【サービスデザイン】プロトタイプを作成するメリットとおすすめツールを紹介します

皆さんは『プロトタイプ』というものをご存知でしょうか?近年、製品開発において重要視されており、多くの企業が取り入れてます。今回はそのプロトタイプについて説明したいと思います。
Contents
プロトタイプについて
プロトタイプとは、新しいサービスや技術のどこに問題点があるのかを発見するための試作品のことを指します。そしてこのプロトタイプで見つかった改善点を直し、再度作ったプロトタイプでまた見つかった課題を直して、、とPDCAを回すことを『プロトタイピング』と呼びます。
プロトタイプを作るメリット
次に、プロトタイプを作るメリットについていくつか説明します。
失敗に早く気づける
まず考えられることとしては、いち早く製品の失敗点や改善点に気づけるということです。
もしプロトタイプを作らずに市場に出してしまうと、作成時には気付かなかった問題点に気づかず、顧客の満足度を下げてしまう可能性があります。ゆえにプロトタイプを作るのは、製品作成にするに当たって非常に大切な作業であると言えます。
より質の高いサービス提供に繋がる
上記の「失敗に早く気付ける」という内容に繋がるところもありますが、失敗に早く気付き改善できるということは、その分クオリティの高い製品を市場に提供できる可能性が増えるということです。プロトタイプを作ることは、失敗に気付けると同時に、質の高い製品を作ることにも繋がるということです。
他社(者)への説明がしやすくなる
ビジネスの現場では、投資家への説明や、営業において相手に企業にプレゼンをするといった、外部へ会社全体の事業や、現在取り組んでいる事業についての説明をする機会が何度もあります。その際にプロトタイプがあると、未完成ではあるものの、作業の途中経過としてであったり、自説の根拠として提示できるというメリットがあります。
いくら事業に対する自信があったとしても、根拠がなければ納得してくれません。プロトタイプは、途中経過の事業であったり、未来に行うことの根拠としても活用できるというメリットがあります。
また外への説明だけではなく、上長への承認が必要である時にも、プロトタイプを元に説明することができます。
プロトタイピングツールの紹介
次に、プロトタイピングをサポートしてくれるツールをいくつかご紹介したいと思います。
Prott
画像出典:Prottユーザー必見!開発メンバーおすすめ活用TIPSまとめ|Goodpatch
まずはProttです。株式会社Goodpatchが提供しているサービスで、コードを書かずアプリのプロトタイプを作れるツールです。その使いやすさから、多くの企業で導入されています。
なおProttには、いくつかの無料/有料プランがあり、無料プランでは1つのアプリまで作成可能であり、有料プランにすることでさらに多くのアプリが作成できるようになります。
InVision
画像出典:プロダクトデザインのコラボレーションツールInVisionがシリーズDで5500万ドルを調達|TechCrunch
次にInVisionを紹介します。InVisionは全世界に約400万以上のユーザーがいる、日本だけではなく多くの国で使用されているプロトタイピングツールです。プロトタイプに直接文字を記載する機能や、チャットができたりと、複数人でのプロトタイピングには申し分ないツールだと言えるでしょう。海外のツールなので全て英語で記載されているので、少し理解するのに最初は苦労するかもしれませんが、サービス自体は非常に使いやすいという声は多いです。
まとめ-より質の高いサービス提供に向けて-
今回紹介したプロトタイプ/プロトタイピングは、製品の質を高めるための有効な手法です。是非この機会に、プロトタイプ作成を考えてみてはいかがでしょうか?
引用
プロトタイプを作成する6つのメリット|NATIONAL INSTRUMENTSプロトタイプ
プロトタイプとテストの本当の目的-選択したアイデアは「人間中心の原則」を満たしているのか?|EnterpriseZine
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