2023.11.21

クラウドファンディングで、目標達成を開始数時間で成し遂げた事例まとめ

クラウドファンディングで、目標達成を開始数時間で成し遂げた事例まとめ

これまで数々のプロジェクトを世に広めてきたクラウドファンディング。支援者数や支援金の多さなど、さまざまな面における記録を更新し大成功を収めたプロジェクトもありました。そんな中、支援金の募集開始からすぐに目標金額を上回ったというプロジェクトもいくつか存在しています。

今回は『開始数時間で目標金額を大幅に達成したクラウドファンディングプロジェクトまとめ』について、5つの事例を紹介したいと思います。以下をご覧ください。

callme、20歳の今しかない姿を作品として残したい!”初”写真集制作プロジェクト

2015年にメジャーデビューした3人組のガールズユニット『callme』が、20歳を迎えた記念の年(2016年)にメモリアルとして今しかない姿を作品に残したいと考え、昨年の12月にクラウドファンディングサイト『GREEN FUNDING』を通じて”写真集”制作プロジェクトを実施しました。

沖縄でのオフショットや水着姿など、今までにない『callme』の魅力が詰まった写真集を望むファンは多く、2016年12月14日21:00より資金募集が開始された本プロジェクトは、スタートから30分後の時点で目標金額の100万円を上回り、さらに22:34の段階ですでに156万円が集まりました。プロジェクト開始初日で156%の達成という前例がないほどの業績。7週間後の締め切りの時点では420万円もの資金調達に成功しました。

Solo Stove Bonfire | The World’s Most Unique Fire Pit

バックパッキング用のストーブメーカー『solo stove』は焚き火専用製品である『Bonfire』を、世界最大クラウドファンディングサイト『Kickstarter』を通じて開発しました。二次燃焼を搭載した『Bonfire』は、少ない薪でハイカロリーを長時間提供し、小さくてシンプルな構造をしながら高い燃焼効率を実現してくれます。

$15,000(167万円)の目標金額は募集開始から2時間で達成し、締め切り時にはおよそ80倍にも上る$1,176,641(1億3093万円)もの資金調達に成功。『solo stove』の高い信頼と実績が伺える結果となりました。

毎月のドッグフード代がお得に!定額で選び放題の新サービス『NOLEBO』開始!

株式会社『Nolem』は、ドッグフード&おやつを自由に選択できる定期購入サービス『NOLEBO』立ち上げのため、飲食店向けクラウドファンディング『Makuake』を通じて資金募集を行いました。

スタートからわずか6時間で目標金額である50万円を越し、9時間後には131%の達成に成功しました。その後、本プロジェクトは次なる目標となるストレッチゴールを取り入れ、当初の倍である100万円を目標金額に再設定。最終的に104万円もの支援金が集まり、プロジェクト全体として順調な成り行きを遂げたのです。

新感覚!アニメ連動型トレーディングカードゲーム「ドミネイター」限定カードや特別プランを先行販売

FORCE OF WILL 株式会社は、異世界との橋渡しの役割を果たすカードゲーム「ドミネイター」を、2019年に発売すると公表し、チケット購入型クラウドファンディング『ENjiNE』を通じて支援者を募りました。日本のTCG(トレーディングカードゲーム)業界を盛り上げてきた”池っち店長”こと池田芳正さんが原案者として参画しており、TCGファンから熱い信頼を得ているためプロジェクト自体も反響が大きくなっています。

2017年の3月22日より募集が開始されたこちらのプロジェクトは、1,000万円という多額な目標金額を掲げているにも関わらず、わずか数時間で目標達成に成功し、最終的には1,800万円弱もの資金が集まっており、今後プロジェクトが実行されることに大きな期待が寄せられています。

Pebble Time – Awesome Smartwatch, No Compromises

世界で最も多額の資金を集めたクラウドファンディングと言われているのが、2015年に『Kickstarter』を通じて実施された『Pebble Time』です。

スタートから2時間が経過した段階で目標金額に達し、数時間後には2万3000人のサポーターから5億円以上を集める結果となりました。最終的には目標金額6,000万円に対し、24億円の支援金を集め、世界で最も成功したプロジェクトの1つとして認知されています。

まとめ

さて、今回は『開始数時間で目標金額を大幅達成したクラウドファンディングプロジェクトまとめ』について紹介しました。

開始から早い段階で目標金額に達するには、そもそも始まる前からプロジェクトの内容が知れ渡っているか、SNSなどメディアを通じて宣伝する価値があるか、プロジェクト自体に信頼と実績があるかなど、さまざまな条件と理由が伴われています。皆さんも今後クラウドファンディングを実施する際には、スタートダッシュを切る前の状況を把握したうえで行ってみてください。

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