クラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクト5選

2005年に『電車男』がブームを巻き起こし、以来「鉄道オタク(鉄オタ)」がすっかり定着しています。最近では、バラエティ番組で”鉄道ファンを増やすための企画”が放送されたり、女性鉄道ファン(鉄美女)が流行するなど、国内における鉄道愛好家がますます増えているようです。
そんな今回は『クラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクト5選』と題し、国内外を合わせた5つの事例を紹介していきます。
Contents
クラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクト|寝台列車「北斗星」
https://readyfor.jp/projects/hokutosei
本プロジェクトは836名の出資者から、目標額を大きく上回る1588万円を集めることができました。国内の鉄道・電車関連プロジェクトの中では歴代最高の支援金を集めており、「2両目の保存」という第二の目標をも叶えています。
クラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクト|銚子電鉄
https://readyfor.jp/projects/CHOSHO-CHODEN
クラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクト|本州最北端の転車台
https://camp-fire.jp/projects/view/18353

津軽鉄道沿線の有志が発起人となって設立した「津軽鉄道サポーターズクラブ」が、国内最大のクラウドファンディング『CAMPFIRE』を通じて資金集めを行なったところ、目標金額を大きく上回る185万円の資金調達に成功。2017年の5月21日に完成を祝う式典が開催され、普段は静かな終着駅、津軽中里駅には終日多くの来訪者で賑わっていました。
クラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクト|ドイツ長距離鉄道「Locomore」
https://www.startnext.com/locomore
2016年の12月14日、世界で初めてクラウドファンディングを活用して作られた電車「Locomore(ロコモア)」が、ドイツ南西部の都市・シュツットガルトを出発しました。Locomoreは、新しい鉄道の未来を切り拓く可能性を秘めたオレンジ色の長距離鉄道であり、北東部にあるドイツ最大の都市・ベルリンまでの400マイル(約640km)を結んでいます。ドイツ鉄道の定期運賃は€115(1万5000円)なのに対し、Locomoreは今年1月からの定期料金が€22(2800円)と、ドイツ鉄道の5分の1以下の値段です。
本プロジェクトはドイツ最大のクラウドファンディングサイト『Startnext』にて資金調達を行ない、およそ7400万円を集めることに成功。創業者であり幹部のデレク・ラドウィグ(Derek Ladewig)さんは、「今後はドイツ鉄道だけでなく、自動車や飛行機、長距離バスなどにも対抗した新しいサービスを提供していく」と意気込んでいます。
クラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクト|イギリス「テルフォード蒸気鉄道」
https://www.crowdfunder.co.uk/p/telford-steam-railway-vandalism-repairs?
さて、今回はクラウドファンディングで成功した鉄道・電車プロジェクトについて5つ紹介しました。
現在、国内にあるいくつかの鉄道会社は経営難に苦しんでおり、廃線の危機に迫られている鉄道も多いようです。そのため、将来的には上記事例のように、会社負担ではなくクラウドファンディングを活かして運営費を集めるといった新しい鉄道事業が浸透していくと思われます。
皆さんも、地元のローカル線がクラウドファンディングを活用した際、支援に協力してみてはいかがでしょうか。
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