2023.11.19

花火大会のクラウドファンディング成功事例まとめ

花火大会のクラウドファンディング成功事例まとめ

夏の風物詩のひとつ、花火。例年人気エリアを中心に多くの花火大会が開催されますが、実は、クラウドファンディングで資金を集め開催している花火大会もいくつかあるのです。
そこで今回は『花火大会のクラウドファンディング成功事例』について紹介していきます。

鎌倉花火大会を今年も開催したい!

http://iikuni-kamakura.jp/pj/IknV7951569

「鎌倉の夢を叶える」ことをコンセプトにしたクラウドファンディングサイト『iikuni』にて支援を募った「第69回鎌倉花火大会」が、2017年7月19日(水)に開催されました。市からの補助金が打ち切られ、一度は中止が決まっていましたが、市民有志の呼びかけから1ヶ月という短期間で、目標金額を上回る1,132万円の資金調達に成功。翌日のゴミ拾いにも100名が協力してくれたため、来年の70回目にもさらなる期待が寄せられています。なお、このプロジェクトは日本テレビの情報番組『スッキリ!!』(7月24日放送分)で、クラウドファンディングで資金を集めた花火大会の事例として紹介されました。

皆の想いを込めたスターマインを伊勢の夜空に!

https://readyfor.jp/projects/isehanabi

日本三大競技花火大会のひとつである「伊勢神宮奉納全国花火大会」は、2017年に初の試みであるクラウドファンディングを活用した資金集めを行ない、『Readyfor』を通じた資金調達に無事成功を収めました。74名のサポーターからの支援により実現した「奉納スターマイン」は、大会の中盤に伊勢市出身の演歌歌手・中西りえさんの楽曲『おんな花火師 花舞台』にのせて盛大に打ち上げられ、会場は大盛況に包まれたそうです。

九州随一の花火師たちによる西日本大濠花火大会プロジェクト

https://greenfunding.jp/linkstart/projects/1250

2015年、西日本新聞社のクラウドファンディングサイト『LINKSTART』にて、福岡市の「西日本大濠花火大会」の運営資金を募るプロジェクトが実施されました。西日本大濠花火大会は毎年8月1日に行われる市内最大級の花火大会であり、今年で55回目を迎える歴史深さを誇っています。また、周囲360度鑑賞でき、6,000発を打ち上げる盛大な花火として知られ、九州地方のみならず遠方からも多くの観光客が訪れるほどの人気です。クラウドファンディングを活用した2015年の「第53回西日本大濠花火大会」では、運営費に必要な30万円を集めることができ、支援者には「特別区画指定入場券グループプラン」や「進行本部 特別鑑賞プラン 」など、より花火を楽しむことのできるリターンが送られました。

せいせきの夜空に、みんなの力で咲かそう!打ち上げ花火300発!

https://faavo.jp/tokyotamachuo/project/1305

2011年の「せいせき多摩川花火大会」中止から5年。その復活とまちの活性を望む多くの声に応える「今ならではのカタチ」と「あったらいいな」。これからの多摩市を築き担っていく子どもたちによる、子どもたちの『せいせきみらいフェスティバル』をつくりあげるため、2016年にこのプロジェクトを実行しました。5年ぶりに開催される花火大会ということもあって、144名の支援者から87万円の資金集めに成功。久々の「せいせき多摩川花火大会」に歓喜を感じる人も多く、当日を迎えた2016年9月18日には、およそ8,000人が多摩川の河原と土手を埋め、大音響と歓声のなか、大輪の花火300発が打ち上がりました。

震災より5年、仙台七夕花火祭の実現で笑顔あふれる未来へ

https://faavo.jp/sendai/project/1370

「仙台七夕まつり」(8月6日から8日まで)に付随して、その前日の8月5日に仙台市で開催される仙台七夕花火祭。例年15,000発ほどの花火が打ち上げられ、若者からお年寄りまで50万人の観光客が訪れるほどの人気ぶりを誇っています。そんな仙台七夕花火祭は、去年の開催時にクラウドファンディングサイト『FAAVO』にて資金調達を行ないました。東日本大震災から5年が経過した昨年、復興の先にある明るい未来へ向けて更に歩みを進め、私たちが住み暮らす地域を光り輝かせていくため、仙台を愛する気持ちと笑顔に満ちあふれた煌めく未来を創造していく希望の光の輪となり、仙台の未来を照らせられるよう「き ら め き 〜笑顔あふれる未来へ〜」 をテーマに第47回仙台七夕花火祭を実行しました。起案者のその熱い思いに応える支援者は多く、目標金額を上回る157万円の支援金が集まり、祭りは無事成功を収めました。

千年続く日本三大祭の大阪天満宮「天神祭」を盛大に斎行したい!

https://motion-gallery.net/projects/tenjinmaturi0725

2017年の7月25日、『MotionGallery』にて資金調達を行なった 大阪天満宮の「天神祭奉納花火2017」が実施されました。毎年盛大に斎行している天神祭は、反面経理上では赤字に陥り、近年では天神祭を斎行する度に、毎年1000万円の赤字が増え、年ごとの累積赤字が膨らんでいます。このため、古くから伝わる諸神事や行事が削られているのが現状であり、 今まさに「天神祭の歴史の火」が消えようとしているのです。こうした危機的状況を、地元民をはじめ多くの人が解消しようと考え、本プロジェクトには251名の支援者が協力し、目標金額を上回る270万円を集めることに成功。なお、「天神祭奉納花火」は過去にも Readyfor を通じて『千年続く日本三大祭の大阪天神祭で5000発の奉納花火を打上げたい』(2015年)や『【第2弾】天神祭の諸神事を復興し五千発の奉納花火を打上げたい』(2016年)などを施行しており、3年連続クラウドファンディングを活用しています。

まとめ

さて、今回は『花火大会のクラウドファンディング成功事例まとめ』について紹介しました。ここ数年の間で、クラウドファンディングを活用した花火大会は増えており、地方に特化したプラットフォームを中心に花火大会にまつわるプロジェクトを多く立ち上げています。

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