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2020.7.3

コロナで今後はどうなる?「孤独感の増大」

コロナで今後はどうなる?「孤独感の増大」

緊急事態宣言も解除され少しずつ収束へと向かっているコロナウイルスですが、仮にワクチンが開発され落ち着いたとしても、元の生活に戻ることはないでしょう。ただ、今回のコロナウイルスにより起きていることは、突然変化したのではなくいずれ変わると考えられていたものが危機感により前倒しになり半強制的に変化していっただけだと考えています。

人材サービス会社、パーソルホールディングス傘下のパーソル総合研究所が2020年6月に、新型コロナウイルス感染防止のため、多くの企業が導入を始めたテレワークに対する意識調査を行い、結果を発表しました。すると、テレワークをしている人の6割超が何らかの不安を持ち、テレワークの頻度が高いほど孤独感が強まるとの結果が出ました。今後もテレワークは働き方の一つとして残り続ける中で、企業は孤独感や不安解消の取り組みが重要な課題になっていきます。

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withコロナ・Afterコロナで孤独感を増大させる要因

リモートワークの浸透

リモートワークはコロナにより急速に浸透しましたが、「集団」でなく「個」で働くという考え方は、実はコロナ以前の平成の終わりごろから始まっていました。一つの会社に一生属するという考え方が薄れ、フリーランス、個人事業主、転職、副業というように「個」で働く人が増えてきていました。

しかし、今回のリモートワークにおける「孤独感」の問題は、「個」で働くことを望んでいない人達も「個」で働かなければいけなくなってしまったということです。コロナ前までは望んだ人のみがリモートワークというような形であったが、ウィズコロナ・アフターコロナでは「個」で働くことを望んでいない人まで「個」で働くことが求められるため、心身的なストレスや不安そして「孤独感」を感じてしまうと考えられています。

場所や空間の消失

例えば、新型コロナの影響で音楽業界が失ったものは、「場所」です。CDを手渡しで売る場所、ライブをする場所、ファンと直接会える場所、あらゆる場所を失いました。芸能関係すべて同じことがいえるでしょう。「三密」といわれてしまうように、人を集めてその場所や空間を演出することはしばらく不可能であると考えられます。

したがってオンライン上でのライブなどが増え、同じコミュニティの人たちと高い熱量で空間を作りあげることが出来なくなり、そういったライブなどでも「個」を感じるようになってしまいます。

孤独感の増大により成長する事業や分野

アスタミューゼ株式会社の分析によると次の3つの分野が成長すると考えられています。

メンタルヘルスケア

メンタルヘルスケアとは、全ての働く人が健やかに、いきいきと働くことができるように、必要なケアを実践して心の健康確保を図り、働く人とその家族の幸せを確保することです。

具体的なメリットとしては、「職場の生産性低下の防止」「生産性や活力の上昇」「メンタルの不調に対するリスクマネジメント」があります。

コミュニケーションロボット・パーソナルロボット

コミュニケーションロボットというのは、オフィスの入り口に良く置いてあるPepperのようなAIで話すものだけでなく、自分の分身として遠隔地からコミュニケーションを取ったり、何らかの作業をしたりするアバターロボットのことです。

・オムニロボ
ISO総合研究所が現在医療従事者向けに導入費用、月額料金等も発生せず、完全に無償で提供しているロボットです。
同社は「対面でコミュニケーションが取れない患者様とご家族向けにロボットを病院に設置、ご家族がロボットへログインすることで患者とコミュニケーションできる」「往診など医師や看護師が患者との接触を抑えるため、ロボットへログインして接する」など、逼迫する医療現場を遠隔ロボットで支援しています。

ヒューマンコミュニケーション・プロアクティブライフ

ヒューマンコミュニケーションとは「社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達」であり、言葉だけでなく、視覚や聴覚に訴えるもの(身振り、態度、表情、声色)などを媒体に、意志の疎通、心や気持ちの通い合い、相互理解、共感といったことを行っています。人間は社会性を持つ生き物ゆえに生きる上で相手とコミュニケーションをとることは今も昔も必要不可欠であると言われています。

プロアクティブ(proactive)とは「先々のことを予想し、事が起こる前に積極的に行動しておく」という意味で、そういったライフスタイルを送ることをプロアクティブライフ(proactive life)と呼んでいます。

今後、人との接点が減り、孤独感が増大していく中で上記3つのような孤独を解消するソリューションが求められ成長していくと考えられます。

まとめ

コロナ前からwithコロナ・Afterコロナにおいては次のように変化していきます。

・オフライン」→「マルチライン」(オフラインとオンラインの併用)
・「集中」→「分散」

つまり、コロナ前よりは確実に孤独感というものが増していきます。そこで、ウィズコロナ・アフターコロナではその増大する孤独感を解決するソリューションが求められると考えられます。

 

【参考文献】

・アスタミューゼ株式会社
「With/Afterコロナで進化が加速する20分野の未来と、解決が早まる26の社会課題 ~「個人」「企業」「社会」で、短期、中期、長期それぞれにおけるWith/Afterコロナがもたらす変化とは」
https://www.astamuse.co.jp/information/2020/0428_2/

・SCOPE Lab「ヒューマンコミュニケーション・プロアクティブライフ」
https://career-scope.jp/contents/growth-market/humancommunication/

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