2023.11.18

クラウドファンディングによる飲食店の成功例5選

クラウドファンディングによる飲食店の成功例5選

以前の記事『クラウドファンディングの飲食/グルメ関連プロジェクトの事例/成功例まとめ』では、クラウドファンディングを活用して成功を収めた飲食店を3つ紹介しましたが、実はまだまだグルメや食べ物に関するプロジェクトはたくさん存在しています。

そこで今回は『グルメな料理や食べ物がクラウドファンディングによって成功した事例5選』と題して、新たに5つのプロジェクトを紹介したいと思います。

クラウドファンディングによる飲食店の成功事例|西新宿『C by favy』

https://www.makuake.com/project/cbyfavy03/

2016年2月に西新宿にオープンした『C by favy(シーバイファビー)』は、2017年4月21日(金)より”日本一お得な立ち飲みバル”としてリニューアルオープンしました。たったの1,000円で肉も魚も野菜も無制限食べ放題という夢のようなメニューは、従来の客層のみならず新たなファンをも虜にする魅力がふんだんに詰まっています。また、リニューアルに際し、お店の中心にはバーカウンターが設置され、ビールやハイボールが390円から楽しめる、なんともリーズナブルな価格で話題を呼んでいます。

『C by favy』は昨年の開店時にも、クラウドファンディングで「ムール貝食べ放題会員を募集」と題したプロジェクトを行っており、目標金額の4倍以上となる350万円の資金調達に成功。その信頼もあって、今回のプロジェクトでも、500人近くのサポーターから105万円の支援金を受けています。

クラウドファンディングによる飲食店の成功事例|中目黒『BISTRONOMIE CANVAS』

https://www.en-jine.com/projects/canvas

2016年10月に中目黒でオープンした『BISTRONOMIE CANVAS』。食材やソース、調理法などをオーダーメイドし、”あなただけの特別な一皿”をデッサンして楽しむといったコンセプトから、店名に「CANVAS」を入れています。

そんなお客様のニーズに合わせた料理を提供する『BISTRONOMIE CANVAS』は、今年2月にクラウドファンディングサイト『ENjiNE』及び日本経済新聞社のクラウドファンディング「未来ショッピング Powered by ENjiNE」を通じて、超希少なA5ランクの中でも最高級の和牛を使ったフルコースを期間限定で提供することにしました。料理人でさえあまり触れたことのない最高級の和牛には多くの期待が寄せられ、204万円の資金調達に成功を収めました。さらに、リターンには先に述べたフルコースのチケットが送られ、現在も「オススメのレストラン」として、さまざまな場面で高い人気を誇っています。

クラウドファンディングによる飲食店の成功事例|栃木県小山市 農業生産法人『ネオハルオヤマ』

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000014330.html

日本初の飲食店特化型クラウドファンディング『Kitchenstarterを介し、栃木県小山市にある農業生産法人『ネオハルオヤマ』は、前進する農家でありたいという思いのもと、自社生産のケールを主体とした「冷凍コールドプレスジュース」を作るべく、本プロジェクトを開始しました。

起案者の杉本悠さんは、同市にてレストラン『エンヤワンヤ』など数店舗を経営しており、その実績と信頼から、今回のプロジェクトにも熱いサポーターが100人以上集まり、233万円の支援金を集める結果となりました。また、リターンの中には栃木県小山市・自家栽培の有機野菜を中心とした、地元ならではの食材が含まれ、プロジェクトの成功だけでなく、小山市のPRにもつながったようです。

クラウドファンディングによる飲食店の成功事例|原宿『Reissue(リシュー)』

https://camp-fire.jp/projects/view/1455

原宿で10年以上続くカフェ『Reissue』がオーナーチェンジをすることに伴い、お店の内装をそのままにし、昼の部分を使ってラテアートを武器にカフェを経営しないかという話があがりました。ですが、『Reissue』にはラテアートを作るためのマシンが無く、経営10年の歴史の中で色々なものが老朽化しています。そこで、ラテアートを作るマシンの購入をはじめ、古くなった機械の再購入、内装の修繕などに費やす資金を、クラウドファンディング『CAMPFIRE』を通じて募りました。

本プロジェクトではストレッチゴール(達成できるレベルより少し高めの目標)を設定しており、40万円でラテアートマシンの購入、60万円でコーヒー豆を粉にするグラインダーの購入、85万円で新しい机や椅子の購入といったように、段階的に目標値を高めていきました。その結果、なんと126万円の支援金が集まり、315%の達成となりました。今日では「世界一ラテアートが楽しめるカフェ」として、子どもからお年寄りまで多くの人に愛されています。

まとめ

今回は『グルメな料理や食べ物がクラウドファンディングによって成功した事例5選』について紹介しました。

クラウドファンディングではさまざまな内容のプロジェクトがいくつも実施されており、いずれのテーマも興味を持つ人と持たない人の2通りに分かれることがほとんどです。しかし、料理や食べ物は人類が生きていく上で欠かせない大切なものであるため、誰もが注目する期待値の高いプロジェクトばかりです。

今後ますますグルメにまつわるクラウドファンディングが増えていくことが予想されています。

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