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2020.9.29

遠隔医療の国内動向と主要サービス事例

遠隔医療の国内動向と主要サービス事例

コロナによる対面診療を回避する動きから加速した遠隔医療について、実際のサービス事例なども踏まえて解説していきます。

遠隔医療とは

遠隔医療とは、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」によると、「情報通信機器を活用した健康増進、医療に関する行為」と定義されています。

また、遠隔医療にはDoctor to Doctor(医師間の行為)とDoctor to Patient(医師と患者間の行為)に分けられます。

  • DtoD

DtoDと呼ばれる医師間でのやりとりは、主に患者の画像診断データのやり取りや、遠隔で読影を行うなどの遠隔放射線画像診断や遠隔術中迅速病理診断などがあります。

  • DtoP

私たちが遠隔医療と聞いた際にイメージするDtoP(医師と患者間)の種類は主に3つになります。

遠隔健康相談

遠隔健康相談は通常の診察とは異なり、医師や医療従事者による健康相談サービスです。

具体例としては、助産師などによる乳児を持つ親への乳児の健康サポートや薬剤師の服薬指導、学校医の教員に対する緊急処置の指導などがあります。

オンライン受診勧奨

医師から医療機関受診の指示や助言を受けることが出来るサービスです。

医師が患者に対して詳しく問診を行い、医師が患者個人の心身の状態に応じた医学的判断を行ったうえで、適切な診療科への受信勧奨を行います。

具体的には、「発疹」の症状に対して問診をし「あなたは、発信の形状や色から蕁麻疹が疑われるので皮膚科を受診してください」といった要領で行われます。

オンライン診療

医師から、診察・処方の受けられるサービスです。

原則として、初診を受けたことのあるクリニック・医師のもとで受けることが基本となっていますが一部例外として、禁煙外来のみ、初診もオンライン上で受けることが可能です。

遠隔医療サービス

curon(クロン)

curonのオンライン診療は初期費用0円、月額固定費用0円、かかる費用は、決済手数料のみということもあり、全国導入医療機関数約4,000施設以上と急拡大中です。

サービスの特徴として、ITに不慣れな方も直感的に操作出来るシンプルな設定のため医療スタッフも患者も簡単に使えることから、すぐに導入することが出来るということがあります。

主な機能としては、5つあります。

  • 予約

予約カレンダーを用いた、患者の予約状況の確認や、オンライン診療を受け付ける時間の設定ができます。

さらに、時間あたり診察する患者数を決めておき予約を受け付けられる時間帯予約機能や、

予約時に、予約料を請求する予約料の設定などができます。

  • 問診

問診において、オンライン診療でよく診察される疾患については、医師監修の問診票がデフォルトで設定されています。

さらには、医療機関ごとにオリジナルな問診票を複数作成でき、それぞれの患者に合わせて問診票をカスタマイズして作成することが出来ます。そして、最終的に簡単にPDF化することが出来ます。

また、問診票で、疾患部位を写真で撮影するよう促すことができ、診察前に疾患の状態を視覚的に確認ですることが出来ます。

  • 診察

スマホを用いたビデオ通話にて、リアルタイムで患者を診察でき、診察履歴も蓄積されるため、診察履歴の一覧を簡単に確認することが出来ます

さらに、患者検索機能により、多くの患者から診察したい方をすばやく見つけられます。

  • 決済

全てオンライン上でスムーズに行うことが出来ます。

  • 配送

クリック一つで配送することができ、配送状況もオンライン上で把握できます。

他にもヘルスケア機器との連携も進めており、日々のデータに基づいての診察なども行えるようになっていくと考えられます。

ポケットドクター(MRT株式会社)

ポケットドクターは業界トップクラスであるMRTの強みである「医師紹介実績100万件越え、全国1万施設と連携、国に認められたオンライン診療ノウハウ」を最大限生かしたサービスを展開しています。

先ほど紹介した、curonと基本的な機能はほとんど同じですが、違いは料金設定です。

curonが決済手数料のみだったのに対して、ポケットドクターは月額3万円のサブスクリプションモデルとなっています。

 遠隔医療デメリット

ここまで読むと、遠隔医療は素晴らしいツールのように感じますが、実際に使う上でのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

診れない病気がある

症状や目視できる範囲での映像を基にして、判断できる病気であれば判断することが出来ますが、耳鼻咽喉科や歯科など専門の器具を用いたり、直接見たり触ったりしなければならないものに遠隔医療は適していないです。

検査や処置が出来ない

診断の結果、血液検査やレントゲン写真などが必要になった場合は、結局直接来院しなければなりません。

まとめ 

遠隔医療は、現在コロナなどの対応で周知されていますが、いずれは、病気がはっきりしていて定期的に、診察と薬の処方の身を必要とする方がメインになるように想定されます。

そうなると、今後はデジタルに疎い高齢者層をどのように獲得していくかがカギとなっていくでしょう。

 

参考文献

遠隔診療と健康診断の違い

https://medionlife.jp/article2/

curon

https://curon.co/about?ref=header

ポケットドクター

https://www.pocketdoctor.jp/med/

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