学生がクラウドファンディングを活用してプロジェクトを成功させた事例/成功例まとめ

ここ数年、クラウドファンディングは多くの人に活用されています。自営業者、起業家、お笑い芸人、音楽プロデューサーなど、個人の業種にまつわるプロジェクトの実施に向け、幅広い人から支持を受けています。そんな中、20代の若者の活用率も徐々に上がっており、最近では学生もクラウドファンディングに着手する事例が多くなっています。
では、実際に学生がクラウドファンディングを通じて成功したプロジェクト事例にはどのようなものがあるのでしょうか。以下をご覧ください。
Contents
学生のクラウドファンディング成功事例 -学生エアロビクス交流会-
2015年、早稲田大学在学中の4年生(当時)鳥巣愛佳氏が、14年間競技エアロビクス選手を務めた自身の活動と経験をもとに、『学生エアロビクス交流会』の開催を試みました。
鳥巣さんは学生団体StudetAeronetにも所属しており、そこの幹部メンバーが中心となって今回のプロジェクトを立ち上げました。初心者から経験者まで楽しめる『学生エアロビクス交流会』開催に必要な費用が不足しているという理由から、プロジェクト開始に至ったのです。
5万円という少額の目標金額の影響からか、プロジェクトは成功を収める結果となりました。また、出資してくれた支援者へのリターンのなかには、起案者の鳥巣さんが在学している早稲田大学のグッズや、StudentAeronetのTシャツなどが含まれていました。
学生のクラウドファンディング成功事例 -映画『ともしび』製作支援-
https://motion-gallery.net/projects/
大阪大学に在学中の慶賢一郎氏は、幼い頃より映画が好きで、「将来は映画監督になりたい」という夢を抱いており、これまで自主制作の映画を何本か作った経験があります。
映画を愛してやまない慶さんは、かつて高校在学中に制作した映画『さるべきにやありけむ』が、商店街映画祭で準グランプリを獲得したり、同じく高校時代アメリカに滞在していながら制作した『I love you』が映画祭で入選したりと、凄まじい経歴を持っています。
そんな慶さんが今回新たに制作した映画『ともしび』は、若者の苦悩と再生を描いた人間ドラマとして注目を集めています。本映画を作るにあたり、制作費の50万円を募るべく、こうしてクラウドファンディングを通じた資金集めに取り掛かったのです。
学生のクラウドファンディング成功事例 -吉田松陰先生ゆかりの地を案内-
https://ja-jp.facebook.com/athletic.uni.birth/
学生向けクラウドファンディングサイトのAthletic-Uni-Birthを通じて、新潟大学在学中の4年生(当時)長谷川優也氏は、大河ドラマで見た吉田松陰に興味を持ち、新潟から上京して吉田松陰先生ゆかりの地である世田谷区を案内する学生ボランティアガイドを結成しました。
魅力あふれる人物だと感じた長谷川さん自身が、吉田松陰について詳しく学んでいたところ、ゆかりの地なのに松陰のボランティアガイドがいないことに気が付きました。そこで、自らがボランティアガイドを務め、少しでも多くの人に吉田松陰の魅力を知ってもらいたい一心のもと、今回のプロジェクト『世田谷の吉田松陰先生ゆかりの地を案内する、学生ボランティアガイドチームを結成したい!』が開始されたのです。
案内に必要なガイドブックやジャンパー、旗などが必要と考え、資金調達を開始したところ、目標金額の10万円を上回り、プロジェクト自体も成功を収める結果となりました。
まとめ
今回は「学生がクラウドファンディングを活用してプロジェクトを成功させた事例/成功例」について紹介しました。学生が始動するプロジェクトであるため、100万円ほどの規模のものは少ないですが、自身の貯金額だけでは足りないと考え、クラウドファンディングを通じて新たな企画を立ち上げるケースが増えています。また、上記のAthletic-Uni-Birthのように「学生向け」のクラウドファンディングもあるため、今後ますます学生が主体となって運営を行うプロジェクトが増えていくと予想されます。
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