2023.11.21

クラウドファンディングで話題になったお菓子のプロジェクト事例5選

クラウドファンディングで話題になったお菓子のプロジェクト事例5選

チョコレート、スナック、キャンディーなど、誰もが一度は口にしたことのあるお菓子。最近は、メーカーとコンビニがコラボする新商品も多く、海外からも絶賛されるほどハイクオリティーな味ばかりです。近年では、クラウドファンディングを活用して新たに開発されたお菓子もいくつかあり、実際にお店で購入したり、ネットで注文したりすることも可能になっています。そこで今回は、クラウドファンディングで話題になったお菓子のプロジェクトを5つご紹介します。

「軽井沢トルタ」のファンを増やしたい!

https://greenfunding.jp/showboat/projects/

  • 実施サイト: GREEN FUNDING
  • 目標額: 400,000円
  • 達成額: 458,500円

2017年4月、長野県信州産のクリームチーズを使ったお菓子ブランド「軽井沢トルタ」の新商品開発の支援を募るプロジェクトが、GREEN FUNDINGにて実行されました。「自分たちが作り上げたもので誰かに喜んでもらいたい!笑顔になってもらいたい!」という志で、クリームチーズを生かした多くのお菓子を作ってきたそうです。

本プロジェクトは目標額を上回ることができ、見事大成功。試作中だったスコーンに続き、「焦しバター&信州産はちみつフィナンシェ」といった新商品の販売も行うようになりました。軽井沢土産として、贈り物として、お茶菓子としていかがでしょうか。

68年分のありがとうを込めて、原点回帰で挑むポテトチップス作り

https://readyfor.jp/projects/funfanfarmproject

  • 実施サイト: Readyfor
  • 目標額: 1,000,000円
  • 達成額: 2,112,000円

カルビー株式会社は、ファン共創型商品企画プロジェクト「68年分のありがとうを込めて 原点回帰で挑むポテトチップス作り」を、Readyfor上で公開しました。「FUN FAN FARM PROJECT」をテーマに掲げ、ポテトチップスファンをターゲットに実施されたこのプロジェクトは、「ア・ラ・ポテト」を復刻し、完成した商品をリターンとしてお届けするという内容です。

2017年8月に発生した北海道地区の台風被害によるジャガイモ不足で、多くのポテトチップス商品の販売を休止した際、たくさんのお客様から応援メッセージがカルビーに寄せられたそうです。そしてカルビーは、それらのメッセージを真摯に受けとめ、改めて原点に立ち返ったとき、「ファンの方々への感謝」とポテトチップスの原料になる「ジャガイモの魅力」をより多くのお客様に伝えていきたいと思うようになり、本プロジェクトを立ち上げたとのことです。

魔法庵のもちふわシフォンケーキ<モフォン>

https://www.makuake.com/project/mahoan/

  • 実施サイト: Makuake
  • 目標額: 300,000円
  • 達成額: 354,240円

米にもち米があるように、小麦にも、もちもち小麦(三重県産)という品種があります。しかし、なかなか世の中に知られておらず、とってもおいしいもちもちの食感が伝わる機会はほとんどありませんでした。そこで、もちもち小麦のスイーツ&カフェ「魔法庵」は、もちもち小麦を知っていただき、Makuakeでしか手に入らないもちふわのシフォンケーキ「モフォン」の新しいフレーバーのセットで、この驚きと魅力を実際に体感し、もちふわ Sweets Loveの世界に足を踏み入れていただくことを目指して、このプロジェクトを立ち上げたそうです。

2015年1月末、モフォン(プレーン味)は、特徴ある優れた三重県産品として、三重県より『2015みえセレクション』の選定を受けました。 名実ともに三重県を代表するスイーツとして、全国各地におすすめしたい逸品として、今もなお話題となっています。

日本初マシュマロ和菓子屋から新ブランド『つるたま』誕生

https://camp-fire.jp/projects/view/28396

  • 実施サイト: CAMPFIRE
  • 目標額: 300,000円
  • 達成額: 352,000円

明治20年(1887年)から続く岡山県岡山市の和菓子店「つるの玉子本舗」は、今やすっかりお馴染みとなったマシュマロを日本で最初に取り入れたお店です。創業以来130年に渡って、現在もその伝統を守っています。そんな、つるの玉子本舗から新ブランド「つるたま」が登場!初代が生み出した菓子づくりの原点に帰った、新しいマシュマロ和菓子のブランドです。

つるたまは、全部で5種類あり、マシュマロようかん「重-ju-」、表裏マシュマロ「円-en-」、和マシュマロ「点-ten-」、マシュマロ饅頭「玉-gyoku-」、マシュマロ飴ペースト「面-men-」と、それぞれ違った魅力が詰まっています。

Better Bit of Butter Cookies

https://www.kickstarter.com/projects/

  • 実施サイト: Kickstarter
  • 目標額: $9,800
  • 達成額: $11,061

オハイオ州クリーブランド出身のジュエリーデザイナー・Christine Mehling(クリスティーン・メーリング)さんは、アメリカのクラウドファンディング・Kickstarterにて、花柄が特徴の甘いクッキーをつくるプロジェクトを実行しました。ココナッツとクランベリーやアプリコットとカシューナッツなど、見た目だけじゃなく味の組み合わせも最高とのことです。

クリスティーンさんは、今後はクッキーをたくさん作るだけでなく、より多くの人に知ってもらえる存在になりたいと語っています。

まとめ

さて今回は、クラウドファンディングで話題になった菓子のプロジェクト事例について紹介しました。味のクオリティが高いお菓子が増えている一方、伸び代に悩む今後の菓子業界を支えてくれるのは、クラウドファンディングになるかもしれません。

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