レアなアニメグッズが手に入ると話題になったクラウドファンディングまとめ

購入型クラウドファンディングでは、出資してくれた支援者に対し、リターン(報酬)が提供されます。リターンは出資金額に応じてコンテンツが異なり、たとえば3千円の出資者にはメッセージカードのみ、20万円の出資者には豪華グッズが多数送られるなど、その種類は多種多様と言えます。
特にアニメやゲームのクラウドファンディングでは、アーティストが手がけた公売されていないようなレアグッズが送られることもあり、ファンには喜ばしいリターンが多く揃えられています。そんな今回は『アニメ・ゲームのレアグッズがリターンになったクラウドファンディングプロジェクトまとめ』について考察していきます。
Contents
TVアニメ『迷家ーマヨイガー』の後援会設立!
2016年4月からTBSでテレビ放送が開始されたアニメ『迷家-マヨイガ-』を、より視聴者に楽しんでもらうための後援会を立ち上げるプロジェクトが立ち上げられました。
本プロジェクトは後援会会員(支援者)になった方々が、アニメの舞台である”納鳴村”の村民となり、『迷家-マヨイガ-』の世界を共に体験するといった内容です。
もともと『迷家-マヨイガ-』は人気が高く多くのファンがいたことから、330万円の目標金額を大きく上回り、およそ1,100万円の支援金を集めることに成功。リターンの中には「制作スタジオ見学」や「キャスティング会議参加権」、「日帰り迷家バスツアー参加権」など、制作スタッフとも親睦が深められるレアなリターンが話題となりました。
【地下鉄に乗るっ】京都市営地下鉄の萌えキャラ「太秦萌」の、アニメを作るっ
2013年に京都市営地下鉄PRプロジェクトで誕生した『地下鉄に乗るっ』は、可愛らしいイラストと愛らしいキャラクターが受け、地元やネットを中心に人気を獲得し、YouTubeで公開したアニメCMは、わずか1年で再生回数が15万回を超え、海外でも好評を得ています。
そんな『地下鉄に乗るっ』の短編アニメが制作されることとなり、制作費の100万円が徴収したところ、10倍以上にも上る1,040万円の資金調達に成功しました。
リターンの中には、アニメのプロジェクトではよくあるDVDやメイキングブックの贈呈などに加え、「アフレコ現場への招待」や「特定スポンサー認定」など、まるで自身がアニメ制作に携わっているかのようなファンにはたまらないリターンが用意されていました。
うちに居ながらにして、けん玉で世界対戦ができる!?
IoT技術が搭載されており、自宅に居ながらもインタラクティブな対戦が可能なけん玉『電玉』が誕生しました。基本的な技だけでなく、飛行機や灯台といった難しい技も判別でき、友達同士はもちろんのこと、世界中の人と対戦ができる新型ゲームとして開発されました。従来のけん玉の概念を覆すような機能を持っている『げん玉』は、100万円以上の支援金を集め、開発に至りました。
支援者にはステッカーやサンクスメールだけでなく、『電玉』本体もリターンとして送られ、定価では13,000円かかる『電玉』を、早期割引の9,900円でゲットできる報酬であったため、開発に協力すると通常よりも安く手に入るといったお得なリターンとして話題を呼びました。
まとめ
いかがでしたか。今回は『アニメ・ゲームのレアグッズがリターンになったクラウドファンディングプロジェクトまとめ』について、Makuakeの事例を3つほど紹介しました。
いずれの事例もクリエイターとファンの交流を盛んにするリターンが多く、かつては距離があった作り手と受け手の関係性も徐々に変わってきています。今後こうした”ファンを大切にする”リターンを設けるクラウドファンディングがますます増えていくと思われます。
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