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2017.5.8

クラウドファンディングが乞食と何が違うのかという批判はなぜ生まれるのか?

クラウドファンディングが乞食と何が違うのかという批判はなぜ生まれるのか?

「新しいモノやサービスの提供」「世の中に蔓延る問題の解決」などを起案者がプロジェクト化するために、専用のインターネットサイトで不特定多数の人々から支援金を集めるラウドファンディング近年国内でも大々的に取り上げられることが多く、認知度と活用率は急激に高まっています。

しかし、”目標達成”のために行うクラウドファンディングの資金集めが単にお金を求めているだけの、いわば乞食のようなものなのではと、批判と皮肉が寄せられるケースも少なくはありません。今回は、「クラウドファンディングが乞食と何が違うのか」という批判がなぜ生まれるのか、またどのようなことが要因となっているのかについて考察していきます。

起案者の努力が感じられない

アメリカやイギリスといったクラウドファンディング大国では、今や”億単位”のプロジェクトもざらに施行されており、日本でも新ブランドの開発や起業など、クラウドファンディングを通じた大掛かりなものはいくつも存在していますが、なかにはクラウドファンディングを介さなくても簡単に実現できそうなプロジェクトもあるのが現実です。

たとえば”目標金額が10万円”といったプロジェクトがあった場合、どんなに内容が素晴らしくても『10万円ならバイトで何とかなるだろう』『貯金を叩けば済む話ではないのか』などの意見が寄せられ、クラウドファンディングという名目のもと、「ただお金を貰いたいだけだ」と判断されてしまうケースもあります。

プロジェクト達成のために必要な資金を募るクラウドファンディングにおいて、個人のお金で実現可能なものは、やはり単なる「お金欲しさ」だと思われてしまい、起案者の熱意や真剣さもサポーターに伝わりにくくなってしまいます。そのため、あまりにも小規模で簡素なものだと、乞食のような行為なのではと批判を喰らうこともあるのです。

自己満足に終始し、社会や周囲の人への好影響が無い/少ない

冒頭の通り、クラウドファンディングは「新しいサービス」や「問題の解決」など社会に役立つためのプロジェクトが主で、人々にとってメリットが感じられるものでなければなりません。起案者のみが満足に浸り、社会や周囲の人に対してになんの好影響も与えないという風に見えてしまうプロジェクトでは誰も協力しようと思いませんし、むしろクラウドファンディングの意味を理解していない「勘違い」と揶揄されてしまう恐れもあります。

過去にとある女子大生がクラウドファンディングを通じて世界旅行を試みようとしましたが、プロジェクト内容を知った支援者から『ただ人のお金で旅行したいだけ』『自分以外にメリットがない』などの辛辣な批判を喰らった事例がありました。そういった”自己満足”に終わるだけのプロジェクトは、メリットが自分だけに向けられるため、批判されてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

借金のためなど、プロジェクトの実施に関係ない資金使途

クラウドファンディングはプロジェクトごとに達成に向けた目標金額の設定が行われます。上記の通り、数十万のものから数億円のものまで幅広くあります。

目標金額を上回る資金調達に成功すればプロジェクトは成立し実行に向けられますが、「支援金の残額はどこに使われているのか」という批判も少なくはありません。そのプロジェクトにさらなる付加価値をかけるための資金として活用されるケースもありますが、なかには自己のためのお金、とりわけ借金のために利用されるといった事例もあるのです。そうなると、プロジェクト自体に魅力を感じてお金を投資したにも関わらず、自分のお金が起案者の個人的理由に回されるのであれば支援金を提供したくないと感じさせてしまうことでしょう。

プロジェクトとは全く別のところで使うお金を募る行為は、もはや「乞食」と批判されてしまったとしても、致し方ないと言えるかもしれません。

まとめ

今回はクラウドファンディングが乞食と何が違うのかという批判について、なぜそのような批判が生まれるのか、その要因や注意点などをご紹介しました。

もちろん、クラウドファンディングを通じて行われるプロジェクトのほとんどが、社会のことを考え、人々に十分なメリットを与えられるものばかりです。しかし、なかには「ただお金が欲しいだけ」で開始されるプロジェクトも存在しています。

今後クラウドファンディングを始める予定の方は、乞食と批判されないようなプロジェクトを考えて進めてみてください。

 

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