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2018.1.10

クラウドファンディングで話題になった古民家再生プロジェクト5選

クラウドファンディングで話題になった古民家再生プロジェクト5選

「大改造!!劇的ビフォーアフター」や「完成!ドリームワークス」のように、テレビの企画でたびたび取り上げられる旧家のリフォーム。最近はクラウドファンディングで資金を募り、古民家を再生するといったプロジェクトも多いようです。一体どのような事例があるのでしょうか。今回は「クラウドファンディングで話題になった古民家再生プロジェクト5選」について紹介していきます。

古民家を改修し、京都の山奥のたった一人の村を再生させたい

https://readyfor.jp/projects/oomishinson

  • 実施サイト: Readyfor
  • 支援者: 67名
  • 調達額: 1,059,000円

京都市中心部から車で1時間で行ける美しい大見新村。古くから農業や炭焼き、「鯖街道」の流通路によって栄えた村ですが、エネルギー革命による炭焼きの不振や、交通の便の悪さなどが原因で、約40年前に集団離村。それにより、村は廃村状態となってしまい、現在では10軒ほどの空き家が残るだけです。住民たった一人の廃村となってしまった大見新村を、新村として蘇らせるための古民家改修工事を行なうべく、Readyforを通じて100万円の出資を募りました。

村の元住民の子孫である藤井康裕さん、たった一人で住んでいる大見新村。水も出ない、ネットも通じない、コンビニも病院もない、誰もいないこの村を再生するため、ごみの清掃や畑仕事、狩猟、倒壊した神社の再建などの活動からはじめました。Readyforで行なわれたこのプロジェクトは、もともとあった「大見新村プロジェクト」の一部として実施され、同プロジェクトでも多くの方からの支援が募っています。起案者の藤井さんは、「廃村で快適に暮らす」というモデルケースを見事提示し、現在、大見新村は廃村であるにも関わらず、多くの方が注目を寄せているようです。

人と人がつながれる宿と酒場を熱海に作る

https://camp-fire.jp/projects/view/26521

  • 実施サイト: CAMPFIRE
  • 支援者: 188名
  • 調達額: 3,430,000円

熱海に、旅の人と熱海の人が繋がれ、心からくつろげ仕事場にすることもでき、2拠点居住の拠点とすることも可能で、子育て中の方々も安心して宿泊でき、よき出会いもある宿と酒場「路地の奥にある縁側で」が、CAMPFIREにて出資を募り、目標額の100万円をはるかに超える343万円の資金調達に成功しました。

この「路地の奥にある縁側で」という名前は、’On the porch at the inmost depths of narrow path’(神様のすぐそばで営む宿と酒場)からきており、湯前神社、温泉寺、聖欣院、大乗寺など、熱海にある温泉の神様がいるという意味を持っています。なお、宿棟と酒場棟に分けられ、宿代は、カフェバーでの1ドリンクチケット込みで、一泊3500円(税抜・土曜日と繁忙期は+1000円)の予定だそうです。

海の見える古民家を再生!すべてが新しいレストラン『LULL』(ラル)を福井に!

https://www.makuake.com/project/minorrivers/

  • 実施サイト: Makuake
  • 支援者: 169名
  • 調達額: 2,131,000円

江戸時代に海上航路が発達した際、福井は北海道と関西を行き来する北前船交易が栄え、その北前船の頭首だった小松家は、宮大工に5年もの歳月をかけて自宅を建設させました。この築120年以上を誇る小松家を、歴史的な重厚さを残しながらもモダンでかっこいいレストランにリノベーションするプロジェクトがMakuakeにて実施されました。

古民家再生の実績のある一級建築士・丸山晴之さんの技術力と、洗練された空間を創り出すデザイナー・滝澤雄樹さんのデザイン力が合わさり、暖かみある居心地の良さと現代的なクールさを兼ね備え、レストラン「LULU」として、2016年4月より生まれ変わりました。LULUの料理を指揮するのは、マイナーリバーズ共同代表、COOの小川智寛さんであり、フランスの星付きレストランで修業した小川シェフのスペシャルな味付けが堪能できます。絶品のフォアグラや、野菜、魚介をふんだんに使った逸品などが好評であり、現在、福井の人気フレンチとして愛されています。

「消費者」から「文化の創造者」になろう!「パーマカルチャーと平和道場」プロジェクト

https://motion-gallery.net/projects/TUPcrowdfunding2

  • 実施サイト: MotionGallery
  • 支援者: 485名
  • 調達額: 6,586,869円

自然とつながり、自分の手で暮らしをつくる。これからの時代を生きるのに必要な技術を学び、「消費者」から「文化の創造者」になるための学びの場「パーマカルチャーと平和道場」を、2017年にMotionGalleryにて資金を集め、千葉県いすみ市につくりました。「共感と信頼、活かし合う関係性が豊かな社会」をビジョンに抱え、「すべての生命(一人ひとりも自然も)が活かされる生き生きした文化を創造する人を増やすこと」をミッションとしています。

パーマカルチャーと平和道場では、①自分と世界の探求、②暮らしをつくる技術、③社会をつくる技術の、3つの技術が学べると謳っています。現代の日本人に必要な共感的コミュニケーションや、最小限のデザインで最大限の収穫を得られるデザイン、生きる感覚や喜びなど、多くのことを身につけられると起案者は語っています。「より良い社会を目指す」ワクワク感を与える本プロジェクトは、485名の支援が集まり、650万円以上の資金調達に成功しました。

本気で遊ぶ仲間募集!素敵な古民家を、中島デコ、エバレットブラウンと一緒に創りませんか!?

http://shootingstar.jp/projects/424

  • 実施サイト: ShootingStar
  • 支援者: 283名
  • 調達額: 7,063,289円

都心から特急に乗って約1時間半の千葉県いすみ市にある「ブラウンズフィールド」のすぐ隣には、築200年を超える桑田古民家があり、山林や畑、みかん、かぼす、ゆず、すだち、柿、梅などの果樹に囲まれた素敵な場所として愛されています。しかし、老朽化が相まって、取り壊される段階まできてしまい、桑田の美しい里山の景観が台無しになろうとしています。昔ながらの日本の景観を守るべく、“大人も子供も本気で遊べる場所”として、新たにつくり直すプロジェクトが、ShootingStarにて実施されました。

本プロジェクトの起案者は、いすみ市在住の中島デコさん、エバレットブラウンさん夫妻。この企画での新しい試みを通じて、いすみ市のさらなるコミュニティー形成を目指しました。土地購入資金の1,500万円の頭金となる500万円を募集したところ、700万円以上の調達に成功し、2人は2012年に桑田古民家を再生させ、宿「慈慈の邸」を無事オープンさせました。「暮らし」と「あそび」を兼ね備えた新たな形として人気を博しています。

まとめ

さて、今回は「クラウドファンディングで話題になった古民家再生プロジェクト5選」について紹介しました。取り壊される寸前の古民家を、宿やレストランとして再生させたいが、そのための資金がなく、結局のところ実現できないというケースはこれまでいくつもありました。しかし、最近ではクラウドファンディングを上手に活用し、古民家を新たな場所として復活させるという動きが増えています。クラウドファンディングで資金を集め、古民家を再生できる事例が今後さらに増えれば、近未来に訪れる地方の過疎化なども防げるのではないでしょうか。

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