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2017.11.27

クラウドファンディングで大成功した絵本プロジェクト5選

クラウドファンディングで大成功した絵本プロジェクト5選

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが、クラウドファンディングで資金調達を行ない制作した絵本『えんとつ町のプペル』が爆発的な人気を呼んでいます。そんな中、国内や海外でも多くの絵本がクラウドファンディングを通じて制作されており、特に世界最大のクラウドファンディングサイト『Kickstarter』では 絵本だけで5,700件以上のプロジェクトが存在するといいます。そこで今回は『クラウドファンディングで大成功した絵本プロジェクト5選』について、国内の事例を3つ、海外の事例を2つ紹介していきます。


<国内>

キングコング西野が、絵本『えんとつ町のプペル』を作る

「クラウドファンディング」という言葉を広めたきっかけともなったのが、西野亮廣さんの「えんとつ町のプペル」(以下、プペル)のプロジェクトです。絵本業界では初となる分業制を用い、イラストレーター33名の協力のもと、4年半の歳月をかけ制作に打ち込んできました。西野さんは2009年の『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家・にしのあきひろ としての活動を始め、その後も『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』『オルゴールワールド』の制作を手がけ、今回のプペルは にしのあきひろ名義で出版した4作目の絵本となります。

本プロジェクトは クリエイティブなプロジェクトを多く扱うクラウドファンディング『WESYM』を通じて実行され、3,000人を超える支援者から、目標額(600万円)を大きく上回る1,013万円の資金調達に成功。なお、西野さんはこのプペルを題材にした個展を昨年11月に行なった際にもクラウドファンディングを活用し、4,673万円を集めました。

「かえるのピクルス」はじめての絵本プロジェクト

https://www.booster-parco.com/project/115

昨年、PARCOが運営するインキュベート・クラウドファンディング『BOOSTER』にて、いつも笑顔の大人気キャラクター「かえるのピクルス」(以下、ピクルス)の絵本制作プロジェクトが実行されました。ピクルスは1994年の誕生以降、20年以上に渡って愛されてきたキャラクターであり、人気番組『アメトーーク!』のセットにも使用されています。今回の「かえるのピクルスのはじめての絵本」はピクルスが友達と一緒に旅に出るお話し。ピクルスは旅先で何を想い、何を見つける事が出来たのでしょう。絵本の中ではピクルスとピクルスの友達の優しい時間が流れて行きます。

このプロジェクトでは目標金額が400万円でしたが 最終的に645万円を集めることに成功し、今年3月『かえるのピクルス 虹をわたる』が発売されました。実際に絵本を手にした人からは「買って正解でした」「大人にもおすすめのなごやか絵本」と好評な声が続出。なお、集まった資金の一部は東日本大震災・熊本地震の義援金に回し、絵本を通じた復興活動にも貢献しました。

絵本という形で動物への愛情を表現したい

https://greenfunding.jp/miraimakers/projects/1570

109ライターの肩書を持ち、人気インスタグラマーとしても知られる山田千尋さんは、「動物たちをもっと大切に育ててほしい。その思いを少しでも多くの人に届けたい」という想いを込め、出版を主に手がけるクラウドファンディング『ミライメイカーズ』にて、自身初の書籍となる『ありがとう、みぃちゃん』の制作費用を募りました。「動物虐待を少しでも減らすために」「小さな子どもにも伝わるように」と絵本という形で動物への愛情を表現した本作は、読者に人と動物との関わり方を感じさせ、全編ふりがな付きの親子で読める絵本になっています。

当初の目標金額であった80万円は募集開始からわずか3日で達成し、その後ストレッチゴール(達成できるレベルより少し高めの目標)を使って 120万円に再設定し、最終的にはそれもクリアする132万円の資金調達に成功。『ありがとう、みぃちゃん』は今年2月に発売され、SNS上では「早く読みたいです!!」「感動しました」などのコメントが相次ぎ、また保育士として働く方からは「保育園で子どもたちにも読みきかせします」「春から保育士になるので、買います!」といった前向きなリプが多く寄せられました。


<海外>

Good Night Stories for Rebel Girls

Kickstarterを通じて資金調達が行なわれた『Good Night Stories for Rebel Girls』は、過去から現在に到るまでの輝かしい女性100人のストーリーについて書かれた絵本です。クレオパトラやエリザベス1世などの偉人から始まり、ヒラリー・クリントンやマララ・ユサフザイといった現代に生きる女性まで、幅広く描かれており、女性たちのインスピレーション溢れる物語を楽しめるだけでなく、女性クリエイターたちのイラスト集としても楽しめる贅沢な絵本となっています。

このプロジェクトは13,000人以上の支援者より、目標金額の$40,000をはるかに上回る$675,614を集めることに成功。「絵本」をテーマにしたクラウドファンディングの中では歴代最高額の出資金となりました。

Hello Ruby

https://www.kickstarter.com/projects/lindaliukas/hello-ruby

同じくKickstarterにて資金調達が行なわれた『Hello Ruby』は、ストーリーを通して子供にプログラミングの基礎を教えるための絵本であり、主人公の少女が賢いペンギンと問題を解決していくお話しです。作者の女性はプログラミング講座のコミュニティを運営しており、プログラミング教育の重要性を知っているからこそ実現した「子どもが絵本を読みながらプログラミングの基礎を自然に学ぶことができる絵本」といえます。

こちらのプロジェクトでも1万人ほどの支援者から 目標金額を大いに超す資金調達に成功しており、$380,747を集めました。これは当初の目標金額の38倍にあたる金額であるため、3,800%の達成を誇る結果となっています。

まとめ

さて、今回は『クラウドファンディングで大成功した絵本プロジェクト5選』について、国内/海外の事例をそれぞれ紹介しました。

上の5つの事例はいずれも予想を大きく上回る大成功を収めていて、作者がもともと名が知れた人気タレントだったり、題材にしたキャラクターが有名だったりとさまざまですが、いずれも共通しているのが「絵本に対する情熱の高さ」です。自分が描いた絵本を通じて人々を幸せにしたい、社会が抱える問題を知ってほしいなど、作者それぞれの想いがありますが、どれも絵本を手にした人の心を感動させる共通の目標を抱えています。国内/海外問わず、今後も多くのクリエイターがクラウドファンディングを通じて、絵本の制作に取り掛かることに期待が寄せられています。

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