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2019.12.25

プロダクトイノベーションの概要とアプローチについて説明します

プロダクトイノベーションの概要とアプローチについて説明します

プロダクトイノベーションという言葉を聞いたことがありますか?
少子・高齢化の21世紀の日本社会において、経済成長のエンジンとしてプロダクトイノベーションの重要性が増しているといわれています。
今回はそのプロダクトイノベーションの概要とアプローチについて紹介します。

プロダクトイノベーションとは?

プロダクトイノベーションとは、革新的な新製品を開発して、差別化を図ることであり、もっと砕いていえば開発・製造・物流などで他社が真似できない革新的なプロセスを実現し、他社に製品で差別化することです。
テレビ、冷蔵庫、携帯電話なども各企業が行ってきたプロダクトイノベーションです。
このようなイノベーションは身の回り、場合によっては消費者の生活形態を劇的に変えることもあります。

1950年にGDPの26%を占めていた農業のシェアは1995年には1.8%まで低下し、第3次産業のシェアは42%から64%まで上昇しました。
このことからもプロダクト・イノベーションが産業構造のダイナミックな変化をもたらしていることは明らかです。

これからの日本、世界各国は少子高齢化などで物理的生産力は落ちることが予想され、経済成長を妨げますが、成長の鈍化を回避し、マクロ経済の成長を続けるには新しい財・サービスの創出が必須です。

プロダクトイノベーションが世の中に与える影響

先ほど述べたようにプロダクトイノベーションは世界に衝撃を与え、生活をも変えてしまうほどの影響を持っています
わかりやすい例で言えばスマートフォンです。
AppleがiPhoneをリリースしたことによりそれまでほとんどの人が持っていた二つ折り式の携帯電話が廃っていきました。
今や年齢性別問わずほとんどの方がスマートフォンで連絡、買い物、旅行予約などたくさんのことをしています。
このようにスマホが一台あれば何でもできてしまう世の中になり、様々なもののニーズがなくなっていき、新たなニーズが生まれました。
これは最近では『革新的な新製品を開発して、差別化を図ること』の最たる例であり、世の中に大きな影響を与えています。

プロダクトイノベーションのアプローチ方法

プロダクト・イノベーションのアプローチには、「技術主導型」「ニーズ主導型」「類似品型」「商品コンセプト型」の4つがあります。

技術主導型

技術主導型は、米国シリコンバレーの技術ベンチャー企業やバイオベンチャーに代表されるような、独創的で高い技術をもとに革新的な新製品を開発するアプローチです。

ニーズ主導型

ニーズ主導型は、日本企業が得意としてきたアプローチといえます。
例えば緑茶の缶製品化、ペットボトル製品化は、ニーズに合わせて開発するアプローチです。

類似品型

類似品型は、独創的な製品を後追いで開発することで、リーダー企業が差別化を図るチャレンジャー企業への対応としてよく見られます。
これはコンセプト主導であり、まずコンセプトありきでそれに必要な技術、部品、素材を開発していくアプローチです。富士フイルム「写ルンです」、キヤノン「レーザー・ビーム・プリンター」、東芝「ノートブックPCダイナブック」などは、コンセプト主導の開発といわれています。他社の製品の類似品を開発し後追いですが人気製品を作ることはれっきとしたプロダクトイノベーションです。

商品コンセプト型

商品コンセプト型は、従来トレードオフの関係にあったような技術を開発するケースが多く、困難な開発課題をクリアする必要があります。しかし、開発できると革新的な製品になる可能性が高いです。 例えば、製薬業界では新薬の開発に数百億もの開発コストが必要なように、プロダクト・イノベーションは業界によっては莫大な投資が必要とされます。そのため、製薬業界では自社開発力を持つために、M&Aにより企業規模を追求しています。

まとめ

プロダクトイノベーションの概要からアプローチ方法までを記事にしましたが、プロダクトイノベーションの社会に対する重要性を理解いただけたでしょうか?
世の中を変えるような画期的な製品が生まれるとそれの類似品、改良品、またそれに付随した製品が生まれ市場がガラッと変わり新たなイノベーションが起こります。
不況であったり、経済成長の停滞はプロダクトイノベーションによって止めることができます。
今回の記事がプロダクトイノベーションを知るきっかけとなれば幸いです。

【参考文献】

プロダクト・イノベーションとは・意味/グロービス経営大学院

プロダクトイノベーションとプロセスイノベーション/あがたグローバル経営グループ

プロダクト・イノベーションと経済成長:日本の経験/PDP

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