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2018.12.19

オープンイノベーションとは? 課題や成功事例を調べてみました

オープンイノベーションとは? 課題や成功事例を調べてみました

今回はオープンイノベーションの日本での成功例について、3つ紹介していきます。

オープンイノベーションの成功事例

日立製作所

株式会社日立製作所は、グローバルな社会イノベーション事業創生を加速させるために、2015年から研究開発体制を再編成し、東京、北米、中国、欧州の4地域に社会イノベーション協創センター(CSI)を設立しました。日立は、2015年12月にスマホを用いたキャッシュカードレス金融取引を実現したサービスを、日本国内の金融機関向けに販売したり、2016年2月にはアメリカの非営利団体が設立したブロックチェーン技術の国際共同開発プロジェクトに参画したり、主にFinTech分野への取り組みを強化しています。

CSI設立後、1年間の活動から得られた知見や社会のグローバルな変化を踏まえ、今後も環境や顧客が変容する中で、顧客とともに課題を見出しながら、革新的なソリューションを迅速に提供していくことにより、グローバルな社会課題の解決に貢献する活動が期待されています。

富士ゼロックス

富士ゼロックス株式会社は、都市型R&D(研究・開発)拠点を活かし、地域の方々とともに有機的なパートナーシップと相互啓発を通じて、イノベーションが持続する場の構築を目指しています。顧客が抱える課題や富士ゼロックスが抱える問題など、組織の垣根を超えてさまざまな課題を共有し、専門家やエキスパートとともに議論する場づくりを通じて、新たな価値創造につながるアイデアの検討を進めています。

複写機、レーザープリンターの製造販売で有名な富士ゼロックスは、オープンイノベーションの活用を通じて「四次元ポケットPROJECT」を展開しました。同プロジェクトは、富士ゼロックスが中心となって中堅・中小企業の技術を駆使し、ドラえもんの「ひみつ道具」を本当に作ろうというものです。東京や京都などから中小・ベンチャー企業6社が参加したオープンイノベーションとなっています。

同プロジェクトでは、第一弾の「セルフ将棋」、第二弾の「望遠メガフォン」、第三弾「室内飛行機」と、富士ゼロックスの発想や技術力、ノウハウだけでは実現が難しい製品ばかりです。中小企業が持つ技術を駆使したからこそ出来たプロダクトであり、富士ゼロックスが間に入ることによって、各企業が集結したからこそ完成した「ひみつ道具」となっています。

トヨタ自動車

トヨタ自動車株式会社は、2016年12月より、オープンイノベーションプログラム「TOYOTA NEXT」をスタート。募集テーマに沿った新たなサービス案を、他企業、研究機関等から募集し、選定先とサービスを共同開発していく内容です。

少子高齢化、都市部への人口集中、地方の過疎化、ITやテクノロジーの発展など、さまざまな社会変化によって多様化していく顧客ニーズに対応していくことが求められると考えたトヨタは、従来の自前主義(クローズドイノベーション)に囚われず、新しいアイデア、テクノロジー、ソリューション、すでにサービスを開始している事業を活用し、新たなサービスを共同開発していくことを目的としました。

TOYOTA NEXTの選考には、およそ500を超えるアイデアが応募され、その中から、株式会社カリウス、株式会社ギフティ、株式会社シェアのり、株式会社ナイトレイ、株式会社エイチームと、5つの事業会社を選定。今後はこれら5社との共同により、クルマに乗っている時以外でもトヨタと人がつながる「人を中心とした」さまざまなサービスの実現を目指していく予定だそうです。https://toyotanext.jp/


ソフトバンク

携帯会社の大手であるソフトバンクは、国内外を問わず共同で事業化および商品化するパートナー企業を募集する「Softbank Innovation Program」を2015年7月31日よりスタート。革新的なソリューションや技術を持つ企業とソフトバンクのコラボによるリソースで、新たな価値の創出を目指しています。

複数の中小企業やベンチャー企業が、ソフトバンクと手を組むチャンスを得られる事例です。

現在までにSoftbank Innovation Programは3回実施されており、今年5月には、国内外の企業8社と協業し、テストマーケティングを実施して、商用化を検討する方針を図りました。中でもAIやIoT、VRなどを活用したプロジェクトが目立っています。https://www.softbank.jp/

セコム

国内を代表する警備システム会社であるセコムでは、新たに「オープンイノベーション推進担当」を設置し、外部との連携や情報をまとめ、迅速かつ永久的なオープンイノベーションの導入を実施しました。

セコムでは、オープンイノベーション活動の一環として、社会に必要なサービスを議論していく場が必要だと考えられています。そこで、今後の社会について議論する継続的な機会と場として「セコムオープンラボ」を開始しました。

セコムオープンラボでは、分野業界を超えた参加者と未来について議論する「対話と創造の場」であります。最先端のテーマから未来の社会課題をいち早く取り込み、解決につながるアイデアを創出し、皆の中で“想い”を共有する場として設けられています。

同ラボが目標に掲げていることは、創出したアイデアの優劣よりも、参加者それぞれが「共感と新たな気づき」を得られることです。そのために、毎回テーマに合わせて趣向を凝らしながら、新鮮な切り口の議論が進む場つくりを行っています。

https://www.secom.co.jp/

KDDI

通信大手のKDDIでは、シード段階のベンチャー企業を対象としたアクセラレータープログラム「KDDI∞Labo」と、そのベンチャー企業への出資プログラム「KDDI Open Innovation Fund」を、さらに2018年9月5日より、お客さまとともに新たなビジネスソリューションを創出する5G、IoTのビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を開設しています。

同プログラムでは、登録したパートナー企業の新しいビジネスチャンス拡大を目指しています。

これらの新しいプラットフォーム、未開拓な新サービスを推進するスタートアップとともに、多種多様なアセットやノウハウを有するパートナー連合と連携して、社会にインパクトのある新たな事業の共創を目標とするものです。

ロボティクスやドローン、XR、ビッグデータなど、あらゆる分野との共創が実施されています。

http://www.kddi.com/ventures/

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