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2020.1.17

バイオベンチャーとは?事業内容や最新傾向を一挙解説

バイオベンチャーとは?事業内容や最新傾向を一挙解説

バイオベンチャーと聞いて、「どんな事業をやっているのだろう」と思っている方は多いと思います。そこで、今回はバイオベンチャーの事業内容や歴史・最新の傾向などを徹底的に解明していこうと思います。

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バイオベンチャーの定義

バイオベンチャーの定義は、一般社団法人バイオインダストリー協会によって定められています。

具体的には、以下の4つの要件に当てはまる会社をバイオベンチャーと定義します。

  1. バイオテクノロジーを手段・対象として事業を営む会社
  2. 従業員数が300名以下である会社
  3. 設立から20年が経過していない会社
  4. 研究開発・(医薬品などの)製造・先端科学コンサルティング・受託研究などを事業とする会社

これらの要件に全てあてはまって初めて「バイオベンチャー」と名乗れるということになります。

バイオベンチャーの事業内容

さて、そんなバイオベンチャーですが、実際にどんな事業を行っているのでしょうか。

結論から申し上げると、「バイオテクノロジーを利用して、産業を発展させるような技術を研究開発する企業」のことです。バイオテクノロジー(生命工学)とは、細胞の培養や遺伝子操作によって生命を工学的に扱う分野のことであり、医療・食品・化学・農業・環境・情報など、幅広い分野に広がっています。

バイオベンチャーを創業するきっかけとしては、大学や研究機関の研究者たちが、開発した技術を実用化するために創業される場合が非常に多いです。

バイオベンチャーの歴史

従来、医薬品は「低分子開発」と呼ばれており、化学反応を利用して開発製造を行うといった手法をとっていました。この方法では、多額の費用と長い年月を要することから、新規参入が難しく、大企業が独占的に研究開発を行っていました。

一方、近年になって、「バイオ医薬品」と呼ばれる、バイオテクノロジーを用いた医薬品が開発されるようになりました。こちらは、アイデア次第で医薬品の開発が可能になるという側面を持っており、大学やベンチャー企業でも研究開発に取り組みやすくなったという経緯があります。

とはいえ、バイオ医薬品の開発が容易かというとそうではありません。具体的にメリットとデメリットを紹介しますと、

  • メリット:薬の効果が高く、副作用が少ない。適用可能な病気が多い。
  • デメリット:製造価格が高い(製造が難しく、大量生産ができないため)・同じ効能の薬を作りにくい(生物由来のため)

デメリットに関して、従来の低分子開発では新薬開発のためには約300億くらいの投資でよかったのに対し、バイオ医薬品となると、数千億くらいの莫大な投資が必要になってきます。また、生物由来であるため、オリジナルの薬と全く同じと言い切ることはできず、安全性が問われることもあります。

バイオベンチャーの最新傾向

では次に、バイオベンチャーの最新傾向として、いくつかの事象を紹介しましょう。

大企業によるM&Aの活発化

これまで見てきたように、医薬品開発への投資は大規模化する傾向があるため、多くのバイオベンチャーは大手製薬企業やベンチャーキャピタルから資金提供を受けながら事業を進めます。また、大企業が持続的な成長を続けるために、バイオベンチャーがもつ知的財産権などを目的とした企業買収や提携(M&A)を執行する場合も多々見受けられます。

バイオメガベンチャーによる成功の兆し

実は日本におけるバイオベンチャーの創業ブームが過去に起こっていたことがあります。2003~2004年のことです。そして一般的に新薬を創出するのに15年以上の歳月がかかるといわれています。

もうお気づきかと思われますが、過去のバイオベンチャー創業ブームから早15年以上が経過し、日本でもだんだんと成功の萌芽が出てきているのです。具体的には、東大発のバイオベンチャーである「ペプチドリーム」・慶應大発のバイオベンチャーで再生医療に挑んでいる「サンバイオ」・開発された医薬品の販売で財をなすバイオベンチャー「シンバイオ」などがあります。

これらの企業に共有しているのは、バイオテクノロジーに関する先端技術を保有しているというだけではなく、それを事業化し、投資家から資金を引っ張ってこれる経営力をも有しているということが挙げられます。

しかし一方で、日本は海外のバイオベンチャー市場の後塵を拝しているという状況があることも確かです。日本の機関投資家のスタンスや言語の壁があると言われています。

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