2023.11.21

国内投資型クラウドファンディングの成功事例/まとめ

国内投資型クラウドファンディングの成功事例/まとめ

今回は国内投資型クラウドファンディングの成功事例/まとめについてご紹介していきます。
国内における主要な投資型クラウドファンディングは「セキュリテ」と「クラウドクレジット」の2つがあり、以下それらの事例をご覧ください。

セキュリテ「豊岡『100年鞄』ファンド」

https://www.securite.jp/

①概要:セキュリテは2001年11月に設立された、ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営する少額投資が可能なプラットフォームです。これまでの募集総額は66億円で、ファンド数は600を越えています。

②事例:日本最大の鞄の生産地である兵庫県豊岡市に拠点を置く”エンドー鞄”は、創業から190周年を迎えた2014年に「鉄道の旅」をテーマにした機能性の高いキャリーバッグ開発・販売のための資金を、セキュリテを通じて募集しました。
親から子へと受け継がれるような愛着の持てるキャリーバッグを製造し、また静音キャスターを使用することで、より快適な旅行やビジネス活動を提供すると表明しました。

2014年末から半年以上に渡って出資金の募集を行い、60人の出資者の協力を得て、およそ520万円の資金調達に成功しました。なお、特典は”エンドー鞄”の鞄を進呈することで、出資額ごとに鞄の進呈される鞄の値段も異なるという内容でした。

クラウドクレジット「カメルーンファンド」

https://crowdcredit.jp/

①概要:クラウドクレジットは「世界の信用市場を、ひとつに。」をコンセプトに、2013年1月に設立されたクラウドファンディングのプラットフォームです。主に延滞しているローンへの投資を行っていて、ペルー、エストニア、メキシコなどに子会社を抱えております。現在までに累計成約ローンが18億円であり、企業としては成長を遂げています。

②事例:クラウドクレジットが急成長を遂げたきっかけは「カメルーン中小企業支援プロジェクト」にあります。本プロジェクトは、カメルーン国内の中小事業者への資金供給を通じて、カメルーン経済発展のサポートを目指していくファンドです。
7か月間で12.3%と高い利回りが期待できるという魅力的なポイントに加え、発展途上国であるカメルーンの経済の成長に貢献する社会性の高い内容であるため、社会貢献にも適している投資となっています。
現在までに第1号から第6号まで案件募集が行われており、全て案件が成立しています。また第1号プロジェクトが開始されたのは2016年の春であり、同年5月から6月にかけての月次販売額が倍以上に成長するほど人気ファンドとなっています。

まとめ

今回は国内投資型クラウドファンディングの成功事例/まとめについて、「セキュリテ」と「クラウドクレジット」のプロジェクトを紹介しました。同じ投資型でも前者は企業ブランドの新展開、後者は社会貢献とまるで異なる事業内容ですが、どちらも共通して「世の中のためとなるもの」を生み出しています。

まだまだ国内における投資型クラウドファンディングの数は少ないですが、将来的に投資の多様化に伴って、ますます拡大していくことでしょう。

<参考にしたもの>
https://cf-hikaku.net/cf-site/crowdcredit/

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