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2018.7.24

クラウドファンディングの観光プロジェクト事例5選

2020年の東京五輪に向け、ますます日本の観光が話題となっている昨今、クラウドファンディングでも観光をテーマにしたプロジェクトが多く実行されているようです。そこで今回は、クラウドファンディングの観光プロジェクトを5つご紹介します。

外国人観光客向けの「観光Webガイド」

https://www.countdown-x.com/ja/project/C6347624

  • 実施サイト: COUNTDOWN
  • 目標額: 1,250,000円
  • 達成額: 1,321,110円

「『ヒト・モノ・カネが足りない地方にも、多くの観光客が訪れたくさんの交流が生まれる』そんな日が来てほしい。」という思いから、日本中の素晴らしい写真を集め、世界の人々を魅了する観光Webガイド「JapanSpotting」を創ることで、衰退していく地方が輝きを取り戻し、世界中の人が日本の魅力を再発見できることを目指し、このプロジェクトが立ち上げられました。

「JapanSpotting」は67カ国語に対応しており、毎月100枚以上の日本をテーマにした写真がサイト内で共有されます。実際に観光した人がサイトに魅力的な写真を投稿し、ガイドブックには載っていない場所を紹介するなど、観光客をさらに増やしていく方針です。

東京の「へそ」国分寺市 観光案内看板制作プロジェクト!

https://www.furusato-tax.jp/gcf/149

東京都国分寺市には、奈良時代に建立された「武蔵国分寺」の史跡をはじめ、数多くの歴史文化遺産が残っています。また、史跡周辺には豊かな緑の連なりや、湧水群があり、その風景や匂いから「歴史ロマン」と呼ばれ、観光スポットとなっています。

ところが、最寄駅からこの史跡周辺に行く道中、たくさんの分かれ道があることから、観光者から「道に迷った」という声が多く寄せられ、まだまだ観光案内看板が不足しています。そこで、国分寺市に訪れた方が快適に周遊できるように観光案内看板の設置を行ない、さらなる繁栄を目的にこのプロジェクトが立ち上げられました。

なお、このプロジェクトは目標額の2,000,000円を集めることに成功。今年の2月には観光案内看板が設置されたようです。

旧摩耶観光ホテルをみんなの力で守りたい!

https://readyfor.jp/projects/mayakankohotel

  • 実施サイト: Readyfor
  • 目標額: 5,000,000円
  • 達成額: 7,277,000円

摩耶観光ホテルは、1929年に神戸市灘区にオープン。1993年の閉業後は取り壊しが行われず、ダンスホールや浴室、食堂などの設備を残したまま放置されていました。近年では美しい廃墟として国内外で知られ、「廃墟の女王」と称されることもあるほどです。

しかし、その人気の高さから不法侵入などのトラブルが起こり、解体せざるを得ない状況に陥っていました。そこで、摩耶観光ホテルを近代化遺産として文化財登録し、保存することを目指したこのプロジェクトを実行することになりました。今後は摩耶観光ホテルそのものを観光地として活用する方針のようです。

出資は3,000円から受け付けており、摩耶観光ホテルに関連したグッズや、建物内部に入れる見学会の参加権といったリターンが用意されていました。独特の美しさから全国の廃墟ファンから支援を受け、目標額を上回る7,277,000円の資金調達に成功しました。

ふるさと高知にサイバラ電車を走らせたい!

https://www.makuake.com/project/saibaratrain/

  • 実施サイト: Makuake
  • 目標額: 6,480,000円
  • 達成額: 8,962,480円

『ぼくんち』、『毎日かあさん』などで有名な漫画家・西原理恵子さんが、ふるさとである高知県で、自身がデザインしたラッピング電車を走らせ、観光PRに貢献するという企画「サイバラ電車できるかな」を立ち上げました。西原さんの故郷・高知市内には、とさでん交通の路面電車が走っており、その車両のひとつを西原さんのイラストでラッピングした“サイバラ電車”として走らせ、高知県が掲げる「まんが王国・土佐」を盛り上げるとともに、このプロジェクトの過程そのものをマンガの形で発信していくという内容です。

資金調達開始からわずか1週間で目標の648万円を達成し、その後も出資者は増え続けました。発案者の西原さんは地元である高知県で絶大な人気を誇っており、ファンにとってはこのプロジェクトが成功すれば、それだけ西原さんの漫画が読めるというファンサービスを活かしたプロジェクトであったことが、成功の要因であったと考えられます。

  • 実施サイト: Kickstarter
  • 目標額: $100,000
  • 達成額: $11,410

世界史の中でも稀に見る繁栄を誇った江戸の町を舞台に、 VRヘッドマウントディスプレイによる体験を可能にする取り組みがKickstarterにて行われました。日本に訪れる外国人観光客は増加の一途をたどり、日本の文化に興味のある人々は世界中に大勢います。2020年の東京五輪を控えている今日から、400年遡った「江戸の町」を振り返ることで、これからの東京の発展が見えてくるのではと期待を込めてスタートしました。

このプロジェクトは以前、CAMPFIREでも「江戸の町VR化プロジェクト」として資金調達を行ない、海外からの反応がとても大きかったため、海外で一番有名なクラウドファンディングサイト・Kickstarterでの募集を行なうことになりました。しかし、実際にはCAMPFIREの時のように目標額を上回ることはできず、本プロジェクトは失敗に終わってしまいました。

まとめ

近年はローカルビジネスと観光を融合させたクラウドファンディングサービス「TravelStarter(トラベルスターター)」がリリースされるなど、観光にまつわる様々な事業が展開されています。今後、クラウドファンディングを通じて、どのような斬新かつユニークな観光プロジェクトが立ち上げられるのでしょうか。みなさんもぜひ注目してみてください。

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