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2018.2.13

クラウドファンディングの実施に最適な期間は?

クラウドファンディングを始める際、募集期間はどれくらい設ければ良いのでしょうか。今回は「クラウドファンディングの実施に最適な期間」について考察していきます。

期間が長い≠資金が多く集まる

クラウドファンディングを始める方に多いのが、募集期間が長ければ長いほど、資金が多く集まるという誤解です。もちろん長い期間を設けた方がいい場合もありますが、単に長ければ良いというわけではありません。実際、国内のプラットフォームや海外のサイトに掲載されている数々のプロジェクトを見てみると、30日もしくは45日の短期間の方が資金調達に成功しやすい傾向があります。


では、募集期間が長い場合と短い場合のメリット/デメリットについてそれぞれ見てみましょう。

長いメリット/デメリット

先に述べた通り、「募集期間が長ければ資金が集まる」というわけではありません。たとえば期間を90日間設けた場合、プロジェクトの起案者からすればあっという間かもしれませんが、支援者にとって90日後というのはかなり先のことです。そのため、支援を後回しにされてしまい、最終的に忘れてたなんていうことになりかねません。

その一方、期間が長いと実行しやすいのが「ストレッチゴール」です。ストレッチゴールとは、目標金額達成で実現できることをさらに充実させるためにプロジェクト起案者により設定される次なる目標のことであり、段階的に支援金に応じたリターンやオプションを付け加えていくものです。ストレッチゴールを設定するとなれば、30日などの短期間よりも90日ほどの長期間の方がより充実したコンテンツに仕上げることができるため、長期の方が向いています。

短いメリット/デメリット

では、期間が短い時のメリット/デメリットはどうでしょうか。長期間のデメリットとは真逆で、募集期間が短いと、最初の段階で資金がギュッと集まり、その勢いをキープした状態で終わることができ、結果資金調達が成功しやすいというメリットにつながります。また、支援を後回しにされることなく、今すぐ取り掛かってくれるというのも短期間のメリットと言えるでしょう。

ただし、募集期間があまりにも短すぎると、プロジェクトの進行具合が不明瞭になったり、また、起案者サイドも募集期間後の準備に着手する時間がなくなったりと、何かと不具合が生じてしまうため、なるべく余裕を持ったプランで実行することが良いです。

海外クラウドファンディングのデータ

世界トップクラスの海外クラウドファンディングでは以下のようなメッセージが書かれています。

This doesn’t mean that those longer projects failed to reach their goal because of the longer funding period, or that choosing a 30-day (our recommendation) duration would have caused them to succeed. Rather it means that choosing a shorter duration better positions a project for success.

Kickstarterがサイト内で実施している「The Kickstarter Blog」では、30日もしくはそれより少ない募集期間のプロジェクトが高い成功率を示しています。

Of all the campaigns we looked at that met their goals, nearly a third of them (30.5%) ran a campaign between 30 to 39 days long. Consider how long you can commit to being engaged with your campaign as well as your community. You’ll want to be able to build interest, maintain momentum and keep your audience engaged.

また、Indiegogoでは、30〜39日の募集期間のプロジェクト数がもっとも多いというデータが存在。KickstarterもIndiegogoも、30日前後の募集期間を設けているプロジェクトが成功しやすいという部分が共通しています。

最終日を土日祝日にしない

募集期間は30日前後が最適だと分かったら、次にいつスタートするかについて着目してみましょう。

日数だけを考えると、終了する日の曜日は関係ないように思えますが、プロジェクト終了日を土日祝日にするのは控えましょう。というのも、土日祝日は支援してくれる人たちが、イベントの参加や友人とのお出かけなどで、スマホやパソコンを利用している時間が少ない場合が多いため、プロジェクトを見て支援する時間が少ないかもしれません。最終日というラストスパートをかける段階で、休日にプロジェクトの終了日を設定しないことをオススメします。

まとめ

さて、今回は「クラウドファンディングの実施に最適な期間」について紹介しました。

プロジェクトの募集期間を設定するには、①30〜45日間を目安にする②土日祝日を最終日にしない、この2つを念頭に置きながらクラウドファンディングを実行してみてください。

<参考にした記事>
https://www.kickstarter.com/blog/
https://go.indiegogo.com/blog/

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