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2018.2.2

初めてのライブ開催!開催までの方法や費用を押さえておこう

初めてのライブ開催!開催までの方法や費用を押さえておこう

ライブ・エンタテインメント白書によると、国内ライブ/コンサート市場規模は2011年頃から毎年拡大しており、特に2015年には5,119億円と過去最高額を記録しています。その後、前年割れとなるも5,000億円超えと高水準をキープしており、近年では最も市場規模の大きいエンタテインメントのひとつとして知られています。では、こうしたライブやコンサートを開催するには一体いくら必要なのでしょうか。今回は「自分でライブやコンサートを開催するための方法や費用まとめ」について紹介していきます。

開催にかかる資金

ひと口にライブやコンサートと言っても、規模の大小はさまざまです。アマチュアバンドや若手芸人が行うライブだと数十万円で済むケースもありますが、一流アーティストのコンサートだと数億円かかる場合もあります。さて、ライブやコンサートを開催するためには、主にどのようなお金が必要なのでしょうか。

会場費

まず、ライブやコンサートを開催するためには会場が必要となります。小さなライブハウスであれば、都内でも終日レンタルで約10万〜20万円が相場ですが、人気アーティストのコンサートツアーなどが行われる大きな会場だと、1日のレンタル費だけでもかなりかかってきます。たとえば、日産スタジアムでは144万円、大阪城ホールは360万円、代々木第一体育館は675万円、京セラドーム大阪は1,400万円、東京ドームだと準備日も含め2,420万円ほどかかるようです。

機材費

会場費の中に含まれているケースが多いですが、別途で機材費がかかる場合もあります。これも会場のキャパや規模によりけりですが、ライブハウスのように演者と観客の距離が近い場合、2,000円あれば足りるところもあるようです。しかし、先にあげた東京ドームでは、大型スピーカーを何個も使用しており、また、音響設備のコスト増もあって、機材費だけでも数百万円以上かかってしまいます。派手な演出や豪華なセットを使ってパフォーマンスを行なう歌手などはさらにお金がかかるでしょう。

人件費

ライブやコンサートでは、出演するバンドやアーティストのギャランティーだけでなく、運営スタッフや警備員、マネージャーなど人件費も当然かかってきます。オリコンチャート1位を記録する人気アーティストであれば、1ステージ100〜150万円ほどが相場のようで、中には数千万円の出演料を手にするミュージシャンもいるようです。また、彼らのギャラや給料に加え、ライブ当日の飲食物や衣装など、別途費用がかかってきます。

資金調達方法

では、上記のようなライブやコンサートを開催するためにかかる費用は一体どのような方法で集めているのでしょうか。

前回分の収益

年一や月一のように定期的に行なわれているライブやコンサートで黒字が出れば、その際の収益を使って次回分の開催費用に充てることがあります。ただし、収益が支出額の2倍以上を上回るケースは少ないため、全額ではなく開催費の一部に充てるというのが定番です。

協賛金

小さなライブだとつかない場合がありますが、大々的に行なわれるコンサートではスポンサーがバックについてくれることが多く、その協賛金をもとに開催が施されます。大手ブランドやメーカーのみならず、非上場企業がスポンサーとなり、出演するアーティストとともに知名度をあげていくといったケースもあるようです。

寄附金

「チャリティーコンサート」をはじめ、寄附金を集めてライブやコンサートを実施している事例も多くあります。NHK交響団体や新日本フィルハーモニー交響楽団などでは、チャリティーコンサートが行なわれる際、寄附金の呼びかけを行ない、また、その純益で福祉事業に貢献することもあるようです。

クラウドファンディング

なかでも現在最も人気の高い資金調達方法がクラウドファンディングです。ライブやコンサートをメインにしたクラウドファンディングプロジェクトでは、リターンの中に当日の入場券、ライブTシャツ、コンサートグッズなど、さまざまな報酬が提供され、高額な出資者にはそれにふさわしい豪華なリターンも用意されています。

クラウドファンディング事例

そんなクラウドファンディングを通じて資金集めに成功したライブやコンサートのプロジェクト事例について3つほど紹介します。

シンガーソングライター宮本毅尚が、ファンの方のためにオリジナルCDを制作!
600人規模の会場でワンマンライブ

https://motion-gallery.net/projects/take_project

シンガーソングライター宮本毅尚さんのオリジナルアルバム制作とアルバム楽曲を披露するためのワンマンライブ実施のプロジェクトがMotionGalleryにて行なわれました。甘くしっとりした歌声を武器に歌手デビューを果たすも、事務所の解雇などでシンガーとして崖っぷちに追いやられた宮本さん。しかし、2014年にTBSの深夜番組に出演したことで再び大きな反響を呼び、現在シンガーとして着実に活躍の場を広げています。

そんな宮本さんは、2016年2月に600人規模のワンマンライブを行なうため、アルバム制作費とライブ開催費を募ったところ、144名のコレクターから2,454,000円を集めることに成功。同プロジェクトを通じて、1stアルバム「Chapter1」の制作、渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて行なわれたワンマンライブも、見事成功したようです。

新しい公募型オーケストラ!
様々な音色が繋ぐ演奏会を開催したい

https://readyfor.jp/projects/traum

大学時代、管弦楽団で指揮者として活動し、その後海外の演奏会でも指揮を行なっていた石川智己さんは、2012年に国内外での音楽交流を主たる目的とする「Traum Symphoniker(トラウム ズィンフォニカー)」を設立。しかし、決まった活動拠点を持っていないオーケストラであるため、毎回参加メンバー集めと、演奏会に訪れるお客様集めに苦労しており、その結果なかなか運営資金も落ち着かず、演奏会への費用の捻出はかなりの負担となっています。

Traum Symphonikerのメンバーが資金面での不安を抱えず安心して演奏に取り組み、また、敷居が高く感じられやすいプロの演奏会を少しでも気軽に楽しんでもらえることを目標に、Readyforにて開催費用を集めたところ、675,000円の資金調達に成功。さらに、5万円の出資者にはリターンとして「2年間夢響を応援!」が用意され、Traum Symphonikerの演奏会を2年間無料で楽しめるチケットが提供されました。

まとめ

今回は「自分でライブやコンサートを開催するための方法や費用まとめ」について紹介しました。

ライブやコンサートを実施する際にかかる費用はさまざまであり、数十万円の規模をはじめ、数千万円、数億円単位にまで登るケースもあります。低予算でできることを実行するのか、お金がかかってでもハイクオリティなものを提供するのかによって、かかる費用はまちまちです。また、そうしたライブやコンサートの開催費を調達するにあたり、最近ではクラウドファンディングが特に人気です。今後、クラウドファンディングを通じて開催されるライブやコンサートはますます増えていくと予想されています。

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