まるでペットボトルのような酸素ボンベ「SEAGOW」がクラウドファンディングで話題に

コンパクトで手軽にダイビングができる小型酸素ボンベ「SEAGOW(シーガウ)」。フランスの企業が開発したアイテムで、首からぶら下げるだけで快適にダイビングを楽しむことができます。SEAGOWは、2018年3月13日から4月12日までの1ヶ月間、アメリカのクラウドファンディングサイト・Kickstarterでキャンペーンが行われ、56,190ユーロ(約744万円)もの資金調達に成功したようです。一体どのようなプロジェクトなのでしょうか。早速見ていきましょう。
Contents
首からぶら下げて水中遊泳
スキューバダイビングの酸素ボンベといえば、背中に大きく背負うようなイメージがあります。しかし、SEAGOWはコンパクトで手軽に持ち運べる“ペットボトルサイズ”の酸素ボンベです。
SEAGOWは、専用コンプレッサーを使ってたった3分で空気を補填でき、マックス15分間ダイビングを楽しむことができます。これまでのように重いボンベを背負う必要もなく、首からぶら下げるだけで快適に水中遊泳を楽しめます。
SEAGOW200/SEAGOW300
SEAGOWは、“200”と“300”の2タイプがあります。SEAGOW200は、3分間の補填で10分間泳げて、圧力は200バール(3,000PSI)です。一方、SEAGOW300は、同じく3分間の補填で10分間泳ぐことができ、圧力は300バール(4,500PSI)となっています。
※PSI(pound-force per square inch):重量ポンド毎平方インチ
水中でモノポリーもできる!?
SEAGOWのキャンペーン動画を見ると、水中でモノポリー(ボードゲーム)を行っているシーンがあります。陸の上でやっていることを水中でもできるという意味でしょうが、SEAGOWを身につけた人たちが、サイコロを転がしたり駒を動かしたりしています。
普段はなかなか味わえない海の世界を、身近で現実的な存在に変えてくれるのがSEAGOWです。
SEAGOW – Breathe Underwater Up To 15 mins
Kickstarterで行われたSEAGOWプロジェクト「SEAGOW Breathe Underwater Up To 15 mins」は、2018年3月13日から4月12日まで出資募集が行われ、目標額の10,000ユーロ(約132万円)を大幅に上回り、118名の支援者から、56,190ユーロ(約744万円)を集めることに成功しました。
リターンは全部で12種類あり、ポータブルバッテリー(25ユーロ)、SEAGOW200(149ユーロ)、コンプレッサー(339ユーロ)、SEAGOW300+コンプレッサー(559ユーロ)などが豊富に用意されています。いずれのリターンも、2018年6月までには世界各国に届けられる予定です。
まとめ
さて、今回はペットボトルサイズの酸素ボンベ「SEAGOW」について紹介しました。
酸素ボンベを背負って海に入るというと、本格的なダイバーさんがやるようなことで、あまり一般的な馴染みはありませんでした。しかし、SEAGOWが登場したことにより、今まで以上に酸素ボンベが身近で親しみやすい存在となり、海へ出かけに行くときにも最適のアイテムとなりそうです。
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