フィージビリスタディとは?プロジェクトの実現可能性を事前に調査・検討する4つの手順を解説

フィージビリティ・スタディの具体例
株式会社イースクエアの海外展開事業において、過去にフィージビリティ・スタディを用いて実践した事例をご紹介します。
脱炭素技術の導入に関するフィージビリティ・スタディ
ベトナムにおいて、広島県の持つ脱炭素のノウハウを移転するとともに、広島県内企業の株式会社トロムソ、広川エナス株式会社が持つ脱炭素技術のフィージビリティ・スタディが実施されました。
株式会社トロムソは、もみ殻から作るカール状の燃料カールチップをボイラ燃料の石炭と代替する事業を、広川エナス株式会社はエネルギー消費量の多い水産加工会社と大病院に太陽光発電システムおよびBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)を導入して温室効果ガスを削減する事業を検討。
いずれも高い費用対効果があることが示されました。
まとめ
今回は「フィージビリティ・スタディ」について解説してきました。いかがでしたでしょうか?
計画立案から意思決定までの間に行われるフィージビリティ・スタディは、自社のリソースから市場環境まで検討項目が広範囲に及ぶため、時間と労力を費やすものとなります。
一方で、新規事業開発や投資事業を行う際に事業の実現可能性を図る上で重要な判断材料となるのみならず、調査を通してより良いソリューションの発見につながるなど、不確実性の高い事業の成功確率を高めることに寄与するという点でフィージビリティ・スタディには大きな意義があると言えるでしょう。
Batteryでは、事業リスクを分析する際に役立つリスクマップの活用方法や、フィージビリティ・スタディ後にプロトタイプを作成して検証を行うPoCの実践方法など、フィージビリティ・スタディに関連するお役立ち情報を掲載しております。本記事と合わせてご活用ください。
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