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2017.10.23

クラウドファンディングを活用した後世に残したい日本の伝統工芸

さまざまな伝統工芸品がある日本。陶器や和紙、漆器など、海外からも高い評価を受けているものばかりです。近年ではクラウドファンディングで資金を集め、伝統工芸品を生かしたものづくりが話題を呼んでいます。そこで今回は『クラウドファンディングを活用した後世に残したい日本の伝統工芸』について紹介します。

ころころ、しゅたっ!おきあがる南部鉄器「てつっこ」で世界おきあがり計画!

https://camp-fire.jp/projects/view/749

福島県会津地方において、「赤べこ」に次ぐ馴染み深い郷土玩具の「起き上がり小法師」。同地では約400年前から伝わる民芸品として知られています。そんな「起き上がり小法師」と、800年以上の伝統を持つ岩手県南部鉄器の技術を合わせて作られたのが『てつっこ』です。

器用に健気に転んでも、ころころ、しゅたっと起き上がる特徴があり、かわいらしいデザインも売りである『てつっこ』は、基本色である「くろまめ」に加え、「だいだい」「まっちゃ」「さくら」「ラムネ」「しお」の6つのカラーバリエーションによって、国内最大のクラウドファンディング『CAMPFIRE』を通じて制作されました。

日本と世界経済の再生と安定の願いを込めて、188カ国の約1万人を超える海外ゲストに贈られた『てつっこ』は、日本人だけでなく外国の方からも高い評価を受けており、まさに日本の技術や伝統を世界に発信できた逸材となりました。

松阪もめんをニューヨークへ!松阪を世界中の人に知ってもらいたい!

https://faavo.jp/mie/project/751

三重県松阪市のことを発信しているまさかのまつさかは、広く世界の人々に松阪のことを知ってもらいたいと考え、ニューヨークでのイベントに松阪もめんを出店しようと考えました。まさかのまつさかは、これまで「松阪の民話や絵本の読み聞かせ」や「古民家を利用してのお茶会」、「書の体験」などを企画して交流してきましたが、本プロジェクトでは初めて舞台を海外にした企画となっています。

このプロジェクトは20万円の資金調達に成功し、2015年10月18日にニューヨーク・ブロードウェイで開催されたJAPAN BLOCK FAIRに、松阪もめんを出展することができました。その後、まさかのまつさかは松阪もめん手織りセンターにてニューヨークからのお客様を案内しており、松阪もめんを通じて日本と海外のパイプを繋ぐ活動を行なっております。

職人による日本の伝統美 越前漆器のタンブラー「URUSHI TUMBLER」

https://www.makuake.com/project/urushitumbler/

日本の伝統工芸の一つ「漆」を使ったコーヒータンブラー『URUSHI TUMBLER』を開発するため、クラウドファンディングサイト『Makuake』を通じて資金調達を行いました。スタイリッシュなデザインと優れた保温・保冷機能を備えるタンブラー「thermo mug」と、約1,500年の伝統を誇る越前漆器の産地で新しいデザインに挑戦し続ける「土直漆器」がコラボし、職人が一つ一つ手作りで作り上げた商品です。

無地以外にも日本古来からある模様を施した4種類を制作しており、色は漆の伝統色である古代朱「SHU」と、 漆黒の「KURO」の2種類から選べます。日本人だけでなく、海外の方にも評判の高い『URUSHI TUMBLER』は、83名のサポーターから55万円もの支援金を集めることに成功し開発に至りました。現在ではひとつずつ丁寧に塗り重ねられた日本の伝統工芸として人気を博しています。

古きを知り新しきを創る、やきもののこれからを創造するプロジェクト

https://motion-gallery.net/projects/kyoyakikaika

京都を拠点に活動する陶芸家が集い、今という時代のやきものを探究し、創造へと繋げる活動として立ち上がった「京焼開化」。作家の個の力を活かしつつ京都のやきものという枠組みで協働することで、400年もの歴史を持つ京都のやきものの未来を切り開いていこうと、『MotionGallery』を通じて本プロジェクトを企画しました。

なお、京焼今展の会場である両足院では半夏生の庭園特別公開が開催されています。本プロジェクトは79人のサポーターから94万円もの出資金を集め、リターンの中には展覧会の図録や展覧会の拝観券、陶芸家たちの作品などが含まれていました。

まとめ

さて、今回は『クラウドファンディングを活用した後世に残したい日本の伝統工芸』について紹介しました。

近年外国人観光客が多くなっている日本に置いて、このような海外の人に受ける伝統工芸品をアピールしていくのは大切な活動のひとつだと思われます。今後ますますクラウドファンディングを通じた伝統工芸品の製造や開発に、さらなる期待が寄せられることでしょう。

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