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2019.3.7

フィージビリティ・スタディとは?意味や手順を紹介します

フィージビリティ・スタディとは?意味や手順を紹介します

みなさんは『フィージビリティ・スタディ』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?企業が新規事業を実施する際の会議でよく使われるビジネス用語であり、新規事業立ち上げを検討する場合、意思決定を行う前段階において、採算性や実現可能性などを多角的に調査・分析することです。

では、具体的にはどのような意味を持っているのでしょうか。今回は「フィージビリティ・スタディ」について詳しく解説していきます。

フィージビリティ・スタディとは?

フィージビリティ・スタディ(英: Feasibility Study)は、企業の新たな事業、商品やサービス、プロジェクトなどが実現可能なものかどうか、どれくらい利益が取れるかを事前に調査し検討することで、計画の内容を変更したり、計画そのものを取り消したり、複数案から最適案を選んだり、代替案を検討したりします。

フィージビリティ・スタディの期間は数週間から数ヶ月、ものによっては実証試験などを交えるため数年に渡ることもあります。また、調査範囲も広く、自社の強み・ビジョンと計画の内容が一致しているかどうか、技術的かつシステム的な実現可能性があるかどうか、業界・市場・社会面・財務面・経済面など、あらゆる視点から調査を実施していきます。

フィージビリティ・スタディの歴史

1933年、アメリカの当時大統領フランクリン・ルーズベルトが、世界恐慌の対策として実施したニューディール政策の一環として、テネシー川流域開発公社(TVA)を設立したことが、今日におけるフィージビリティ・スタディの最初の事例であると言われています。以来、政治的にも社会的にも多大なる影響を与えることが証明されたフィージビリティ・スタディは、ダム、原子力関連施設、空港、ごみ処理場などの大規模な公共事業開発において、多く実践されています。

フィージビリティ・スタディの手順

フィージビリティ・スタディを実行するためには、以下の4つの手順を踏むのが一般的です。

課題の明確化

まず、問題解決のための代替案を提示する前に、新事業における課題の原因を明確化する必要があります。具体的には、その市場にどれくらいの人が参入するのか、技術の開発および適用がどれくらい可能なのか、新しいビジネス業績を評価するポイントの有無などをチェックしなければなりません。それらを明確化したら、そのいくつかの課題を解消するまでにかかる期間やコストも特定する必要が出てきます。

要求事項のリストアップ

次に、課題解決を行うために必要な要求事項をリストアップしていきます。主に、効率化を推進するために導入が必要な業務プロセス、新サービスに向けた新組織、機能を充実化させた新システム、安定性を目指した技術のプラットフォームなどです。

代替案の明確化

解決すべき課題やそれに必要な要求事項などを特定したら、実現可能なソリューションの代替案を明確にし、いよいよフィージビリティ・スタディの実行に移ります。

フィージビリティ・スタディ結果の評価

フィージビリティ・スタディの実行に移ったあとは、好ましい結果が出るようなプロトタイプの作成、新事業が受け入れられるかどうかを決める市場調査、実行中に起きた結果の記録、リスクを回避するための新たなソリューションの決定、プロジェクト中に実行すべき課題など、さまざまなことを定義化していきます。

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