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2017.8.2

思わず支援したくなるクラウドファンディングのコツって

思わず支援したくなるクラウドファンディングのコツって

これまでにクラウドファンディングの仕組みや事例などを説明してきましたが、実際にクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げたい場合、クラウドファンディングサイトに投稿すれば必ず成功するわけではありません。ある調査によると、大手クラウドファンディング3社の最新プロジェクト256のうち97のプロジェクトが成功し、その確率は38%という結果が出ているそうです。(出典:https://www.makuake.com/project/cf-seikou/)

実際にクラウドファンディングサイトに同じような内容のプロジェクトが複数紹介されていても、紹介の仕方や見せ方でそれぞれの結果に大きく差が出ています。クラウドファンディングサイトでプロジェクトの支援を募り、目標金額の達成、成功させるために知っておくべきことはなんでしょうか。今回はクラウドファンディングプロジェクトを企画するにあたり、多くの方々が支援したくなるコツや成功へ導く事前準備のノウハウをご紹介いたします。

起案者の素性が分かる

はじめにクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げた人・グループを閲覧者にきちんと紹介することが重要です。グループの場合はそこの代表の紹介もしましょう。顔がよくわかる写真や普段の仕事の様子を写した写真を載せることできちんと為人(ひととなり)を伝えられます。起案者自身が「商品」でもあるのです。「この人になら支援金を投資してもいい」と思ってもらえることが大切です。

プロジェクト名のつけ方

パッと目に入るキャッチフレーズ、タイトル読んだだけで内容が分かる、紹介文を読みたくなる など、閲覧者に刺激を与えるプロジェクト名を考えましょう。

クラウドファンディングプロジェクト内容の明確化

最も重要なことはプロジェクト内容をどのように紹介するかということです。ストーリー性を持たせ、起承転結のつけることで長文の紹介でも閲覧者は飽きずに最後まで内容を読んでくれます。その際写真や動画を多く添付するとイメージが伝わりやすくより効果的です。

  • 現状を説明し、問題を提示する。
  • 解決するためには何が必要なのか。
  • いくらの支援金で何を購入したり、作ったりするのか。
  • 実現するとどうなっていくのか。何が改善されるのか

これらの項目を丁寧に説明する必要があります。

リターンの充実

支援者への感謝の気持ちが伝わる商品やサービスを用意しましょう。支援する決め手がリターン商品ということも大いにあり得ます。ここで注意しなければならないのは、支援金の数パーセントはクラウドファンディングサイトへ渡ったり、支援金の一部はリターン商品の調達などに充てられたり、また準備や配送に時間がかかることもあります。ですからリターン商品の選択はプロジェクト実行の妨げにならないようにする必要があります。

SNSを利用する

FacebookやTwitterなどのSNSサイトを活用することもプロジェクト達成へのカギの一つです。SNSを活用するメリットとしては多くの人々にプロジェクトを知らせることができる、もうひとつはプロジェクトの進捗状況を定期的に報告して支援者をさらに募ることができるなどがあります。ネットを通じて大勢の人々にプロジェクト内容を知ってもらうにはSNSが一番の手段で言えるでしょう。

以上、5つのポイントを挙げました。これらのポイントを押さえながらプロジェクト紹介をし、さらに自分なりの個性をつけて差別化を図ると数多くあるクラウドファンディングプロジェクトの中に埋もれることなく際立ち、注目を集めることができるでしょう。これらの作業をきちんと丁寧に進めることで閲覧者に誠意や情熱が伝わり支援したくなると考えます。

 

ここで成功事例を紹介いたします。

世界一の絶景ウユニ塩湖の環境を守るためバイオトイレを作りたい(Readyfor?)

  • 目標額1,000,000円→1,236,000円(達成率123%)
  • ウユニ塩湖と周辺地域の環境汚染を防ぐためにバイオトイレを設置するため、青年海外協力隊OBが立ち上げました。自己紹介、起案した理由などを分かりやすく紹介しています。さらに「よく頂くご質問と回答」という項目を作り、紹介文を読んでいる中で浮かぶあらゆる疑問に答えているため、プロジェクト内容がクリアになり支援したくなる工夫がされています。
  • 起案者は個人サイトに自身のプロジェクトを立ち上げるための準備や成功した秘訣などを紹介しています。(http://jiburi.com/crowdfunding/)

産婦人科がない与論島の妊婦が安心してお産を待つ施設を那覇に作りたい!!(FAAVO)

  • 目標金額500,000円→1,044,000円(達成率208%、2017年4月20日現在も進行中)
  • 与論島で出産ができないため出産を待つ専用施設を那覇に作りたいと、与論島在住の女性が起案しました。臨月前に那覇へ移動し、家族と離れて一人お産を待った母親たちの体験談や苦労したエピソードなどを紹介することで過酷な現状をイメージしやすくしています。
  • 施設の間取り図や改修内容をイラストで説明し、支援金の用途の説明が明確です。

2つの事例を紹介しました。
内容の異なるプロジェクト内容ですが、共通しているのは写真を多く取り入れて閲覧者がプロジェクト内容を把握しやすい工夫がされていること、そして紹介文終盤のメッセージから伝わる誠意です。起案者によるプロジェクトへの切実な思いや情熱が伝わり、それが良い結果に繋がっています。

クラウドファンディングは誰でも参加できる反面、成功するプロジェクトはわずかです。クラウドファンディングはいかにプロモーションし支援者を募るかが重要となり非常に奥深いビジネスです。過去の成功・失敗事例を研究しながら、各々の戦略やモットーを持ってプロジェクトを成功させなければなりません。


参考

ウユニ湖にバイオトイレを作りたい
https://readyfor.jp/projects/uyuni-biotoilet

与論島の妊婦のための施設
https://faavo.jp/naha/project/1868

 

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