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2019.1.16

新規事業担当者の課題や悩みはどこにあるのか?

新規事業担当者の課題や悩みはどこにあるのか?

消費者ニーズの移り変わりが激しく、市場変化が著しい昨今、あらゆる企業が新規事業開発に取り組んでいます。そんな中、新規事業をどのように立ち上げれば良いのかと考えている方も多いようです。今回は、そんな新規事業を立ち上げる際に、新規事業担当者が抱えがちな課題や悩みについて紹介していきます。

新規事業創造の現状

まず、新規事業にまつわる現状について見てみましょう。

経済産業省が約2,450社を対象に調査した「フロンティア人材研究会報告書」(2012年)によると、現在の新規事業創造の現状に関して、「満足している」という旨を回答した方はごくわずかであり、過半数の人が満足していない状況であることが分かります。

新規事業を成功させるためには3年近くかかるケースが多く、一方で新規事業への期待値が低く、関心の度合いも低いという理由から、十分な成果が見込めないという背景によって、必然的に満足度も低いという結果となっているようです。

新規事業担当者の課題・悩み

ここでは、新規事業担当者が抱える課題や悩みについていくつか紹介していきます。

アイデアが見つからない

第一に、新規事業を実現する根本となる”アイデア”が見つからないということです。

野村総合研究所が発表した「新事業創出支援に関する実態調査 最終報告書」によると、新規事業を行う課題点として「有望な事業アイデアが少ない」との回答が最も多い結果となりました。

このことからも分かる通り、新規事業を開始するにあたって、それを具現化できるアイデアが見つからないという悩みを抱えている人が多いことがうかがえます。

テーマの軸が曖昧で固まらない

いざアイデアが見つかったとしても、そのテーマの軸が曖昧でなかなか固まらないという悩みもあります。

たとえば昨今、AI(人工知能)が流行っています。自社でもAIを取り入れた何か新しい事業を実行したい!と考える人も多いでしょう。しかし、「最近流行っている」「今後市場が大きくなると予想されている」といった安易な理由のみで、AIにまつわる新規事業の実行に手を染めると、地に足がついていない状態で、なぜこの事業を実行しなければならないのかという根本の部分がふわふわしたままに終わってしまいます。

これはAIだけに限った話ではありませんが、結局のところ、新規事業担当者が強い想いをもった上でテーマを定めないかぎり、軸がブレブレとなってゴールまでたどり着けないことがあるため、注意が必要です。

新規事業を考える時間がない

新規事業担当者は、新規事業のためだけに会社にいるわけではありません。他の業務を並行しながら取り組んでいるので、任されているタスク量によっては新規事業に時間を充てている暇がないという方もいるでしょう。

大企業であれば、社内の稟議だけで数ヶ月かかることもあります。実際、某外資系コンサル新規事業では9ヶ月かかったという事例もあるくらいです。さらに、構想策定や戦略立案などと称したリサーチやプランニングにも、3ヶ月から6ヶ月もの時間を費やすため、一つの事業を遂行するためにはかなりの時間がかかります。

有望なアイデアを抽出する以前に、既存事業に時間を取られ、新規事業に回せる時間がないと頓挫される方もなかにはいるようです。

まとめ~新規事業立案は慎重に!~

いかがでしたでしょうか。今回は新規事業担当者の課題や悩みについて考察しました。

新規事業の成功率は30%程度と一般的に言われており、立ち上げたい!と思って簡単に実行できるというわけではありません。同時に、新規事業を成功させる秘訣や手段というのも明確に存在するわけではないので、意外な落とし穴が原因で失敗してしまったという事例も少なくはないです。規模の大小に関わらず、新規事業を行う際には慎重に取り組むことをオススメします。

弊社Relicでは、新規事業担当者向けの記事が多くリリースされています。以下はその一部です。こちらも併せてお読みください。

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参考資料

フロンティア人材研究会報告書(PDF資料)|経済産業省
担当者の悩みはどこに? | 月刊「事業構想」2013年12月号

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