2023.11.18

ソーシャル・イノベーションを徹底解説

ソーシャル・イノベーションを徹底解説

今話題の「ソーシャル・イノベーション」。直訳すると「社会イノベーション」ですが、実際どういったものなのか、よく理解している方は少ないのではないかと思います。

今回は、ソーシャル・イノベーションとはなんなのか、その必要性に迫っていきたいと思います。

ソーシャル・イノベーションの定義

ソーシャル・イノベーションは、「社会問題を解決するための技術革新やビジネスモデルの変革」と説明されます。この概念自体を打ち出したのは、「イノベーションの父」として有名なピーター・ドラッカーです。

有識者の見解でも、定義はバラバラであったりします。しかし、社会・世界を良い方向に持っていこうという目的は、誰もが共有している概念であるといえます。

ソーシャル・イノベーションの必要性

さて、なぜソーシャル・イノベーションが今必要とされているのでしょうか。

まず、これまで社会課題解決を担っていた行政・民間企業・NPOなどの団体が限界を迎えているという事情が考えられます。世界規模で見れば、人口は増大する一方で取り残された社会課題はごまんと存在しています。さらに、格差社会も広がり、人々の間の溝が解決できないほど深くなってきました。

また、国連が出しているSDGsに示されている通り、『循環型社会』の実現が目指されているからです。21世紀に入った世界は、従来の大量生産・大量消費の世界から、再利用・自然エネルギーの活用の時代に入りました。しかし、21世紀の初頭は、「地球に優しい」というキーフレーズの元、経済成長が軽視されている傾向がありました。それでは持続性がないことは明らかです。ソーシャル・イノベーションでは、社会・環境の発展と経済的持続性の両立を目指しており、まさに永続的循環を目指しているわけです。

SDGsに関してもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

SDGs第一弾〜今さら聞けないSDGsとは?~

SDGs第二弾〜SDGsと経営・事業の関連性とは?~

SDGs第三弾〜SDGsと新規事業〜

ソーシャル・イノベーションは事業創出のヒント

sdgs-socialinnovation

出典:日本SDGs協会

最近生み出されるイノベーションのほとんどは、ソーシャル・イノベーションであるといっても過言ではないでしょう。多くの企業が社会課題の解決に奔走しています。

ならば、逆にそれをチャンスとして捉えることもできます。

国連の出しているSDGsを初めとして、取り組むべきテーマが決まっているということは、それを機軸にして新規事業や起業のアイデアを発想することが可能です。画像に示されているテーマから、自分ができることが何かを考えてみるのもいいですね。

イノベーション創出に困ったら

新規事業の創出は、専門的なノウハウが必要になってきます。

我々Relicは日頃から大企業様の新規事業開発支援を行っています。ソーシャル・イノベーションについて考えたが、実際にどう具現化すればいいかわからないという場合はぜひ一度ご相談ください。

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