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2018.5.11

海外向けクラウドファンディング代行サービスのメリット・デメリットとは?

海外向けクラウドファンディング代行サービスのメリット・デメリットとは?

DMM StarterやSamepageなど、ここ数年の間で海外向けクラウドファンディングの代行サービスがいくつか登場しており、話題を集めています。今回はクラウドファンディングの代行サービスについて、またそのメリット・デメリットを紹介していきます。

クラウドファンディングの代行サービスとは

クラウドファンディングの代行サービスは、プロジェクト起案者と特定のプラットフォームをつなぐ役割を果たしています。現在、日本に存在するクラウドファンディングを代行する会社は、主に日本企業の海外クラウドファンディング申請に関する支援サービスを提供しており、日本企業が海外のクラウドファンディングサイトで支援を募る際の言語の壁やプロジェクトの立ち上げのハードルの高さなど、さまざまな困難を解決してくれます。

クラウドファンディング代行サービスのメリット・デメリット

メリット

海外のクラウドファンディングにおいてプロジェクトを立ち上げるとき、これまでは言語や現地口座などの壁により立ち上げが困難でしたが、クラウドファンディング代行サービスでは、立ち上げから申請(翻訳・投稿代行)、支援者とのやり取りなどをトータルサポートしてくれます。

たとえば、これまで日本からKickstarterやIndiegogoなどの海外のサイトを通じてプロジェクトを立ち上げようとしても、「全て英語でやり取りしなければならない」「現地住所や口座がないと申請できない」など、さまざまなハードルがあり参加するのは困難でしたが、そうした問題を全て解決し、プロジェクトにまつわるプロセスを踏んでくれるため、海外クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げる際には、非常に心強いサービスとして活用することができます。

デメリット

クラウドファンディング代行サービスは、プロジェクト起案者と特定のプラットフォーム間の仲介を担っています。そのため、通常のクラウドファンディングと比較して、どうしても時間がかかってしまう可能性があります。

プロジェクト作成後すぐに公開できる通常のサイトとは異なり、コンサルティング開始からクラウドファンディング申請まで数ヶ月かかる場合もあるため、代行サービスの手が加わることでプロジェクトの進みが遅く感じるかもしれません。上記のメリットがそれを上回ってくれるほど利便性の高いサービスである一方、”時間が読めない”という部分が大きなデメリットと言えるでしょう。

主なクラウドファンディング代行サービス

DMM Starter

https://make.dmm.com/starter/

DMM.comがクラウドファンディング支援サービスのAWESOME JAPANと提携して立ち上げたDMM Starter。2016年6月からサービスを開始し、米国クラウドファンディング(KickstarterやIndiegogoなど)におけるプロジェクト立ち上げの支援を目的とするサービスを提供しています。従来は海外のクラウドファンディングに挑戦しようと思ってもなかなか難しかったですが、製品やサービス化を行うにあたって資金需要がある個人・法人を対象に、Kickstarterにおけるプロジェクトの立ち上げ・申請の支援から、プロジェクト実施中・実施後、リワード配送まで、一貫してサポートを行っています。

費用としては、プロジェクト参加者がコンサルティング費用や海外クラウドファンディングでの成果報酬を、DMM Starterに支払うことになっています。「シェンムーⅢ(Shenmue 3)」では、約8億円の資金調達に成功し、最も短時間で100万ドルを集めたプロジェクトとしてギネス記録を達成。 その他、ゲーム、アニメ、テクノロジー、デザインなど、多数商材にて調達に成功しており、最近では、日本発デザイナーのエレガントなゴミ箱制作プロジェクト・SWING BINが有名です。

Samepage

http://samepagenet.com/

日本初のクラウドファンティング海外代行サービスとしてリリースされたSamepage。2013年10月からサービスを開始し、英語とシステムに精通したプロによる海外サイトの登録手続きの代行を提供しています。ライトプランとベーシックプランの2種類が存在し、ライトプランは審査なしで素早く始められ、初期費用3万円、成功報酬から5%を代行手数料として支払う必要があります。一方、ベーシッププランは審査があり、審査通過後、初期費用タダで始められ、成功報酬から10%を代行手数料として支払う必要があります。始めやすく負担の少ないプランを用意することで、多くのプロジェクトを海外クラウドファンディングで成功させたいという思いがあるようです。

シンプルなサービス内容であるため、資金調達後のサポートに関しては前述のDMM Starterの方が手厚いですが、低コストかつ資金調達するまでのサポートという観点から、おすすめのサービスとなっています。

btrax

http://btrax.com/jp/

btraxはサンフランシスコを拠点に、海外クラウドファンディングへ出展に関するプロジェクトの立ち上げ・申請支援から、プロジェクト実施中・実施後のサポートまでトータルサポートを提供しています。依頼する日本企業とは日本語でやり取りを行い、プラットフォーム業者の担当者とも直接的なやり取りが可能です。現在、すでに200社以上の実績を誇っています。

サポートの基本サービスに含まれる主な内容は以下の通りです。

  • 商品選定に関するコンサルテーション
  • 単価設定
  • 目標金額設定
  • キャンペーン設計
  • プラットフォーム業者とのやり取り
  • キャンペーンページのコンテンツ作成
  • キャンペーン用画像作成
  • キャンペーンセットアップ
  • キャンペーン運営
  • サンフランシスコ市内での展示

サポートの基本サービスに含まれる内容は、DMM Starterとさほど変わりませんが、サンフランシスコに拠点があるため、サンフランシスコでの商品展示ができたり、実際にキャンペーンを運営したり、そのセットアップのサポートをしてくれるという部分が強みとなっています。

まとめ

さて、今回はクラウドファンディング代行サービスについて、またそのメリット・デメリットについて紹介しました。KickstarterやIndiegogoなど、世界的に人気が高いサイトでプロジェクトを実行すると、その分多くの人から支援を受けることができ、話題性も十分あります。しかし、海外のサイトとなると何かとハードルが高く、着手しようとしても難しいというのが現実でした。

そこでクラウドファンディングの代行サービスを利用することで、これまでは困難だった海外サイトにおけるプロジェクト掲載も行いやすくなり、現在では積極的に活用されているサービスと化しています。今後、海外進出を狙ったプロジェクトが増えれば増えるほど、このような代行サービスの需要もますます上がっていくことでしょう。

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