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2019.11.18

「心理的安全性」は成果と無関係?本当のプロに必要な資質

「心理的安全性」は成果と無関係?本当のプロに必要な資質

みなさんは、「心理的安全性」という言葉を聞いたことがありますか?
世間ではこのワードが流行ってきていて、皆さんも耳にすることが多くなってきたのではないかと思います。
しかし今回は、「本当のプロにとっては心理的安全性など無関係だ」という新しい視点をご提供したいと思います。
では、心理的安全性について今一歩踏みこんだ議論をしていきましょう。

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心理的安全性とは

心理的安全性の一般的な定義や使われ方を調べると、 「心理的安全性とは、サイコロジカル・セーフティを和訳したものであり、ビジネスと強い関連性を持つ心理学用語です。心理的安全性は、チームの他のメンバーに対して恐怖や不安を感じることなく、自然体の自分を曝け出すことのできる環境や雰囲気のことを指します。」と出てきます。

大枠の話としては、耳にした際に非常に共感できるものも多く、日本企業はもっと心理的安全性を高める工夫をすべきだというのも間違いではありません。
しかし、こういった話と経営や事業、もしくは個人としての成長の話を結びつけることには非常に違和感があります。

心理的安全性は、一歩意味を間違えるとただの馴れ合いの風潮を拡げることに繋がってしまい、会社の成長を鈍化させてしまうこともありうるからです。
心理的安全性を高めようとするあまり、厳しいフィードバックなどが出来なくなったりなど、本末転倒な事態にもなりかねません。

手放しに称賛することの危険性

世界ではGAFA、日本国内ではメルカリ等の成長企業が実施している人事関連の施策やプロジェクトは、その因果関係の検証をすることなく手放しで称賛されたり、模倣する人が多いですが、これは非常に危険と言わざるを得ません。
そういった企業の場合において組織/人事改革と事業の成長においては因果関係を証明できることの方が珍しいのです。

むしろ「成長が全てを癒す」というキーワードをもとに、組織をおざなりにして事業を急成長させてきた革新的なビジネスモデルや収益性を誇る企業だからこそ、気づいた時に組織がボロボロになっていたりしてその手当の必要を感じたり、事業的に余裕が出てきているからこそ、そういう施策やプロジェクトをやるリソースがあるというケースの方が圧倒的に多いのです。

組織や人事はもちろん重要ではありますが、そこを少しいじっただけで会社や事業が成長するならば苦労はないということです。

プロには無関係の”心理的安全性”

心理的安全性に関する、大抵の人事的な取り組みや制度というものは、組織全体の底上げや標準化、公平性の担保といった目的で取り組まれるため、平均的/もしくは平均以下の意欲や能力の社員を主な対象としています。

一方、会社や組織全体に大きなインパクトを与えるような仕事ができる一部のトップ層の人材に対しては実はほとんど効果がありません。心理的安全性が低かろうが高かろうが、本当に優秀な人材は、そんなものは易々と突破して自分の意見や意志を主張し、周囲を動かし、形にして成果を出すということです。

新規事業プログラムなどやらなくても、成功する事業は各事業部から出てくるのと同様です。
厳しい言い方になりますが、
どんな環境下においてもパフォーマンスを発揮できる人が真のプロフェッショナルであり、周囲の環境や条件を気にしているうちは、自分はプロフェッショナルではないと吐露しているに等しい、ということです。

本当のプロとして成果を出すために

だからこそ、会社や組織が心理的安全性を高めようとしようがしまいが(節度を持って高める努力はすべきですが)、それと自分の成長やパフォーマンスは無関係のものと捉えておかないと、自分の成長に自らブレーキを踏むことにもなりかねません。

提言はしても、期待はしないというスタンスで、虎視眈々と自分自身の牙を研ぐということが、プロフェッショナルになるためには欠かせないということです。

まとめ

心理的安全性について、新しい視点をご提案させていただきました。こちらの記事をご覧の皆様には、ぜひ心理的安全性を言い訳にしたりせず、成果をあげ続けることを目指していただきたいと思います。

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