クラウドファンディングサイト構築/制作のためのサービス比較まとめ

今や世界的に急成長を遂げているクラウドファンディング。アメリカやヨーロッパだけでなく、日本でもますます規模は拡大傾向にあり、2013年には124億円だった市場は、2017年に1,090億円に達しています。では、そんなクラウドファンディングを運営するためのサイトを構築するサービスには、一体どのようなものがあるのでしょうか。以下をご覧ください。
Contents
主なクラウドファンディング構築のためのサービス
では、主なクラウドファンディング構築のためのサービスを紹介していきます。それぞれのサイトの特徴や、他とは異なる利点などに注目しながらご覧ください。
CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE
https://relic.co.jp/services/enjine/
「CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE」は初期費用/月額固定費無料で導入できる、
ネットワーク型クラウドファンディングサイト構築サービスです。デザインをカスタマイズした独自ブランドの自社サイトを低コストかつスピーディーに立ち上げることができます。
また、導入企業様のサイト同士で相互集客やプロジェクト・商品の同時掲載ができるので、コストをかけずにプロモーション・PRの強化を実現します。
また、新聞社、WEBメディア、出版社・テレビ局、メーカーなど、幅広いジャンルの企業様で導入・ご活用されています。
資料請求はこちらよりダウンロードください
DECTO(デクト)
多言語自動翻訳ツール「WOVN.io」を提供している株式会社ミニマル・テクノロジーズによるクラウドファンディング構築パッケージ「DECTO」。クラウドファンディングサイトを作る事ができ、シリーズ累計87サイトの導入実績を持っています。
DECTOは、国内初となる多言語での利用が可能となっており、これからの海外進出を考えている企業などにとって、おすすめのパッケージとなっています。また、DECTOには以下のような特徴があります。
- 最大30ヶ国語対応
- 管理画面から翻訳修正(人力翻訳・機械翻訳がワンストップ)
- 10種類のカラーバリエーション
- 翻訳ページのSEOにも対応
ダウンロードプラン350,000円(税別)、ドメイン取得代行などプログラムの知識があまり無いかた向けのセットアップ代行プラン450,000円(税別)となっています。
Thrinacia(スリナシア)
「Thrinacia」は、デザイン機能をフルカスタマイズできるだけでなく、高機能かつ拡張性にも優れたクラウドファンディング構築パッケージです。iOSやAndroidといったマルチデバイスにも対応しており、IEやSafariなど、さまざまなブラウザにも対応しています。
Thrinaciaは世界中で利用されていて、自分のウェブサイトをよりユニークなものにしてくれる機能がたくさんあります。その主な機能と特徴は以下の通りです。
- レポート機能
- 簡単なサイト設定(サイトのデザイン変更、決済情報の設定、クラウドファンディング実施モードの設定、SNS設定など、管理画面から簡単に行えます)
- プロジェクト管理機能
- ページ管理機能
初期費用は0円で、月額1万円から利用可能です。プランは全4種類で、エントリープラン5,000円/月、スモールプラン10,000円/月、スタンダードプラン25,000円/月、スケールプラン45,000円/月から選択できます。
CYBRiDGE(サイブリッジ)
主にインターネットサービスの運営やシステムの受注開発を行っている「CYBRiDGE」。クラウドファンディングサイトだけでなく、医療法人向けサイトや学校法人サイトなどの構築も行っています。プラットフォームからの構築により、自分が求めているサービスを形にすることができ、これまでに何社もの企業のクラウドファンディングサイトを構築しています。
CYBRiDGEの提供するパッケージ型クラウドファンディングサービス構築では、応援したいプロジェクトの種類に合わせてプラットフォームを構築できるため、映画ファンド、エンターテイメント系、介護事業、カフェ、eco支援などの事業支援ファンドなど、特色あるクラウドファンディングをリリースすることができます。CYBRiDGEを通じて構築されたクラウドファンディングサイトの代表例に、JustGiving JapanとEMERALDがあります。
IgnitionDeck(イグニッションデック)
無償提供されているブログシステムのWordPressには、数多くのプラグインが提供されていますが、その中でも特に有名なクラウドファンディングのプラグインが、「IgnitionDeck」です。オプションとして、Amazon決済や分析ツールの追加も可能となっています。
IgnitionDeckをワードプレスに導入するには、ワードプレス管理画面のプラグイン導入から “IgnitionDeck” を検索し、”IgnitionDeck Crowdfunding & Commerce” というのを見つけインストールします。プラグインを有効にし、Activate Nowボタンをクリックすれば、登録画面に遷移できます。
zenmono.Cloud(ゼンモノクラウド)
https://www.enmono.jp/zenmonocloud
「zenmono.Cloud」は、株式会社enmonoが2013年5月28日に開始した、自社で運営するモノづくりに特化したクラウドファンディングサービス・zenmonoの機能と、これまでに掲載されたプロジェクトの全てを成功に導いたノウハウを、”モノづくり特化型クラウドファンディング教育パッケージ”として提供するクラウドサービスです。
zenmono.Cloudのサイト内では、主な特徴として以下の3つが挙げられています。
- 「資金」と「資金以外」の支援がクラウド上で調達可能
- 「モノづくりに特化したクラウドファンディング教育パッケージ」の提供
- モノづくり特化クラウドファンディングサイト・zenmonoとの連携
なお、イニシャル導入費用は500,000円から、月額費用は150,000円となっています。
Fundee Scratch
「Fundee Scratch」は、高機能な購買型クラウドファンディングサイトのシステムパッケージです。
All or NothingかAll inのどちらかのみ利用できるノーマル150,000円、プロジェクごとにAll or NothingかAll Inかを選択できるダブル300,000円、プロジェクごとにAll or NothingかAll In型か、月額課金型かを選択できるデラックス400,000円の3種類が存在します。
Fundee Scratchは、以下12個もの機能と特徴があります。
- GMOペイメント社のクレジットカード決済に対応
- SSL利用に対応
- 基本的SEO対策も管理画面で設定可能
- 運営会社情報なども管理画面で設定可能
- プロジェクト記事が簡単作成
- 活動報告も簡単作成
- トップページ表示プロジェクトの設定が可能
- 管理画面でデザイン編集可能
- PC・スマホ・タブレット対応
- リターンの購入上限設定等も可能
- 支援者一覧のCSVダウンロードが可能
-
ユーザ間のメッセージ送信が可能
まとめ
さて、今回はDECTO, Thrinacia, CYBRiDGE, IgnitionDeck, zenmono.Cloud, Fundeeの6つのクラウドファンディング構築サービスを紹介しました。費用を安く抑えられるサイト、機能や特徴が豊富なサイト、すでに販売実績が高いサイト、海外にも通じているサイトなど、各サイトさまざまな特徴があります。自分にふさわしそうなサイトを選んで、クラウドファンディングを実践してみてください。
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