2023.11.19

医療・介護に関するクラウドファンディング成功事例を解説

医療・介護に関するクラウドファンディング成功事例を解説

イベントや復興支援に必要なお金を、クラウドファンディングを活用して集めることが多くあります。そんな中、医療や介護に関する費用も、クラウドファンディングを通じて徴収する事例がいくつかあるようです。
今回は『医療・介護に関するクラウドファンディング成功事例』について解説していきます。

医療・介護に関するクラウドファンディング成功事例

生きるチャンスを!アジアの子供達に、医療の進んだ日本で治療の機会を!

https://readyfor.jp/projects/

NPO法人ペイ・フォワード倶楽部は、アジア地域で起きた紛争によって傷ついた子どもたちが、医療技術の進んでいる日本で治療が受けられる機会を儲けようと考え、Readyforを通じて本プロジェクトを開始しました。

毎年、アジアでは紛争や貧困によって、治療を受けることができず命を落とす子どもたちが多く見られます。アジアの子どもたちが日本で治療を受けられるよう招待するために、日本までの渡航費、通訳費、そして肝心な医療費を合わせた100万円を集めました。

2013年に行われたこのプロジェクトは、102万円の支援金の徴収に成功を収め、ペイ・フォワード倶楽部は現在でもアジア圏の子どもたちの支援を積極的に行なっています。

ノーム・ブレーフォーグルを脳卒中から救いたい!

https://www.indiegogo.com/

コミック版『バットマン』の作画を手がけたアメリカの芸術家であるノーム・ブレーフォーグルは、2014年に脳卒中を患い、現在も辛い闘病生活を送っています。

ノームは生命保険に入っていなかったことから、多額な医療費が発生。弟のケビンは兄の闘病生活を少しでも支えようと、クラウドファンディングサイト・YouCaringを活用し、医療費にあたる20万ドルを集めることにしました。

「とにかく早く手を打つ必要があった」と言うケビンの願いは通じ、資金調達の初日だけで2万ドルを集めることに成功。最終的には目標金額の20万ドルも超え、治療費に充てるに十分な支援金を徴収しました。

人工知能キャラクター「優子ちゃん」

http://shootingstar.jp/projects/

何かと負担が多い一方、介護はつねに人手不足の状態であるという考えから、人工知能を使って介護サービスや見守りサービスの提供ができればという案が生まれ、この介護Agentサービスが決行されました。

介護Agentの人工知能キャラクター「優子ちゃん」は、音声認識が可能なシンプルな機能となっており、安否の確認や起床/就寝時間のデータ管理、3食摂取の有無など、高齢者の生活に関する管理を行なってくれます。また、家族やケアマネジャーはスマホからいつでも安否確認ができるため、危険を早期発見できるのです。

画期的な介護サービス機能が、高齢者を抱える多くの方に共感され、117万円の資金調達に成功しました。次世代型介護サービスとして、今後普及していくことが予想されています。

まとめ

いかがでしたか。今回は『話題になった医療・介護に関するクラウドファンディングの成功事例まとめ』について、3つの事例を紹介しました。

自身が病気を患った際に治療費を徴収するケースから、他者の治療に役立てられる費用を集める事例など、内容は様々です。医学が進歩した昨今、医療や介護に関するクラウドファンディングは今後ますます増えていくのでしょうか。

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