えている企業が多いという現状があります。そこでこの度、クラウドファンディングのプラットフォームを運営している株式会社Relicとパートナー契約を締結し、クラウドファンディングとb8ta店舗の対象区画を融合したOMO(Online Merges with Offline)テストマーケティングサービスを実現いたしました。

この連携により、メーカー企業様はより包括的で精度の高いテストマーケティングを行うことができるようになります。具体的には、メーカー企業様は、クラウドファンディングを通じて取得できるオンライン上のデータに加えて、オフラインにおける、通常の小売店では提供されないデータを、b8taを通して取得することができます。

クラウドファンディングに出品するような、まさにテストマーケティングの段階にある製品は、オフラインでのタッチポイントが多くはないのではないかと感じています。精度の高いテストマーケティングの実現やプロジェクトの目標金額達成のためにも、ぜひメーカー企業様にはオンラインとオフラインを組み合わせてサービスをご利用いただくことをおすすめします。

クラウドファンディングとの連携に関する詳細はこちら。

b8taへの出品に関するお問い合わせはこちら。

“b8ta”が見据える今後の展望とは

b8taオフィスの外観

ずばり“オフラインのキュレーションメディア”としての代表的な地位を確立したいです。

まず、メーカー企業様にとって、実店舗での展開をすることはとても大変です。特に自社製品のブランドを大切にしていらっしゃる企業様は、実店舗での展開をしたいが小売での経験がなく、本当にうまくいくかわからないという不安を抱えていらっしゃる企業様が多いように感じます。そんな時、b8taなら手軽に有楽町や新宿などの一等地に出店し、オフラインでの効果検証をすることができる、そうしたニーズが出てきた際に第一想起される存在を目指しています。

また、すでにデータがとれる店舗があったり、今後競合が参入してくることも見込まれたりしますが、似たようなお店が「b8taっぽいお店だよね」と言われるくらいになりたいですね。テレビなどのメディアに積極的に露出することで、世の中からの注目度も高まっているのを感じています。RaaSというこれまでに無いカテゴリーのパイオニアとして、今後もメーカー企業様にとっても、消費者のみなさまにとっても独自の価値を提供していく企業として創意工夫を図っていきます。

◆記事内画像出典元:ベータ・ジャパンHP

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