2023.11.18

WordPressでクラウドファンディングを構築できるプラグインとは?

WordPressでクラウドファンディングを構築できるプラグインとは?

WordPressのネットショップ管理プラグイン機能に「クラウドファンディング構築機能」というものが導入されています。クラウドファンディングサイトに特徴的な支援額や達成状況を表す進捗バーといった機能を、ネットショップ管理プラグインで簡単に出力できるようになりました。
では、そんなWordPressでクラウドファンディングを構築できるプラグインとは、一体どのようなものなのでしょうか。早速見ていきましょう。

WordPressについて

そもそもWordPressとは一体何なのか、まずは簡単にWordPressについて説明します。
WordPressとは、もともと2003年にブログ作成用に開発されたオープンソースのソフトウェアであり、個人ブログや企業サイト、公共機関のサイトなど、さまざまなウェブサイトで利用されています。オープンソースのおかげで、世界中の技術者たちが開発に加わることができ、利用者のニーズに合わせてバージョンアップが繰り返されています。
こうしてWordPressは、単なるブログソフトとしてだけでなく、CMS(コンテンツ管理システム)として利用されるようになっています。以前はホームページを開設するためにHTMLやPHPなどの専門知識がマストでしたが、コンテンツの追加や編集、削除などの作業は、専用の管理画面で行えるため、WordPress管理画面での基本操作においては専門知識やスキルが不要なため、簡単にサイトを作成することが可能です。

WordPressでのクラウドファンディング画面の作り方

では、実際にネットショップ管理プラグインを活用して、クラウドファンディングサイトを構築する際の方法について、以下の環境を前提に紹介していきます。

  • WordPress 4.1.1 (以前のバージョンでも動作しますが最新版をお勧めいたします)
  • フロントエンドユーザー管理プラグイン
  • ネットショップ管理プラグイン(3.3以上が必要です)

目標金額の設定

目標金額の入力欄を商品編集画面に表示する方法は、ネットショップのオプション設定にある「商品項目の追加」で設定します。フィールドラベルを「目標金額」、フィールド名を「target_amount」とし、更新オプションを押すと、設定することができます。
target_amount
画像: https://joewallin.com/2014/08/29/minimum-target-amount-escrow/

出資額のバリエーションの設定

目標額が決まったら、支援者に出資してもらう金額の種類を設定します。支援額のバリエーションには、商品編集画面の自由項目という機能を使用し、バリエーションごとに自由項目を設定していきます。
出資額のバリエーションの設定
タイプで「select」を選択し、変動価格で「”3000″」を指定、「商品価格を変動価格で置き換える」にチェックを入れます。前テキストや後テキストを利用して、それぞれの支援額に見合った特典などを入力します。前テキストや後テキストにはHTMLコードも使用できます。

オプション設定

オプション設定
達成金額「product field=sold_amount」、支援者数「product field=sold_count」、プロジェクト残り時間「product option=countdown」、達成率「product pmeta_key=target_amount load_code=0」など、さまざまな細かいオプション設定も必要です。

WordPressクラウドファンディングサイトのデモ

ネットショップ管理プラグインのデモサイトのサンプルショップ「あなたの町のお花屋さん」でクラウドファンディングサイトのデモを確認できます。https://netshop.gentoki.com/products/cloudfunding/cloudfunding1/
あなたの町のお花屋さん

まとめ

さて、今回はWordPressでクラウドファンディングを構築できるプラグインについて紹介しました。今回の解説では基本的な要素の簡単な紹介であるため、実際にサイトを運営していくには、さまざまな課題が発生するかもしれません。今後ネットショップ管理プラグインでクラウドファンディングサイトを構築する予定のある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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