新規事業とイノベーションを共創する原動力。Battery(バッテリー)

2019.1.29

「ブレスト」から新規事業は生まれない?新しい発想力を培うために必要なこととは?

 

新規事業開発やイノベーション創出を目指して仕事に取り組んでいると、常に新しい発想や創造性といったものを求められます。それらはとかく天才的なセンスや一瞬の閃きでゼロからイチを生むことだけを指すかのように捉えられがちですが、実際のところ完全な無から有を生むようなものはほとんどありません。完全な無の状態からその場で思いつくアイデアを闇雲に幅出しするのではなく、状況やアイデアの種類によってアイデア出しのアプローチを棲み分けることが重要になります。

 

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普段からアイデアのストックを貯めておくことが重要

日々生み出させるアイデアは基本的には既にある概念やアイデアなどを組み合わせて創出していることが多いのではないかと思います。だからこそ、世の中に既にあるアイデアや概念、事業プランやビジネスモデルなどを広く学び、自分の中にストックしていつでも引き出して活用できるようにしておくことが重要になります。

 

ストックしているものが多ければ多いほど、組み合わせによる創造性は無限の高まりを見せ、様々な新規のアイデアや企画につながっていくでしょう。もちろん、ただ単に知識だけが増えてアイデアの流用や転用だけに留まるようになってしまっては元も子もありません。表面的で浅い知識や情報として終わるのではなく、ストックした内容を適宜応用しながら組み合わせていくためには、本質的な理解を深めていくことが重要になるのではないかと考えます。

 

新しいビジネスモデルを考える、変革する、といった場合に、どのような引き出しを用意する必要があるのでしょうか?例えば、普段目に飛び込んでくるニュースやビジネス書で読んだ過去の事例等から以下のような洞察を行います。

 

・そもそも世の中のビジネスモデルにどのようなパターンが存在しているのか?

・なぜそのモデルが成立しているのか?

・どういう課題に対して、どういう解決策を提供することで、どの程度の対価が得られているのか?

・メリット/デメリットはどんなところにあるのか?

・削ったり変更可能な部分・不可能な部分はどこなのか?

 

こういった深い理解や分析を伴う、「生きたストック」として自分の中に引き出しを増やしていくことが企画力や発想力のベースとなる土台を作ることになります。

 

上記のような引き出しからさらにパターンのアレンジを考えます。これまでの変革や進化のプロセスとしてはどんなものがあったのか、その応用の仕方等も合わせて押さえておくことで確実に企画力や発想力は向上させることができるため、一定の再現性があります。再現性があるということは、論理的であるということであり、つまりは企画力や発想力すらも、論理的思考力による部分が一定の割合で存在するとも言えます。

 

私も幾つかの仕事をしてゆく中で、一流クリエイター達が創造力溢れるアウトプットを作り上げるところを見てきました。そこでわかったことは、彼らは仕事のプロセスの中で、一足飛びにそこに辿り着くのではなく、論理的思考を積み上げることで最終的なアウトプットに至っていることが大半であると言うことです。

 

「ブレスト」を行う上で注意しなければならないこととは?

上記のような観点から申し上げると、一般的なアイデアや企画出しの手法として使われている「ブレスト」がアイデアを生み出すツールとして威力を発揮しないことも起こり得ます。

 

その場で思いつく安易なアイデアを大勢で集まって幅出ししても、深く論理的に考え抜いたアイデアや発想に及ばないからです。大切なのは、状況やアイデアの種類によって論理的思考と直感によるアイデア出しアプローチを棲み分けることです。論理的思考によって大枠のアイデアや発想の方向性や考え方を規定した上で、その先の論理的思考で説明や対応ができない領域のみに絞ってブレストなどの多様な観点や意見を幅出しすることが重要になります。

 

実行されない安易な思いつきやアイデアは誰しもが考えられることで、そこに大きな価値はありません。大切なのは日々インプットした内容をストックし、様々な組み合わせやアレンジを考え抜き、磨き上げることです。磨き上げたアイデアは顧客に意見を聞いて見て検証し、実行をやり抜いて形にして、世の中に受け入れられて事業としての意義を生み、初めて価値を持つのではないでしょうか。

 

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