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2017.9.25

地域活性化のためのクラウドファンディングで見つけた上手なリターン4選

地域活性化のためのクラウドファンディングで見つけた上手なリターン4選

購入型クラウドファンディングでは、どのプロジェクトでも必ず「リターン」を含ませています。新製品の開発であれば、実際に完成された製品を支援者に送ったり、映画の制作であれば、劇中で使われた小道具や台本が支援者に送られたりします。しかし、復興支援や地域活性化など、明白に何かを”つくり出す”プロジェクトでない場合、リターンを何にしようか迷う起案者も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「地域活性化のためのクラウドファンディングで見つけた上手なリターン4選」について考察していきたいと思います。

千年の歴史を未来へ!国宝『投入堂』の参拝道を修復復興したい

https://readyfor.jp/projects/

2016年10月に起きた鳥取中部地震の影響により、国宝の『投入堂』は立ち入りが困難になってしまい、一刻も早く参拝できるよう復興させたいという意志のもと、本プロジェクトを施行されました。

修復費用を集めるべく、目標金額を200万円と設定していましたが、最終的に900万円以上を募ることに成功。そのため、岩盤のひび割れの修復修繕費・三徳山行者道の補修保全費などにも充てられました。

予想を遥かに上回る黒字になった今回のプロジェクト。3,000円から50,000円の出資者には、「お礼メール」や「三徳山三佛寺境内の名前の掲示」などが主なリターンでしたが、10万円以上の出資者には、「三朝温泉入浴無料券」や、「重要文化財の文殊堂・地蔵堂の内部特別拝観」など、舞台である鳥取の魅力が十分に楽しめるリターンが目立ちました。

大宅壮一文庫を存続させたい。日本で最初に誕生した雑誌の図書館

明治時代からの貴重な雑誌が揃っている大宅壮一文庫には、さまざまなジャンルの雑誌が置かれています。しかしネットが普及している昨今、大宅壮一文庫は資金難となり、後世に残すことが難しい状況であるため、存続させるための運営資金・500万円を募りました。

支援金締め切りから30日以上も前の段階で、550人の出資者から626万円の資金調達に成功し、プロジェクトは好調のまま進みました。

リターンの中には「お礼メール」や「HPへの名前掲載」など、クラウドファンディングならではのリターンも含まれていましたが、5〜10万円の出資者には、1回300円かかる入館料が1年間無料であったり、一般公開されていない78万冊の雑誌を自由に閲覧できたりと、貴重なリターンも用意されています。

八王子野菜の良さを知ってほしい!八王子産ショウガで商品開発にチャレンジ!

https://faavo.jp/tokyohachioji/project/

都内一の農産地である八王子で生産された野菜は、市場やスーパーを経由して家庭内で消費されるというのがほとんどです。しかし「八王子野菜応援プロジェクト」チームは、八王子野菜を活用した料理や加工品などを新たに産み出し、八王子野菜の魅力をもっといろんな場面で知ってもらおうと考え、本プロジェクトがスタートしました。

八王子市の農家や飲食店らのサポートのおかげにより、プロジェクトは達成に終わりました。協賛企業の「バーゼル洋菓子店」の商品券や、八王子野菜を使ったオリジナル詰め合わせセットなど、豊富なリターンが話題となったのです。

世界のスラムを救うプロジェクト~スタートはインド学校建設

https://readyfor.jp/projects/

世界最大のスラム人口を抱えるインドに小さな学校を建設することで、世界のスラム撲滅に貢献しようと考え、NPO法人のレインボーチルドレンは表題のプロジェクトを開始しました。土地の確保、貯水タンクの設置を通じ、学校の建設といったスケジュールです。

150万円の目標金額を上回り、200万円以上の資金調達に成功した本プロジェクトですが、支援者には舞台であるインドの最高級国賓紅茶が送られ、また25万円以上の出資者には、”スタディツアー”と称したインド10日間の旅が贈呈されています。このツアーは旅費、宿泊費、世界遺産観光費なども含まれており、社会貢献しながら海外を堪能できるといった一石二鳥のリターンとなりました。

まとめ

いかがでしたか。今回は「地域活性化のためのクラウドファンディングで見つけた上手なリターン4選」について紹介しました。

上記4つの地域活性化プロジェクトのリターンに共通していることは、『地元ならではのプレミア感』です。舞台が八王子であるからこそ、八王子野菜や八王子市内の洋菓子がもらえたり、インドに学校を建てる内容だからこそ、インドの高級チャイが届けられたり、プロジェクトの舞台である地元のプレミアムなリターンが多く揃えられています。

こうしたプロジェクトおよびリターンを実行することで、「地域活性化への貢献」「地元のPR活動」「他地域の魅力を知られる」といった3つのメリットが含まれているため、今後も地域活性をテーマにしたクラウドファンディングが増えていくと予想されています。

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