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2018.11.26

オープンイノベーションの海外事例3選

オープンイノベーションの海外事例3選

以前、Batteryでは『海外でのオープンイノベーションの活用例5選』について解説しました。今回は、海外でのオープンイノベーション事例についてさらに3つほどご紹介します。以下をご覧ください。

ローカルモーターズ

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自動車業界の常識を覆し、斬新な手法で自動車の開発を行っているローカルモーターズ。2007年にアメリカのアリゾナ州で設立され、これまでにない新しい手法で実績を上げています。

ローカルモーターズでは、エンジニアやデザイナー、自動車ファンが集結するWeb上のオープンプラットフォーム『FirstBuild』を築き、自動車開発にまつわる様々な情報をオープンな環境で共有しつつ、企画から設計、開発、販売までを一環して共同で実施しています。

FirstBuildには、企業、個人問わず、デザイン関係や製造業に携わる多くの人々を招き入れ、なかには学生もメンバーにいるなど、その数なんと3万人を超えているようです。

そんなローカルモーターズは、これまで低コストかつ専門性の高いツールを活かして小規模生産モデルを開発してきました。同社のモノづくりの手法は、革新的なデザインや品質などからも高い評価を受けています。そして2015年には、世界初となる3Dプリントで製作された市販車『LM3D スイム』が完成し、現在、正式販売も行われています。

まだ世間に普及し始めたばかりの3Dプリンターですが、大手企業が最新技術を取り入れ、製品化にこぎつけるのは、まさに常識にとらわれないローカルモーターズが行ったオープンイノベーションの真髄であると言えるでしょう。

スターバックス

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世界規模で展開するコーヒーチェーン店のスターバックス。1971年にアメリカのシアトルで誕生し、国内でも1995年に日本法人が設立されて以来、幅広い世代に愛されています。

そんなスターバックス(以下スタバ)には、誰でも新メニューが考案できる『My Starbucks Idea』というWebサイトがあり、これまで多くのスタバファンの夢を実現してきました。

My Starbucks Ideaは、「お客様と共にブランドを創る」をコンセプトにスタート。世界中の顧客からさまざまなアイデアを募集し、その中で採用されたものはすべてサイト上で公開されます。さらに、アイデア採用に至るまでの顧客・スタバ間の交流内容までもすべて公開しており、ドリンクやケーキ、グッズ、レジ、店内のインテリアなど、多岐に渡った内容を募集しています。

残念ながら、同サイトは今のところアメリカでしか存在していませんが、将来的には国内版も誕生する日が来るのではないでしょうか。

IDEO

画像出典:IDEO – Tom Raith

アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルトに本拠を置くデザインコンサルタント会社のIDEO。「デザイン思考の伝道者」と称されているこの会社は、これまで数々の企業が抱える課題に、”デザインの力”で応えており、最近ではマネジメントコンサルティングにも注力しています。

IDEOは2010年から『Open IDEO』という社会問題解決のためのオンラインプラットフォームを運営しています。ユーザー同士がさまざまなアイデアを出し合い提示された社会問題の解決策を考えるというサービスであり、2018年10月現在、実に17,000以上のアイデアが集結しています。

Open IDEOでは、特定の個人や企業の枠組みに限らず、世界中のあらゆる人々の知恵や経験を活用し、困難な社会問題に対し真摯にアプローチする取り組みを図っています。特に、インドの低所得者層の水・衛生状況を変えるソリューションを世界中から募集した例は、かなり有名です。

同プラットフォームでは、こうした解決の難しい問題にアプローチしており、世界中から知を集結させ、社会全体に高利益をもたらす取り組みを行っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は『オープンイノベーションの海外事例3選』について、ローカルモーターズ、スターバックス、IDEOの事例を紹介しました。

近年、国内でもトヨタ自動車やソフトバンク、富士ゼロックスなど、あらゆる大手企業がオープンイノベーションを実践しています。自社にとどまらず他社や顧客から新しいアイデアを募集し、これまでにない斬新な切り口で商品やサービスを生み出していくスタイルは、今後もますます需要が伸び、導入する企業の数も増えていくことでしょう。普遍的な当事者意識を持ち合わせ、社会問題に関心を持つ人が増えていく流れを作ることで、問題解決がほどよくスムーズに進んでいくかもしれません。

オープンイノベーション についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事もご参照ください。

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